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ヒイラギ 柊 モクセイ科 【なな山植物誌】 なな山だより [なな山だより]

12月末になると、なな山の広場入口の両脇にあるヒイラギの花が咲きます。白くて小さな花で目立ちませんが、モクセイ科なのでとても良い香りがします。ヒイラギの葉は若いうちは刺が痛いのですが、古木になると枝の上部の葉の刺は無くなり、丸い葉になります。また、なな山のトイレの脇にあるカクレミノの葉は、1枚の葉が3つに分かれたり、5つに分かれたりしていますが、幹の先端のほうの葉は1枚になります。異型(形)葉といい、幼木と成木で、あるいは成木の中でも違う葉の形になる木があります。なな山のヒイラギには異型葉は見られませんが、高尾山の1号路で3号路と分かれた先の左側にあるヒイラギには刺のない葉が見られます。ホルモンの働きでこのようなことが起こるようです。
他にもあるかも知れません。探してみましょう。
   N原さん
        「なな山だより」48号より

ヒイラギの花_だより48_200112.JPG
ヒイラギの花

ヒイラギの異型葉_だより48_200112.JPG
ヒイラギの異型葉。中2枚は過度期のもの

カクレミノの異型葉_だより48_200112.JPG
カクレミノの異型葉

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