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スイカ夏物語 [よもやま話]

今年の夏は酷暑ということも手伝って、例年に比べスイカが大豊作だった。9月に入って大玉こそなくなったが、中玉、小玉、ミニ玉はまだ残っていた。昼食前、切り分けたスイカに舌鼓を打っていると、「余った小玉スイカを持ち帰ってください」と農園主任のT橋さん。すかさず「作った人が優先で持ち帰ったら……」とN原さん。「そうですか……」と嬉しそうにバッグに運ぶT橋さんの仕草が微笑ましい。「M岡さんも……」とI井さんとN雲さんが声をかけるが、本人は「……」と笑みをこぼすだけ。聞けば、6~8月の3か月毎朝受粉に来ていた。「これで朝来ることもなくなって、ちょっと寂しい……」。本当に3か月お疲れさまでした。

帰りがけ、「小玉は小さいけど食べられるはず」とM岡さんが渡してくれる。さらにミニ玉も。「赤いところがないけど、切って塩で揉むと浅漬けになる。ほんのりスイカの香りがするよ」とアドバイス付き。帰ってさっそく試してみた。厚めに切ったスイカの浅漬けは姿こそキュウリと似ているが、味は透明感があり、サクサクして実に美味しい。

この夏最後の小玉スイカ.JPG
この夏最後の小玉スイカ

スイカの浅漬け.JPG
スイカの浅漬け

スイフヨウ.JPG
スイフヨウ

バス停アート.JPG
バス停アート。どのようにしてできたか不明だが、異様な雰囲気。「エロティック」とN田さん。

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