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古代エジプト文明に思いを馳せてツタンカーメンを栽培 [よもやま話]

2月11日、畑の端のウネを借りて、ツタンカーメン(エンドウマメ)の種を植えた。この種は、T熊さんからいただいたもの。元を辿ると、多摩中学校で採取したツタンカーメンのマメ(種)という話。このマメは古代エジプトのツタンカーメン王の墓から出土したマメの子孫らしく、戦後日本に渡り、古代エジプト文明に思いを馳せるロマンから学校などで栽培されてきた。自宅のベランダでも同じ時期にプランターで植え、生育を比べることにした。

2月25日には芽が出てきた。「芽を間引きして、間隔を空けた方がよい」と畑主任のT橋さん。「間引きしないと、大きく成長したとき、実が大きくならず収穫が少ない」。なな山の畑ではT熊さんたちが間引きしていた。家のベランダでは、せっかく大きくなった芽を心を鬼にして抜いたが、プランターの幅が短く、生育させられるのは2つと思われたが、6つ残した。

順調に伸び、これもT橋さんの指導でササタケを支柱にした。当初は南向きのベランダの方が生育がよかったが、いつの間にか畑の方が背丈が大きくなった。赤い花が咲き出し、畑に彩りを添えていた。花からサヤができるが、エンドウマメの緑色に対してツタンカーメンは紫色でドキッとする。

近所の畑のエンドウマメを見ると、もっと背丈が大きく、実も大きい。ベランダではサヤからマメが透けて見えるようになったので、いち早く収穫。サヤエンドウと同じように調理できるというので、マメご飯にした。まあ普通のマメご飯だが、気持ちだけいつもより美味しいかな。

なな山の畑では、こんどの活動日に収穫できるのでは?

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2月25日。2月11日蒔いた種が2週間後には芽が出た。この写真は間引きしたあと。

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3月11日。順調に大きくなったツタンカーメン。

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3月25日。ササダケを支柱にした。

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4月8日。ササダケに絡まりながら伸びる。

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4月22日。開花していた。

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4月22日。赤い花はかなり目につく。

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5月3日。自宅ベランダで収穫したツタンカーメン。

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