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帝京大学・教職研究科講座「なな山緑地散策」(2018.5.15)報告 [連携イベント]

帝京大学・教職研究科講座「なな山緑地散策」が5月15日なな山緑地で開催されました。

帝京大学大学院教職研究科(教職大学院)三石教授 大森教授
なな山緑地散策  5月15日(火)12:30~14:30
教授・学生8人と合わせて10人
なな山緑地の会 M崎さん、M岡さん、N原さん、I田さん、S々木さん、相田さん

まず、緑地の活動で発生した材で作った大小の「ぶんぶんゴマ」を全員に試してもらいました。
昨年大いに盛り上がったこともあり、散策前の勢い付けに遊んでもらったのですが、今年もやはり思惑通り皆さんがはまったようです。二人で回す特大サイズも充分に役割を果たしてくれました。
その後、約1時間半かけて、ゆっくり5月の森のみどりを観察・鑑賞していただきました。
春の草花は、わずかに名残を留めていて、サイハイラン、ワニグチソウは花盛りです。ウグイスカグラの実が赤く熟れ始め、口に含むと優しい甘さが感じられました。
もうすっかり初夏の装いに変わったなな山散策は、みどりの空気にどっぷりとつかった心地よい散策となりました。
かつての里山として人々の暮らしとともにあったこの緑地を歩きながら、西の山、中の山、東の山の植物相の違い、生物多様性の意味を考え、これからも、このような雑木林を維持していく必要性にも触れながら、説明をしていきました。
大学院生の反応が、話しにつれて敏感に返ってくる心地良さを感じ、説明役冥利に尽きるうれしい思いをさせていただきました。

なな山の植物説明_640.jpg
なな山の植物説明

ぶんぶんゴマを試す_640.jpg
ぶんぶんゴマを試す

特大のぶんぶんゴマに興じる_640.jpg
特大のぶんぶんゴマに興じる

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