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「シノダケ・ヒンメリ」その13、シノダケの入手について [シノダケ・ヒンメリ]

今回、「テキスト」を公開して、”じゃぁ材料はどうやって手に入れるの?”とか、”どんな道具を使って作品を作っているの?”とか、についてお話をしていないことに気付きました。
何回かに分けて、材料の入手と制作のための道具などについてのお話をしたいと思います。

1、しのだけ(アズマネザサ)の入手について。
調べてみると、漢字では「東(国)根笹」とあり、東日本に分布している、イネ科の多年生常緑・半常緑竹、園芸植物、となります。
東京の郊外に住む私たちにとっては、山や里道のそばに生えているのを見かけます。

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シノダケ

「竹の中でもめずらしい雑草の仲間。これがはびこると木々の成長が脅かされるので、森林を守るための伐採がかかせない。別名シノダケ。」というのもありました。
出典:四季の山野草・アズマネザサ
http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_917.htm

シノダケ_2.jpg
シノダケ

な山緑地で里山管理をしている私たちにとっては、毎年邪魔なところに生えてくる厄介者でもありますが、昔は「めかい」の材料として使われてきたものでもあります。
参考:多摩めかいの会
http://towntip.jp/tama/sns/community.php?bbs_id=746

めかい.jpg
めかい

なな山緑地の「シノダケ・ヒンメリ」は、シノダケのめかいの材料よりは細く丈の短いモノで厄介者といわれているモノを活用して遊ぼうという取り組みです。
私の住む多摩では、里山の他、一本杉、野津田公園などの大きな公園、よこやまの道にたくさん生えています。
多くは、土地所有者や管理者にとって厄介者ですが、勿論勝手に摂って好い訳ではありません。

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シノダケ

それでは、どうやってシノダケを入手するのが好いのでしょう。私たちが材料を得ているように、多摩グリーンボランティアに加わって里山管理の中で材料を得るのが好いと想うのですが、そのような活動が出来ない人も居ると思います。

そのような人のために、グリーンボランティアの活動日に一緒に採取するような機会を作って行きたいと思います。
希望がありましたら、「なな山緑地の会」のホームページから「なな山緑地の会への見学・入会の案内」をご覧いただいて、ご連絡ください。
「シノダケ・ヒンメリの記事を見てシノダケを採りたい」とお伝え頂ければと思います。
なな山緑地の会ホームページ
http://www.geocities.jp/nanayamaryokuchi/

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