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異様なビニール巻きがぶら下がっている!-なな山レポート(2020.4.21) [活動報告]

なな山緑地の会の皆さま

前回は、西側のバス通り沿いがキレイになっていた話でしたが、しばらく行かないうちにいろいろな変化があります。同じバス通りに沿ってなな山緑地の側に植えてあるクヌギの樹に見慣れぬものがぶら下がっていました。今回はその話です。

一見するとハチトラップのようですが、こちらはハチの巣箱だそうです。

ハチの巣箱.jpg
バス通りから見るとこんな感じ

フォーカスするとこんなものが二つぶら下げてありました。
聞くところによると、ツバメの飛来数を増やしたいと考えている人が居て、ツバメを増やすためには、ツバメの餌となるハチが居なくてはダメということで設置された巣箱とのことでした。

巣箱拡大.jpg
巣箱の拡大

「誰だ、こんなものを設置したのは?」という方もいるかとも思いますが、ちゃんと会長、副会長には許可を取ってのことだそうで、朝のミーティングで話をする矢先に、活動自粛になってしまったとのことでした。

もう一つの巣箱.jpg
もう一つの巣箱

活動は自粛中ですが、山は生き物。一日一日変化しているのだと分かります。
・・そんな話とは違いますね。(失礼しました。)
   N山さん


※このレポートにA田さんから以下の補足説明がありました。

この件は、私とT木さんしか知らなかったと思います。
N山さん、良いところに目を付けていただきありがとうございます。
少し、私の知っている範囲で説明しておきます。

発端は、大妻女子大学の甲野先生です。
甲野さんの知り合いで、百草団地に住んでいる野鳥の研究者がおり、その人から、研究の延長線上で、ツバメのエサになるコバチの巣を設営してその様子を観察したいので、なな山緑地の一角を使わせてもらえないか、とのお願いがありました。T木さんに相談したところ、そのような方がいることは聞いたことがあるとのこと。

3月22日の活動日に3人でなな山で会い、了解し場所を決めました。

ハチの巣は、ヨシを束ねて濡れないように波板でくるんだものです。それを2か所、写真のクヌギの木に固定しました。
コバチは、ハナバチ・狩りバチといわれる小さなハチです。
花粉を詰めて卵を産むハナバチ、麻酔した虫を詰めて卵を産む狩りバチ、両方がやってくるとのことです。(ハチの固有の名前ではないそうです)

さあどうなりますか。会員の皆さんも安全を確認しつつ、観察してみては如何でしょうか。
今年の夏の終わりまでがワンクールということになるようです。

多摩市内でも市の環境政策課が音頭を取って、ツバメの観察をグループで行っています。もうすでに今年も各地でツバメが見られています。そのエサ不足解消を考えているようです。
   A田さん

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