SSブログ

シノダケ・ヒンメリ43 様々な多面体:「変形立方体」から作る星形とその内包 [シノダケ・ヒンメリ]

第40回で紹介した「変形立方体」から星形を作って、そして更に43回で出来た正6面体への内包を試みると、どんな図形になるのでしょうか?
それを試みてみました。

展開図.jpg
展開図

「変形立方体」の構成は「正方形6枚、正三角形32枚」ですから、全部に角をつけると38角星が出来ることとなりますが、前回同様、上の展開図の緑色の三角の8つについてのみ角を出すことにしました。「38面体型8角星」となります。

下の図は、前回の「筋交い入り変形立方体」です。

筋交い入り変形立方体.jpg
筋交い入り変形立方体

ここまでの≪レシピ≫は、
外側の「変形立方体」は、5cmで60本。
内側への筋違いは、正方形6ヶ所から、5cmで24本。
更にその内側で作る正8面体の寸法は、3cmで12本。
(ここまでは、前回と同じです。)

今回は更に、
角を出すために、三角形の突起の寸法は、5cmで24本を使いました。
最後に、三角形の突起を繋いで正6角形を作るために、辺の長さ、13cmで12本を使いました。

下の図のように出来上がりました。
変形立方体の正方形と外側の正6面体の正方形とが微妙にずれているのが分るでしょうか。
このことが正6面体の6つ面で同じように現れました。これも今までにない図形です。

角出し筋交い入り変形立方体.jpg
角出し筋交い入り変形立方体

≪作り方≫
1、最初に「変形立方体」を完成させます。
・筋交い入り変形立方体の作り方は、第40回にありますので参考にしてください。
2、その上で、8か所の三角形から新たにワイヤーを引き出し、角を作ります。
・三角形の突起の頂点からワイヤーを繋いで、外周の正6面体を作ります。

前回と今回、二つの多面体から星形の突起をつけて更に、正6面体で包む作業をしました。
大きさの異なる正方形が角度を変えて一つの面に現れました。
私のお気に入りがまた一つ増えました。

星形突起付き正6面体包み変形立方体.jpg
星形突起付き正6面体包み変形立方体

  N山さん

コメント(0) 
共通テーマ:地域

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。