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シノダケ・ヒンメリ28 正6面体のつくり方 応用編・その10 正4角星プラス正6面体の作り方1 [シノダケ・ヒンメリ]

今回は、第25回で紹介した「正4角星プラス正6面体」の作り方を詳しく紹介します。
≪レシピの例≫
今回は、前回より一回り大きく作りました。
1.中の「正4角星」の辺(部材1)6.4センチを18本。
2.外の「正6面体」の辺(部材2)8.0センチを12本。
*長さの関係はあくまでも目安と考えてください。結び方によって部材②の長さを多少変わります。
≪作り方≫
1)「正四面体」を作ります。
・部材1を6本により、正4面体を作ります。
・各頂点からワイヤーを出しておくと好いです。そこから次々に繋いでいきます。

正4面体の作成.jpg
正4面体の作成

2)次に正4面体を元に「正4角星」を作ります。
・「正4面体」の四辺の各辺に部材1を3本により突起状のものを作ります。
・4つの突起を付けます。
(下の図は、一個作った状態です。)

正4面体に突起を1つ付ける.jpg
正4面体に突起を1つ付ける

(下の図は、二個作った状態です。)
・入隅にワイヤーを残さないように作ります。
・頂点にワイヤーが残っても大丈夫です。

正4面体に突起を2つ付ける.jpg
正4面体に突起を2つ付ける

(下の図は、四個作った状態です。)
・これで「正4角星」が出来上がります。

正4面体に突起を4つ付ける.jpg
正4面体に突起を4つ付ける

3)正4角星の各頂点を「正6面体」の8つの頂点のうちの4つとして、「正6面体」を作ります。
・正4角星の頂点間に、部材2の二本を入れて結びます。
・それを二組作り、4本が正方形となるようにします。
・その4角形の4つの角から部材2を一本ずつ立ち上げ、2本は正4角星の頂点と結びます。
・立ち上げた4本の部材2を繋ぐように、部材2の4本で正方形を作りながら繋ぎます。
(こちらは、各段階の図を用意していません。説明を読んで作ってみてください。)

・完成形は、下の図のようになります。
・図をみながら、組み立ててみましょう。
・最初の4角形が出来ると、その先の図形がイメージできると思います。

完成図.jpg
完成図

★コツ
・正6面体の最初の正方形を底にして組み上げると好いです。
・組み上げの作業の最後が、正4角星の頂点で終わるようにすると吊り下げた時にキレイです。(好みの問題ですが)

この作品の欠点としては、
・構造物としては応力に弱いという欠点があります。
・従って、形を整えても崩れやすい特徴を持っています。
  N山さん

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