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丸太切り装置の話 ~なな山の活動から~ [よもやま話]

明星小学校のイベントの中で子供たちに「体験」学習として「丸太切り」をしてもらった。

すでに、ブログでもその様子を紹介しているように楽しそうにやっていた。今回は、その子供たちの様子ではなく、この楽しそうな丸太切りを実現させた「装置(道具立て)」の話をしようと思います。

丸太切りの様子.jpg
丸太切りの様子

「装置」と言うと大袈裟に聞こえるかもしれないが30人ほどの自動に5セットの丸太切り装置を用意した。
この装置がすごいのは、大人がサポートしなくても子供たちだけで丸太切りが楽しめるところだと思う。
上の写真は、大人が押さえているが、台になっている丸太を調整すれば、十分に子供たちだけで丸太切りが出来ると考えている。

丸太切り装置.jpg
用意した「丸太切り装置」の全景

一脚を拡大すると、丸太の上部にⅤ字型の切り込みが入れてあり、丸太が固定され安定している。
二脚の間に子どもが入って座り、両側から切るようにしている。二人一組で4人が一緒に作業するので、楽しい。二人が座っているので、全体が安定する。

一脚の拡大図.jpg
「丸太切り装置」の一脚の拡大図

丸太を切っていくと切り口の位置が台に近づいてくる。台になっている丸太の移動と安定のためにクサビを用意した。
台の丸太の両側に挟むように差し込めば安定するし、移動の際にも簡単に取り外すことが出来る。

クサビ.jpg
クサビ(2本をワンセットで使う)

当初は一度にたくさんの子供たちに丸太切り体験をしてもらうのは難しいと考えていたが、A田さんが教えてくれたこの方法で、大量かつ安全に丸太切りを実施することが出来た。
その材料になった台の太い丸太も丸太切りに使ったヒノキも簡単に用意することが出来た。すべて現地調達である。
ちなみに、ヒノキを丸太切りに使ったことで、子供たちは匂いを嗅いでヒノキを実感することが出来たし、その樹皮を剥いで楽しんだ子もいた。なかなか体験できないことを短い準備時間の中で用意することが出来た。

・・今回の大規模なイベントに参加することで、なな山の底力を強く感じることとなった。
   N山さん

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