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昔の計算には愛嬌があった! タイガー計算器 [よもやま話]

昼休みは食事しながらよもやま話に花が咲く。「タイガー計算器って知ってる?」と万物博士のS田さん。「なに、それっ?!」。「数字をセットしてハンドルを2~3回グルグル廻すと計算ができる」と農業主任のT橋さんが加わる。「逆に回すと割り算になる。会社に入った頃、電卓がなく、タイガー計算器で計算したんだ」。

ハンドルを廻すと計算するなんて、狐に化かされたようで可笑しい。そんな遠い昔の話でもない。S田さんやT橋さんが知っていて、N田さんやN山さん、S子は知らない。年の差は5歳ほど。「手計算なんか比べようがないほど速かった」とトーンが高くなるS田さん。いつも冷静沈着な紳士がよほどのこと。グルグル廻してポンッ! なら子どもに人気のガチャポンがあるが、計算するところが妙。調べると、掛け算は足し算を繰り返して求めるらしい。

タイガー計算器.jpg
タイガー手廻計算器。大本寅治郎さんが、大正8年(1919年)国産計算器の発明考案に着手し、1923年商品として完成し「虎印計算器」として販売を開始しました。
タイガー手廻計算器資料館:https://www.tiger-inc.co.jp/temawashi/temawashi.html

「僕の頃は理系で計算尺を使っていた。ヘンミ計算尺ね」とN山さん。「あった! あった! でも使い方がよくわからなかった」。やはり電卓は画期的。コンピューター全盛のいまも生き残っている。それとソロバン。

「ナメクジを油に入れると消えるの、知ってる?」と山守のB場さん。「庭に大量発生したので、試しに灯油に入れたら溶けちゃった!」。何ともウーウー……。
と、「大きい! 何?」と虫を捕まえテーブルの上に置く。「チョウか、ガの幼虫? 尻尾を向けて丸まった!」とB場さん。ちょっとグロテスク!

幼虫.JPG
5センチ超のビッグ幼虫。

秋のなな山.jpg
秋のなな山

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