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シノダケ・ヒンメリ51 様々な多面体:「立方8面体から作る星形を内包した正6面体」の作り方・その2 [シノダケ・ヒンメリ]

今回は、第42回と第49回で紹介した作品から筋交いを除き、その上で立方8面体の辺の長さと角の辺の長さを変えて作ってみました。
下の図のようなものが出来ました。
「ツイスト八角星型正六面体」と名付けたいと思います。

ツイスト八角星型正六面体.jpg
ツイスト八角星型正六面体

≪レシピ≫と≪作り方≫と合わせて紹介します。

≪レシピ≫
立方8面体は、3cmで24本。
8面の突起も同寸で、6cmで24本としました。
外側の正6面体は、10cmで12本となりました。

≪作り方≫
1、最初に正方形を作り、その辺の外側に三角形をつけます。

手順1.jpg
手順1

2、同様に角の三角形をつけました。

手順2.jpg
手順2

3、角を下にして、角の頂点から立方8面体側に部材を入れて角を一つ完成させました。
(角の頂点にワイヤーの引き出しを残します。)
4、二本ずつ部材を入れながら、「立方8面体」を作ります。

手順3.jpg
手順3・4

5、入れた二本の部材の頂点を繋いで「立方8面体」を完成します。
(一番上の四角形を作って完成です。)

手順5.jpg
手順5

6、引き続き、残りの角を作ります。
(ここでも、角の頂点にワイヤーの引き出しを残します。)

手順6.jpg
手順6

7、最後の角(8つ目)は、三本を引き出して頂点で結びます。

手順7.jpg
手順7

8、「立方8面体八角星」の出来上がりです。

手順8.jpg
手順8

・こちらは、部材の長さは同じで、筋交いを入れて作った「立方8面体八角星」です。
随分、印象の違う形が出来あがりました。

立方8面体八角星.jpg
立方8面体八角星

9、最後に、外側の正6面体を12本で作り完成です。
(過去に何度も紹介しているので作り方の手順は省略します。)

完成図.jpg
完成図

・前回の筋交い入りの図を並べてみました。

前回の筋交い入りの図.jpg
前回の筋交い入りの図

今回のほうが、かなりスッキリして見えると思います。
「立方8面体」も「正6面体」もそれ単体では安定しませんが、二つを組み合わせると固い構造になりました。
私の新しい「お気に入り」が出来ました。
  N山さん


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