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シノダケ・ヒンメリ45 様々な多面体:「変形立方体」から作る星形 [シノダケ・ヒンメリ]

第40回で紹介した「変形立方体」から星形を作ってみると、どうなるのでしょうか?

変形立方体.jpg
変形立方体

構成は「正方形6枚、正三角形32枚」ですから、38角星が出来ることとなります。
それでは、少し角の数が多いと想われることから、下の展開図の「黄色い四角6つと緑色の三角8つ」について角を出してみました。

展開図.jpg
展開図

「38面体14角星」となります。
初めて、二つの別の長さの角を出すこととなりました。

≪レシピ≫は、
外側の「変形立方体」は、4cmで60本。
(今回は、内側への筋違いを無しにして作りました。)
正方形の突起の寸法は、6.3cmで24本。
三角形の突起の寸法は、5.1cmで24本。
(二つの突起の寸法変えてみました。)

下の図のようになりました。
面白い形のものができました。

38面体14角星.jpg
38面体14角星

≪作り方≫
1、最初に「変形立方体」を完成させます。
2、正方形の突起と三角形の突起をほぼ交互に編んでいきます。
3、三角形の突起の頂点で新たにワイヤーを引出しながら進めます。
4、最後に、正方形の突起か三角形の突起かのいずれかの頂点で終わらせるようにします。
変形立方体を芯(核)にして、筋交いを入れたり、角をつけて星形にしたり、更にそれを正6面体の中に入れたりと様々に形を作りました。
部材の長さを変えたり、太さを変えたりすることで、さらに面白い形を作れると思います。
  N山さん

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