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葉裏に3本線のサイハイラン、根が分かれて茎が伸びるノビル [よもやま話]

西の谷奥のサイハイランは日照が変わり、生育が優れない。周りに成長の早いヒイラギナンテンを移植して日陰を広げることにした。作業がほぼ終了した頃、「サイハイランの見分け方、知っている?」とI井さんが質問。
「……」。
ラン特有の船形の葉はおおよそ見当がつくが、サイハイランを見てもシュンランなどと特に違いが分からない。「葉の裏を見るとわかるの。線が3本ある」と葉をめくる。
ちなみにサイハイ・ランは、戦国時代の武将が戦闘開始の合図に使う「采配」に似ているから。

サイハイラン(葉裏)_IMG_8548_20200322.jpg
サイハイランの葉裏。3本線がある

バス通り沿いの傾斜地で花を探していたら、「ノビルって食べたことある?」とM本(勇)さんが根っこ付きの草を見せる。「うーん……ノビル? ないかな?」。「ノビル」で思いだしたのが東日本大震災で被災した地元宮城県の野蒜海岸。「T橋さんが食べたら旨かったって」と洗いに向かう。戻ってくると、根のコブを指さして「ここから根が分かれて茎が伸びる」。昔食べたような気がしてきた。

ノビル_IMG_8559_200322.jpg
ノビル。採ったばかり

ノビル_IMG_8562_200322.jpg
ノビル。小さいコブがある

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