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シノダケ・ヒンメリ85 シノダケでリングの作り方2:詳細図解版 [シノダケ・ヒンメリ]

前々回「83」で紹介したリング状の作成手順の部分を簡潔な図解にしてみましたので紹介します。

≪作り方の手順≫
.8面体の内径に当たる部分を除き、21(n=21)個を繋ぎます。

手順1.jpg

最初に21本で輪(=外周)を作ります。下図の黄色部分。
黄色の輪(=外周)の上に図の桃色部分のように、二本入れては外周と繋ぐを繰り返し、三角形を21(n=21)個作ります。
次に、②と同様に、黄色の輪(=外周)の下に図の赤色部分のように、二本入れては外周と繋ぐを繰り返し、三角形を21(n=21)個作ります。

.内径に当たる部分を除き8面体を組み立てます。(反時計回りに進めます。)

手順2.jpg

外周部分からワイヤー2本とも引出し、2本一緒に部材1本に入れます。
引き出した2本のワイヤーに各々部材1本を入れて、一つは右の8面体の頂点(三角形の角)のひとつと繋ぎます。(ピンク★からアカ☆)
もう1本ワイヤーも同様に部材1本を入れて、右のもう一つの8面体の頂点(三角形の角)と繋ぎます。(ピンク★からミドリ☆)
②、③ともワイヤーに三角形の角から部材1本を入れて、ワイヤー同士を結びます。(キイロ☆で2本を結ぶ。)
①の作業(外周部分からワイヤー1本引出し、部材1本入れ)、④の2本のワイヤーと結びます。(3本のワイヤーをキイロ☆で結ぶ。)
②から⑤までの作業を繰り返します。(ワイヤーは2本で進めるので、1本はシノダケ部材の中で処理する。)繰り返していくと、蛇腹の構造まで完成。

.後は、リングに沿って、内径(キイロ線)と頂点2ヶ所を結ぶ(ピンク線とアカ線)の合計3周の繋ぎの部材を入れれば、完成です。

手順3.jpg

8面体の内径に当たる部分を繋ぐ部材(キイロ:5.4センチ)を入れ順に繋ぎます。(これでほぼ完成ですが、リングとしては上下にグニャグニャです。)
8面体の上にピンクの繋ぎを入れてリングを補強します。
②が完成した段階でリングをひっくり返して、8面体の下にアカの繋ぎ(6.6センチ)を入れてリングを補強します。これで完成です。

【図中の記号】
★印:を結ぶ。
■印:ワーイヤー折り曲げる部分の表示。
実線:シノダケ材の位置と進行方向。

【再掲:参考:今回の部材寸法の出し方】
なおこの方法で、内径の部材寸法(イ)と補強の部材寸法(ウ)は、8面体のメインの寸法(ア)と8面体の個数(n)により、以下の式で求めることが出来ます。
イ=ア*(1-3.14*2/n)
ウ=(ア+イ)/2

【再掲:今回のレシピ:正8面体の個数21個の場合】
ア 7.8センチの部材:231本(=11*21)
イ 5.4センチの部材:21本(内径部分を繋ぐ部材)
ウ 6.6センチの部材:42本(8面体の上と下に繋ぎとしていれる部材)
全部で、3種類、294本となります。
なお、部材の寸法は、比率が同じであれば、自由です。
   N山さん

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