ダメ! そんなにいっせいに咲いては! [よもやま話]
うららかな春の陽射しをいっぱいに浴びたなな山。今が見頃と、新芽が吹き出し、可憐な花が咲き、黄緑色の葉が広がりだした。作業の息抜きに木を見上げれば、新緑の樹間から青い空と白い雲が覗き、魅入られてしまう。
山道の改修工事をしていると、「カメラ、持っている?」とN原さん。「白い小さい花、わかる? 離れているけど。マルバアオダモ」。確かに離れている。しかも周りの鮮やか緑の葉が小さい花を守っているようで、カメラの焦点が合いづらい。「こっちはコバノガマズミ。白くて綺麗」。軽やかに歩き回る姿は、林の中を花を探して飛び回る蝶のようだ。
N原さん・I井さんの花探索隊と合流した改修隊は、西の山や中の谷で春を見つけて感動の声を上げる。まだ蕾のホウチャクソウやエビネも可憐な姿を見せていた。
「自宅の庭に生えたハリギリで、ズボンが裂けてしまった」とB場さん。「トゲが強い」。どの花? と声をかけると、新緑の綺麗な葉を広げた草木を指す。見ると、夏場よく引っかけて痛い思いをする、あの頑丈なやつだ。
解散前の写真撮影を終え、帰り支度をしていると、「西の山の奥にあるサクラ、見た?」とM岡さんが声をかけて来た。昨年来、手を入れて綺麗になった奥地に確かサクラのようなものがあったはずだが、行っていなかった。「歩道側から見た方が撮影しやすい。帰り道だから案内してあげる」とナビゲート。見たことがないサクラ。「ウワミズザクラです」。
3つ以上は覚えられないのに、2桁も名前が飛んできた。次から次へと名前を聞いては忘れるの繰り返し。少しでも記憶に残れば、みなさんの話に加わることもできるはずだが……。
マルバアオダモ
コバノガマズミ
アオハダ
キンラン
ハリギリ
ホウノキ
エビネ
ヒゴスミレ
ホウチャクソウ
ウワミズザクラ
山道の改修工事をしていると、「カメラ、持っている?」とN原さん。「白い小さい花、わかる? 離れているけど。マルバアオダモ」。確かに離れている。しかも周りの鮮やか緑の葉が小さい花を守っているようで、カメラの焦点が合いづらい。「こっちはコバノガマズミ。白くて綺麗」。軽やかに歩き回る姿は、林の中を花を探して飛び回る蝶のようだ。
N原さん・I井さんの花探索隊と合流した改修隊は、西の山や中の谷で春を見つけて感動の声を上げる。まだ蕾のホウチャクソウやエビネも可憐な姿を見せていた。
「自宅の庭に生えたハリギリで、ズボンが裂けてしまった」とB場さん。「トゲが強い」。どの花? と声をかけると、新緑の綺麗な葉を広げた草木を指す。見ると、夏場よく引っかけて痛い思いをする、あの頑丈なやつだ。
解散前の写真撮影を終え、帰り支度をしていると、「西の山の奥にあるサクラ、見た?」とM岡さんが声をかけて来た。昨年来、手を入れて綺麗になった奥地に確かサクラのようなものがあったはずだが、行っていなかった。「歩道側から見た方が撮影しやすい。帰り道だから案内してあげる」とナビゲート。見たことがないサクラ。「ウワミズザクラです」。
3つ以上は覚えられないのに、2桁も名前が飛んできた。次から次へと名前を聞いては忘れるの繰り返し。少しでも記憶に残れば、みなさんの話に加わることもできるはずだが……。
マルバアオダモ
コバノガマズミ
アオハダ
キンラン
ハリギリ
ホウノキ
エビネ
ヒゴスミレ
ホウチャクソウ
ウワミズザクラ