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作業を止めるまでこの場は離れません! [よもやま話]

35度を超える予報が出て、作業は日陰や林間が中心になる。B場さんと中の谷入り口柵の補修に向かう。まず下見。どのように補修するか、どんな道具が必要か確認する。一度広場に戻って、鎌・箕・バール・トンカチ・カスガイなどを探す。場所は近いので、必要になればすぐ取りに戻れるが、念のためほかの道具も準備する。

道具を持って入り口柵に戻ると、B場さん、さっそく柵回りの下草を刈りだす。腰を下ろして鎌をサッサッと地面すれすれに芝刈りのように刈り進める。年季が入った仕草、さすがベテラン。マネをしようとしたが続かない。サ、サ、サとペースはかなり遅い。草刈りの跡を見比べると、丁寧で綺麗なB場さん。かたやズサンさが目立つ。

M崎さんが援軍。歩道にせり出した枝を切り落とす。柵の回りは雑草がなくなり綺麗になる。B場さんはまだ作業続行。柵の補修はいつ? と思いながら草刈りを継続する。

そこへ刈払機を持ったS田さんとU野さんが登場。林業と木工の専門家二人が加わり、みんなで補修作業を確認する。チェーンソーを持ってきて、杭を作り始めるS田さん。岩盤のような地面に杭が入らないと分かると、支え棒を作り始める。見る見るうちに柵の補修が進む。

作業が終盤に差し掛かった頃、M岡さんが登場。「11時30分にスイカを切るので、それまでに作業を終えて戻ってくださいって」。T木さんからの指示だろう。すでに11時20分を過ぎている。「はい」「はい」とダブル返事。ほかの人なら言い置いて戻るが、M岡さんは動かない。片付けを催促している。三人は終わりどころを探りながら作業を続行。でもM岡さんの冷たい視線を感じるのか、「ここでケリをつけようか」とB場さんの声。道具を集め、忘れ物を確認して広場に戻る。M岡さんのおかげでスイカにありつけ、熱中症にかからずに済んだ。

入り口付近の草取り.JPG
丁寧に草刈りをするB場さん。

中の谷入口柵の補修.JPG
次々と補修するS田さんとU野さん。

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午前中のみの作業でもカボチャとニラのお土産! 活動記録(2018.8.26) [活動報告]

なな山緑地の会の皆さん

 活動記録 No. 347 (2018/8/26) を作成しました。 (M崎さん)

 朝から暑い中、20名と多くの参加者が集まった。然し、午後には37℃の予報が出ているので、陽の当らない涼しい木陰での活動で、午前中だけの活動になった。休憩時には、スイカの試食ができ、帰りにはカボチャとニラのお土産を持ち帰れるのは、この時期だけの特典付き活動で有りがたい。

 暑さが落ち着く時期である「処暑」(先週の8/23) を過ぎましたが、相変わらず暑い日が続いています。もう少しの辛抱で凌ぎやすくなる様に期待していますが、脱水症、熱中症に掛からない様にご自愛ください。

 次の活動日は9月9日(日) です。
 ではまた、なな山でお会いしましょう

活動概要:
倒木・落ち枝の処理、蜂トラップの製作と設置、中の谷入口の柵補修、カボチャ・二ラの収穫等
参加者:
22人(男性14人、女性8人)
連絡事項:
1. 今日も相変わらず暑い。八王子の午後は37℃予報なので、午前中の活動とする。なるべく日陰の作業をする。
2. 台風で折れた木や落ち枝の処理。
3. 蜂トラップの設置、中の谷入口の柵補修等の連絡(A田さんより )。
4. 8/21運営会議の報告。
5. スイカはこれまで20個強収穫した。今回も試食する。
6. カボチャとニラの収穫。
7. 標本プロジェクトの打合せ。
感想:
陽の差す所は暑いが、雑木林の中、木陰の下の休憩所は3~4℃涼しい。
予報では午後に37℃になるらしいので午後の活動は中止になった。
この暑さの中参加した仲間は、午前中だけの活動で、休憩時にはスイカの試食、帰りにはカボチャとニラのお土産等、この時期だけの特典付き。
他の団体から、スズメハチが出始めたとの報告が有ったので、蜂トラップを制作し、西の山に3ケ所、中の山に2ケ所設置した。

完成した5個のトラップ.JPG
完成した5個のトラップ

蜂トラップの取り付け.JPG
蜂トラップの取り付け

入り口付近の草取り.JPG
入り口付近の草取り

中の谷入口柵の補修.JPG
中の谷入口柵の補修

台風による落枝の処理.JPG
台風による落枝の処理

台風による倒木の処理.JPG
台風による倒木の処理

標本プロジェクト打合せ.JPG
標本プロジェクト打合せ

スイカの試食.JPG
スイカの試食

カボチャの収穫.JPG
カボチャの収穫

切分けられたカボチャ.JPG
切分けられたカボチャ

キツネノマゴ_中原さん.JPG
キツネノマゴ

ヤブラン_中原さん.JPG
ヤブラン

ツリガネニンジン_350.jpg
ツリガネニンジン

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多摩市の雑木林・みどりの活用 [連携イベント]

多摩市グリーンボランティア通信「グリーンサークル31号」(2018年8月22日発行)に発表された当会・相田さんの記事「クローズアップ 多摩市の雑木林・みどりの活用」を転載します。


はじめに
 多摩市内の雑木林の活動が、大きな働きとなって展開しつつあり、今後もさらに広がりを見せる気配も感じられます。
その中で、活動によって発生する木材の利・活用をどう進めるかは、大切な課題となっているように思います。
 そこで、私の所属する「なな山緑地の会」の活動に照らして、「みどりの活用」に焦点を当ててみることにします。
 木材用の樹木が発生するのは、(1)樹木の健全育成にため・景観保全のための間伐によるもの、(2)枯損木・倒木の発生によるもの、(3)枯損木・倒木になる恐れのあるもの・落枝の恐れのあるものの伐採のいずれかと考えます。
 木材の活用例として、階段の段木とその固定杭、土留め、休憩用の長テーブルや椅子、おもちゃ、スプーンや皿、薪、炭材、チップ材等、その用途は限りがありません。

どんな樹種があるか
 活動の中では、あくまで発生材であって、木材として選木するわけではありません。そのため、手に入る樹種にも限りがあります。手に入りやすい樹としては、コナラ・クヌギ・ヤマザクラ・ケヤキ・シラカシ・ヒノキ・ヤマグワ・ヌルデ、針葉樹のスギ・ヒノキ・アカマツ、などが主なものです。針葉樹は比較的柔らかく、木目も美しく多用途に使いやすい。広葉樹は個性的な木目があり一般的には堅い。コナラ、ヤマザクラなどは最も多く発生する材であろうと思いますが、放置しておくとすぐに虫が入り腐食が進んでしまうようです。また、ケヤキ・シラカシは最も堅い材料だと言えます。堅い材は、半生木状態の時に、ある程度加工を進めておくと作業が楽になります。ただし、乾燥後のひび割れの入り方など想定しておくことが大切です。ヌルデは肌の白さ、削りやすさなどが削り花などに適しています。

何をどうするか、そのヒントを探す
 先進活動地を見る機会があれば、その中から見つけ出せるものは多いはずです。地方や林業地を訪ねられれば、地元の林や木工物産にヒントを探し、多摩中央公園・日比谷公園・代々木公園などで開催される木工・木材などの展示販売のイベントでは、じっくりと見聞きして、その用途や作り方をしっかり頭に刻み込むことです。そうして自らの活動場所に於いて、お手本にしたり応用したり製作実施してみることです。これは大いにお勧めします。

さてその先は
作る本人は、それを楽しみ、自己満足でもよい、自画自賛する。そして、雑木林の活動計画の中に木の利用を盛り込み、会員・近隣一般人・小中学校や近隣の子供たちに、その楽しみを伝えていく。そうすることにより、作る技術は向上し、大いなるやりがいに繋がっていくでしょう。
 ここ数年、樹木のほかに、アズマネザサの利活用を盛んに進めています。多摩のめかいづくりは最も歴史のあるものですが、現在は、なな山緑地のオリジナルとして、シノダケ・ヒンメリづくりの人気がじわじわ高まっています。農園の野菜の支柱としての利用が復活しつつあり、林床の野草の目印杭や保護柵としても充分利用できます。また、すだれ状のもの、鍋敷き、コースター、展示などのディスプレイにも活用できます。遊びとして、しの笛、弓矢も子供たちに人気です。

 多摩のみどりの活用を、大いに促進してゆくことが、雑木林活動のより良い発展につながることを確信しています。

スプーン・フォーク・皿.JPG
スプーン・フォーク・皿
フォーク・スプーン.png
フォーク・スプーン
木の鯉のぼり.png
木の鯉のぼり
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長テーブル
イス.JPG
イス
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すだれ
※写真は追加しました。


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シノダケ・ヒンメリ38 様々な多面体:その5 「変形12面体」の作り方 [シノダケ・ヒンメリ]

今回は、下の図の立体模型に挑戦しました。
参考にした「多面体の模型」というページでは、「変形12面体」という名称になっていました。

立体模型.jpg
立体模型

ウィキペディアから記述を抜粋すると「変形十二面体」とは、「半正多面体の一種で、正十二面体の面をねじり、間に三角形を入れたような立体である。ねじれ十二面体、変形二十・十二面体などともいう。反対の方向にもねじることができる。」とありました。
「構成面は、正三角形80枚(20+60枚)、正五角形12枚となっていて、辺の数は、150で、頂点数が60、その各頂点に、正三角形4枚と正五角形1枚が集まる。」とあります。

下のような図がありました。
≪レシピ≫は、辺の数、150と分かります。
5cmで作ってみました。

変形12面体.jpg
変形12面体

≪作り方≫は、下の展開図を参考に作りました。
実際は大変苦労しました。どこの部分を編んでいるのか何度も分からなくなりました。理由は五角形の平面に5本の辺を入れたことに因ります。シノダケ・ヒンメリでは5角形が入ると安定しないのと、後から安定させるにはワイヤーの端部の始末が大変なことに因りそのようにしているのですが、そのことが裏目に出てしまいました。
展開図に一つ一つの進捗を記載して進めました。

展開図.jpg
展開図

シノダケで作ると下の図のようになりました。

変形12面体シノダケ・ヒンメリ.jpg
変形12面体シノダケ・ヒンメリ

他の図のように丸く見えないのは、5角形に入れた辺の長さが少し長いためにその部分が尖がって見えるのです。
尖がりを修正すれば好いのですが、それは次の課題にしたいと想います。

今回、球体として丸くならなかったことは残念なことでしたが、≪作り方≫を考える中でいろいろ分かったことがありました。
ウィキペディアでは、別名が「変形二十・十二面体」とありました。「変形二十・・・面体」とはどういう意味でしょう。答えの一つとして、「(上の)展開図の白い三角形を中心とした4つの三角形で構成される三角形に着目すると、20面」になります。その間を埋めるように5角形が12面あると言えます。
名前は、「構成の一部を語っているだけ」と分かります。むしろ「正12面体」と「正20面体」が双対の関係にあることから、「その遷移過程でいろいろな表情を見せてくれる」と考えた方がよさそうです。私たちは、「その遷移過程の中の分り易いキレイな姿(図形)」に名前を付けているということになると思います。

今回の作品は、シノダケ・ヒンメリとしては「三角形140面体」ということになります。

「多面体の模型」のホームページ
http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~math/toybox/polyhedron_soral/newpage3.html

ウィキペディアの「変形12面体」のページ
https://ja.wikipedia.org/wiki/変形十二面体

  N山さん

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名前のはなし その2 -アトリエN- [アトリエN]

 寿限無・寿限無・五劫のすりきれ(以下略)は結構ワルガキで、近所の子供を殴ってたんこぶをこさえたりもする。ある日殴られた子供が寿限無の家にやってきて、「おじさん、お宅の寿限無・寿限無・五劫のすりきれ(以下略)があたいを殴ってこぶができちゃったよ」
 すると親父が「なに?うちの寿限無・寿限無・五劫のすりきれ(以下略)がおめえを殴ったのか?ちょっと見せてみな」
 そんなやりとりを続けている間に、あまりにも長ったらしいので、子供のたんこぶは引っ込んでしまった。
 落語『寿限無』は皆が良く知っている噺ながら、そのわりに真打級の噺家が演じることは、あまりない。どちらかと言えば前座ネタである。
 パブロ・ピカソの本名は《パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ホアン・ネポムセーノ・マリーア・デ・ロスデメディオス・クリスピーン・クリスピアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード・ルイス・ピカソ》だというが、ピカソ自身覚えきれないからと生涯使った事がないという。
 植物界で最も長い名前(和名)は、リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ(竜宮の乙姫の元結の切り外し)で、アマモという海草の一種だそうだが、一体誰がこんなにも長い名前をつけたのだろうか?
 他に長い名前の植物を挙げると
 シロバナヨウシュチョウセンアサガオ
 シロバナトウゴクミツバツツジ
 シロバナエゾノタチツボスミレ
 ツクシヒトツバテンナンショウ
 ミヤマホソコウガイゼキショウ
 などがある。
 哺乳類には「ニューギニアヒメテングフルーツコウモリ」
 魚類には「ゴールディーリバーレインボーフィッシュ」
 昆虫には「セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ」などがいる。
 極端に短い植物の名前としては
 「イ(藺)」で、畳の材料になる。
 むしろ短すぎて言いにくいのか、「イグサ」と呼ばれたりもするが、長すぎても短すぎても不便なものらしい。
 池田清彦博士の「不思議な生き物」という本の中に、トゲトゲ(トゲハムシ)の奇妙な話がある。体中にいっぱいトゲが生えていることから、その名がついているのだが、東南アジアにはトゲのないトゲトゲがいて、付けられた名前が「トゲナシトゲトゲ」。
 ところが、体の構造はどうみても「トゲナシトゲトゲ」なのに、トゲのある「トゲナシトゲトゲ」が見つかった。そこでついた名前が「トゲアリトゲナシトゲトゲ」。 
 話はこれで終わらない。ニューギニアで、トゲアリトゲナシトゲトゲの仲間にトゲのないものが見つかったのだ。
 『トゲナシトゲアリトゲナシトゲトゲ』
 あまりにややこしいので、いい加減にしろと、面識のあるトゲトゲ(そんなもん、いるわけないだろ!)に文句を言ってみた。 
 「知るかよ、そんなこと。ニンゲンが勝手に名前を付けてるだけだろ」
 と、トゲトゲしい返事が返ってきた。
 × × × × × × 
 人間はあらゆるものに名前を付けないではおかない。学者ともなれば尚更だろう。
 しかし、ヒト以外の生物にとって、名前などは何の意味もないのである。
 人間界にはたまに『名前だけで生きている』ようなヒトが出現するが、不思議な生き物とは、まさにそのような存在を言うのではあるまいか?と私は思っている。
  N田さん

寿限無.png
イラスト提供:「いらすとや」https://www.irasutoya.com

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なな山の夏、里山の林間を歩けば、涼・美 [よもやま話]

今年の夏は特に暑い。なな山も例外ではない。広場の日陰に取り付けられている温度計も35度を超えていた。
ところが一転、昨日までは秋のような涼しさ。これには拍子抜け。過ごしやすくクーラーなしでも暑くないと喜んでいたが、2連発台風といっしょに戻って来た残暑は湿気たっぷり。屋外の活動に危険警報が出てしまうほどだ。
こんなとき西の山に入れば、涼風が汗ばんだ身体を吹き抜けて心地よい。濃い緑が織りなす里山のシンフォニーは見事に美しい。

西の山1.jpg
西の山1

西の山2.jpg
西の山2

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西の山3

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カナムグラ(雌株) -植物標本- [なな山緑地の植物標本]

植物標本は、植物がその時その場所に生えていたことの証であり、地域の自然環境の歴史的変化を知る唯一の手がかりとなっています。なな山緑地の会では、2016年より緑地内の植物調査を兼ねて牧野標本館へ寄贈するべく植物標本を作っています。
制作:なな山緑地の会 植物標本プロジェクト
同定協力:内野秀重さん

このコーナーでは、2016~2017年制作した標本を随時紹介していきます。原本をご覧になりたい方は、N原さんに声をかけてください。

PC220018カナムグラ(雌株).jpg
カナムグラ(雌株)アサ科
採集日:
2017年 9月24日
生育環境:
アズマネザサを刈り取った跡地、谷
ノート:
つる性植物と一緒に生育
整理番号:
No. 28

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シノダケ・ヒンメリ37 様々な多面体:その4 「大12面体」の作り方 [シノダケ・ヒンメリ]

多面体が続きますが、今回は、下の図の立体模型に挑戦しました。

立体模型.jpg
立体模型

参考にした「多面体の模型」というページでは、「大12面体」という名称になっていました。

ウィキペディアから記述を抜粋すると「大12面体」とは、「星型正多面体の一種で、構成面:正五角形12枚、辺:30、頂点:12の各頂点に、正五角形5枚が交差する。」とありました。

下のような図がありました。

大12面体.png
大12面体

≪作り方≫は、続けて「枠:正20面体」とあることから、作ったことのある「正20面体の各面に三本の部材を入れて凹ますことで出来る」と分かりました。

既に「正20角星」として紹介したものは、三本の部材を外に凸状に出していましたが、今回は逆に凹ませることで出来るということになりました。

≪レシピ≫は、
正20面体を作るための部材を5cm、30本です。
面に入れる部材は、3cm、60本です。

シノダケで作ると下の図のようになりました。

シノダケ大12面体.jpg
シノダケ大12面体

随分と見本の模型とは違うものになりましたが、シノダケ・ヒンメリの面白さを見せてくれているように想います。
何となく、中の構造が知りたくなりました。ウィキペディアでは、「芯:正十二面体」とありました。真ん中の空白を作っている12の頂点を繋ぐと、正12面体になることが分るのですが、寸法が分らないので、今回は作れませんでした。しかし、図面を起こせば長さが分ることに気付きました。次の課題にしようと想います。

写真では分かりにくいのですが、完成したものは、ほぼ丸く、頂点と正対すると五角形の星が見えてキレイです。リースの中心に入れると映えるのではないでしょうか。
今回は、太さの違う二種類の部材を使いました。細い部材で全体を作るとまた少しキレイな形が見えてくるのではと想います。

なお、≪手順≫としては、まだ正解に辿り着いていません。
今回は、30本で正20面体の蓋の部分を残して作り、内側に部材を張り付けてから蓋を仕上げる方法にしましたが、細かい作業になって大変でした。「ひし形30面体を先に作り、ひし形の長辺を繋いで正20面体を作る」と考えて進めることが好さそうです。

お気づきでしょうか?
前々回の「ひし形30面体」を元に、長辺方向を繋ぐ部材の寸法を変え」れば、今回の形に辿り着くことになります。

「多面体の模型」のホームページ
http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~math/toybox/polyhedron_soral/newpage3.html

ウィキペディアの「大12面体」のページ
https://ja.wikipedia.org/wiki/大十二面体

  N山さん

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タマノカンアオイ(多摩の寒葵) ウマノスズクサ科 -なな山植物誌 [なな山だより]

どことなくヘンな花です。花弁と思われる部分は花弁ではなく、萼が発達してこのような壷形になったものです。もっとヘンなことがあります。ある研究者によると、臭いニオイがするのでハチではなくキノコバエ(全長3mm)がやってくるそうです。キノコバエは雌しべと雄しべのある花の奥深くに入って授粉の手伝いをし、間違えて卵を産みつけます。卵は孵っても成長することはないとのこと。鮮やかな色もよい香りもなく、葉に隠れるような目立たない生き方は、キノコバエを標的に子孫を残そうとするしたたかな戦略のようです。その姿はキノコに擬態しているのではないかとも見られています。
タマノカンアオイの知られざる世界ですね。
 N原さん
                「なな山だより」43号より

タマノカンアオイ.JPG
タマノカンアオイ

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燃えるような酷暑で活動はスローペース! 活動記録(2018.8.12) [活動報告]

なな山緑地の会の皆さん

 活動記録 No. 346 (2018/8/12) を作成しました。 (M崎さん)

 お盆休み・夏休み、又は、昨日来の天気のためか参加者が14名と少なく、少し寂しい気がした。曇り空で、午後には昨日の様にひどい雨の恐れが有り、午前中で終わる活動になった。割れたスイカ3個は試食に回ったが、収穫したスイカとニラを各自持ち帰った。 
 なな山の植物標本展の日時が決まり、その準備が少しずつ進んでいるので、毎回進行状況の確認と打合せをしている。

 次の活動日は8月26日(日) です。
 ではまた、なな山でお会いしましょう。

活動概要:
広場の草刈り・刈り草を畑の畝に敷く、スイカの収穫、遊歩道沿いの草刈り、標本プロジェクト打合せ
参加者:
14人(男性10人、女性4人)
連絡事項:
1. 午後には昨日の様な雨の可能性があり、活動が出来なくなる恐れがあるので、区切りが付き易い活動にする。
2. 8/25(土)の初級講座で団体紹介の機会で、なな山を紹介し、新規会員を勧誘する。
3. 広場の草刈り・畑の草取り・余裕が有れば遊歩道沿いの草刈り。
4. 割れたスイカ 3個は試食、熟れたスイカは持ち帰る。
5. 標本プロジェクトの打合せをする。
感想:
盆休み・夏休み、又は、天気のためか、参加者が14名と少なく少し寂しく感じた。
午後には急な夕立の恐れもあり、午前中だけの活動で終った。
刈り草を敷くためサトイモの畝に入ると、背丈より高いサトイモの葉に溜まった雨が落ちて来て、びしょ濡れになった。
汗をかいた後は水分と塩分の補給が必要。
割れたスイカの試食で、食塩を少し振り、水分と塩分を同時に補給すれば、上手な食べ方になるとの事。


広場の草刈.JPG
広場の草刈

遊歩道の整備.JPG
遊歩道の整備

刈草を集める.JPG
刈草を集める

サツマイモの蔓返し.JPG
サツマイモの蔓返し

割れたスイカの試食.JPG
割れたスイカの試食

スイカの収穫.JPG
スイカの収穫

収穫されたスイカ.JPG
収穫されたスイカ

背丈より大きいサトイモ.JPG
背丈より大きいサトイモ

標本プロジェクト打合せ.JPG
標本プロジェクト打合せ

活用された荷物棚.JPG
活用された荷物棚

オトコエシ.png
オトコエシ

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