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東の山のシノダケ林の整備の様子 -木工クラブ報告 [木工クラブ]

なな山緑地の会の皆さま

東の山のシノダケ林については、既に報告しているように、3月5日に多摩めかいの会のみなんによって、うっそうとした場所への通路の整備などが行われました。

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再掲3月5日の様子

そのことによって、東側に接する民地に沿って、ゴミが散乱していることに気付き、前回のDirect定例の活動の中でゴミ拾いを行いました。

再掲4月14日の活動の様子.png
再掲4月14日の活動の様子

そのような活動の結果、日が入りうつくしい景色を創り出し始めたシノダケ林ですが、東の山に入る度に整備のために刈ったシノダケや落枝、ツタなどが散乱したままであることが気になり始めました。
木工クラブでは、めかいやヒンメリの材料としてシノダケを使っていることから、シノダケ林を少しでもキレイに出来ないか、二回程、木工クラブの活動とは別の日に作業をしました。
今回は、その春の様子を報告します。

一回目は、4月3日、東の山の中ほどに入り、散策路に沿って積み上げられたシノダケを少しでも見栄えが良くなるようにシノダケで作った杭を打ってまとめてみました。散策路脇に「シガラ」(柵)を作ったこととなります。

4月3日の様子・その1.jpg
4月3日の様子・その1

ある程度はまとめたので、改善されたのですが、美しいとまではいかなかったように思います。
「一度にキレイにしていくのは難しいので、気長にやって行こう」ということになりました。

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4月3日の様子・その2

そんなことを受けて、第二回目は、4月17日に、14日にゴミ拾いをした当たりのシノダケを今度は、一ヶ所にまとめる作業をしました。

散策路に沿って積み上げられたシノダケ.jpg
散策路に沿って積み上げられたシノダケ

まとめた先は、既に刈ったシノダケを積み上げてある場所にしました。
集積した場所に「シガラ」を作ったことになります。

集積場所にシノダケの杭を打った様子.jpg
集積場所にシノダケの杭を打った様子

周りから集めた結果、集積所のようになったのですが、一見するとシガラのようでもあり、前に比べるときれいになったように思いました。

シガラ状に積み上げられたシノダケの様子.jpg
シガラ状に積み上げられたシノダケの様子

自画自賛ですが、なにより散策路の方は、とてもキレイになりました。
ビフォー・アフターではありませんが、現地で見比べていただくと歴然です。

きれいに片付いた散策路.jpg
きれいに片付いた散策路

定例日の活動では、なかなか手の回らない東の山のシノダケ林ですが、なな山緑地の貴重な存在でもあります。これからも少しずつ整備を進められたらと思いました。


今日(4/16)の作業は、午前中でお仕舞にしました。
午後からは、T橋さんが見えて、スイカの苗を植えていきました。
今年も甘いスイカが食べられると好いですね。
T橋さんの丁寧な作業に感心しました、

スイカの苗植え.jpg
スイカの苗植え

A田さんから「シガラ(柵)」について、教えていただきましたので、注記します。

「シガラミ」を調べると、柵(さく)という字がでてきます。
≪動詞「しがら(柵)む」の連用形から≫
1 水流をせき止めるために、川の中にくいを打ち並べて、それに木の枝や竹などを横に結びつけたもの。
2 引き留め、まとわりつくもの。じゃまをするもの。「世間の―」、とありました。
私などは、2番目の「世間のシガラミ」はよく使う言い回しなので、こちらの方の意味だとばかり考えていましたが、語源としては、1番目の「木の枝や竹などを横に結びつけたもの」を指すと考える方が素直なのでしょうね。動詞の「しがら(柵)む」から「シガラ」となっているということでしょうか。
A田さんは、私の師匠のような人なので、「師、絡むことで知った柵(シガラミ)」でした。
(N田さん風の「しめ」(?)を狙ってみました。)
  N山さん

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