落ち葉プールふわふわ、足が抜けない! 落ち葉まみれだ! 【桜ヶ丘第1保育園なな山遠足】 [連携イベント]
2月26日(金)、桜ヶ丘第1保育園の年長さん24人と先生4人がなな山にやってきた。1月は落ち葉すべりでスピード感を味わったが、今回は工作となな山探索がテーマ。当会の助っ人は、K田さん、T木さん、M崎さん、S子の4名。
9時30分なな山に到着すると、まず水飲み休憩。保育園から30分以上歩いて登ってくる。
探索が始まるとすぐ広場の端でストップ。「ドングリの殻が割れて赤いよ」と声をかけると、みんな屈んでドングリ探し。赤い実がいくつも見つかる。根付いた実を引っ張ろうとする。「抜かないでね。この実が大きくなるとあの木になる」。「あんなに大きくなるの?」と何とも不思議な顔。
西の山の落ち葉溜りの前で「入っていいよ」と勧める。恐る恐る進む。慎重だ。足を取られ沈み込む。抜け出せない。片足を上げて引き抜く、と、もう片方が潜る。
底なし沼でないことに気がついた途端、みんな、踊り出す。ふかふかの落ち葉プールで半身埋もれながら踊っている。落ち葉を両手いっぱいに抱えて、友だちに落ち葉シャワーのプレゼント。落ち葉まみれだ。先生が仰向けに倒れた。沈み込んで姿が隠れる。「あったかい!」の声。と、チビさんたちが先生に落ち葉をかけ始める。
思いっきり落ち葉プールで遊んだあとは探索再開。キイチゴの白い花を見て、アズマネザサのトンネルをくぐる。原木栽培のホダ木でシイタケ探しをしたら、落ち葉たまりでカタツムリの幼虫に触れる。
最後は、山の斜面を登ったり降りたりして駆け回る。あっという間に時間が過ぎ、ぶんぶんゴマ作りはお土産に。落ち葉のお土産、服に付いていなかった?
もうすぐ1年生。また来てね。
元気に歩いて来ました
水飲み休憩
ドングリの説明
赤いドングリ探し
西の山へ
大はしゃぎで盛り上がる
落葉のプールで遊ぶ
落ち葉かけ
落ち葉シャワー
落ち葉踊り
東の山へ
急斜面で遊ぶ
大きなブンブンゴマ
大きなブンブンゴマ
帰りの準備
楽しかったね
9時30分なな山に到着すると、まず水飲み休憩。保育園から30分以上歩いて登ってくる。
探索が始まるとすぐ広場の端でストップ。「ドングリの殻が割れて赤いよ」と声をかけると、みんな屈んでドングリ探し。赤い実がいくつも見つかる。根付いた実を引っ張ろうとする。「抜かないでね。この実が大きくなるとあの木になる」。「あんなに大きくなるの?」と何とも不思議な顔。
西の山の落ち葉溜りの前で「入っていいよ」と勧める。恐る恐る進む。慎重だ。足を取られ沈み込む。抜け出せない。片足を上げて引き抜く、と、もう片方が潜る。
底なし沼でないことに気がついた途端、みんな、踊り出す。ふかふかの落ち葉プールで半身埋もれながら踊っている。落ち葉を両手いっぱいに抱えて、友だちに落ち葉シャワーのプレゼント。落ち葉まみれだ。先生が仰向けに倒れた。沈み込んで姿が隠れる。「あったかい!」の声。と、チビさんたちが先生に落ち葉をかけ始める。
思いっきり落ち葉プールで遊んだあとは探索再開。キイチゴの白い花を見て、アズマネザサのトンネルをくぐる。原木栽培のホダ木でシイタケ探しをしたら、落ち葉たまりでカタツムリの幼虫に触れる。
最後は、山の斜面を登ったり降りたりして駆け回る。あっという間に時間が過ぎ、ぶんぶんゴマ作りはお土産に。落ち葉のお土産、服に付いていなかった?
もうすぐ1年生。また来てね。
元気に歩いて来ました
水飲み休憩
ドングリの説明
赤いドングリ探し
西の山へ
大はしゃぎで盛り上がる
落葉のプールで遊ぶ
落ち葉かけ
落ち葉シャワー
落ち葉踊り
東の山へ
急斜面で遊ぶ
大きなブンブンゴマ
大きなブンブンゴマ
帰りの準備
楽しかったね
なな山緑地の会 2021年3月の活動予定 [活動予定]
なな山緑地の会のみなさん
A田さんから2021年3月の予定が届きました。
3月は、ナラ枯れ感染木の対策が本格化します。
この対策はなな山木工クラブの活動の中でも行う事としますので、ご都合のつく方の協力をお願いします。
被害の減少を楽しみにみんなで進めましょう。
よろしくお願いします。(S子)
冬のなな山
A田さんから2021年3月の予定が届きました。
3月は、ナラ枯れ感染木の対策が本格化します。
この対策はなな山木工クラブの活動の中でも行う事としますので、ご都合のつく方の協力をお願いします。
被害の減少を楽しみにみんなで進めましょう。
よろしくお願いします。(S子)
3月 2日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・多摩めかいの会材料採取・ヒネヘギ
・多摩めかいの会材料採取・ヒネヘギ
3月 7日(日)
森木会「ナラ枯れ勉強会」Zoomミーティング 15:00~17:00
・当会の対応についての話あり
・参加希望者はS子または森木会に連絡
・当会の対応についての話あり
・参加希望者はS子または森木会に連絡
3月 9日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・多摩めかいの会材料採取・ヒネヘギ
・多摩めかいの会材料採取・ヒネヘギ
3月14日(日)
なな山緑地の会 定例活動 9:00~15:00
・西の谷・西の山周辺草刈り
・ナラ枯れ感染木シート巻き、トラップ取り付け
・午後 有志シノダケ・ヒンメリ材料採取
・西の谷・西の山周辺草刈り
・ナラ枯れ感染木シート巻き、トラップ取り付け
・午後 有志シノダケ・ヒンメリ材料採取
3月16日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・多摩めかいの会材料採取・ヒネヘギ
・多摩めかいの会材料採取・ヒネヘギ
3月23日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・多摩めかいの会・東の山整備作業
・多摩めかいの会・東の山整備作業
3月27日(土)
南鶴牧小学校なな山観察会 10:00~12:30
・春の里山観察
・春の里山観察
3月28日(日)
なな山緑地の会 定例活動 9:00~15:00
・定例総会 百草団地集会所 9:15~10:30
・シイタケ、ナメコ菌植菌
・ナラ枯れ感染木シート巻き、トラップ取り付け
・定例総会 百草団地集会所 9:15~10:30
・シイタケ、ナメコ菌植菌
・ナラ枯れ感染木シート巻き、トラップ取り付け
冬のなな山
試してみた! 感染木のビニールシート巻き [ナラ枯れ]
2月23日(祝)、ナラ枯れ対策に購入したビニールシートやテープ、カッター、麻ヒモなどをなな山に搬入しました。
木工クラブは休みですが、数人につき合ってもらい、感染木のビニールシート巻きを試してみました。準備状況の確認になり、ひとまず安心。A田さん、I田さん、N山さん、S子の4人、お疲れさまでした。所要時間は、山と広場の往復2回を含めて20分ほど。手探りながら意外と簡単に作業が進みました。
作業は、感染木の計測から始まりました。
1. 樹木の周囲を計測する
切断するビニールシートの長さを決めるため、樹木の周囲を計測する。
上は2メートルほどの高さ、下は地際近くで測る。
この木は、2メートル超で110cm、地際で95cm。ビニールシート(厚0.1、100cm×100m)から、余裕を見て約130cmに切断し、同じ幅のシートを3枚を準備する。
2メートル超の周囲を計測
地際近くの周囲を測定
2. 作業対象の木をマークする
他の班とダブルブッキングしないように、作業対象の木にテープを巻いてマーキングする。このあと現場を離れ、広場に戻ってシートを切断するので。
テープでマーキングする
3. シートを巻く
木にシートを巻き、麻ヒモで上下を縛り、透明テープで固定する。感染木では、ピッタリ密着しなくてもOK。新成虫カシナガが穿孔から出てきても飛び出さないように固定すればよい。シートの上端と下端は二重に折り、樹幹との隙間を少なくさせる。
シートを巻く
2枚のシートを巻く。
4. 地際をシートで巻く
残りのシート1枚を2つに切断し、木の周りを少し掘り土をかけてシートで密封する。切断する長さは、この木が斜面にあり、下側と上側で長さが違うので、下側を20cm程広くした。
地際のシート巻き_IMG_1354_210223
土を踏み固めてシート巻きの完成。落ち葉もかけてみた
木工クラブは休みですが、数人につき合ってもらい、感染木のビニールシート巻きを試してみました。準備状況の確認になり、ひとまず安心。A田さん、I田さん、N山さん、S子の4人、お疲れさまでした。所要時間は、山と広場の往復2回を含めて20分ほど。手探りながら意外と簡単に作業が進みました。
作業は、感染木の計測から始まりました。
1. 樹木の周囲を計測する
切断するビニールシートの長さを決めるため、樹木の周囲を計測する。
上は2メートルほどの高さ、下は地際近くで測る。
この木は、2メートル超で110cm、地際で95cm。ビニールシート(厚0.1、100cm×100m)から、余裕を見て約130cmに切断し、同じ幅のシートを3枚を準備する。
2メートル超の周囲を計測
地際近くの周囲を測定
2. 作業対象の木をマークする
他の班とダブルブッキングしないように、作業対象の木にテープを巻いてマーキングする。このあと現場を離れ、広場に戻ってシートを切断するので。
テープでマーキングする
3. シートを巻く
木にシートを巻き、麻ヒモで上下を縛り、透明テープで固定する。感染木では、ピッタリ密着しなくてもOK。新成虫カシナガが穿孔から出てきても飛び出さないように固定すればよい。シートの上端と下端は二重に折り、樹幹との隙間を少なくさせる。
シートを巻く
2枚のシートを巻く。
4. 地際をシートで巻く
残りのシート1枚を2つに切断し、木の周りを少し掘り土をかけてシートで密封する。切断する長さは、この木が斜面にあり、下側と上側で長さが違うので、下側を20cm程広くした。
地際のシート巻き_IMG_1354_210223
土を踏み固めてシート巻きの完成。落ち葉もかけてみた
ほらっ、そこに春が! カワヅザクラ、キイチゴ、フキノトウ、スイセン [よもやま話]
13日「まだ咲かない」とブログに書いたカワヅザクラ。その日「一輪咲いた!」とM岡さんから現地レポートが舞い込む。「楽しみにしていたから! 以心伝心ね」と嬉しいお知らせ。
翌日の活動日さっそく斜面へ。陽射しをいっぱい浴びて嬉しそう。ツボミもかなり膨らんでいる。「よしよし」とほくそ笑む。
と、「こんどは特別だ」と声が……。
「ボケくんと較べて、早い早くないって書いていたね」
「君はせっかち。僕たちは競争しているわけじゃない。自分なりのタイミングで咲いているだけ」
「楽しみにしてもらうのは嬉しいけどね」
カワヅザクラ
「中の谷の奥にキイチゴが咲いている」とM倉さん。「黄イチゴ?」。確か黄色いイチゴってあった。枯葉が重なる地表からイチゴが芽を出して花を咲かせたのか?
行ってみると、葉も付かない枝に小さな花が白く輝く。陽射しをいっぱい浴びて伸びやか。「実は赤く、美味しい!」とA田さん。こっそり地面に目をやったが枯葉だけ。
キイチゴ
中の谷を降りはじめ、ふと振り返ると、草や枯葉が銀白色にキラキラと輝く。異次元の世界が現れた?! 「こっちまで上がると消える。不思議!」とA田さん。吸い込まれるように近づき、さらに上がると確かになくなる。「うっ!」と太陽を見上げる。スギやヒノキの葉の隙間から太陽が覗く。「木々の粋な計らいか?」
銀白色の林床
「やっと芽を出した! フキノトウ」と喜びいっぱいのM倉さん。教えられたウメの下を探せど見つからずウロウロ。たまりかねたか「ほらっ、ここに!」と近寄って屈む。葉を掻き分ける。若草色が陽をいっぱい浴びて顔を出す。「可愛い!」と思わずこぼれる。
フキノトウ
中の谷の奥でスイセンを発見。コナラの伐倒で陽当たりが良くなって咲いたのか。
スイセン
翌日の活動日さっそく斜面へ。陽射しをいっぱい浴びて嬉しそう。ツボミもかなり膨らんでいる。「よしよし」とほくそ笑む。
と、「こんどは特別だ」と声が……。
「ボケくんと較べて、早い早くないって書いていたね」
「君はせっかち。僕たちは競争しているわけじゃない。自分なりのタイミングで咲いているだけ」
「楽しみにしてもらうのは嬉しいけどね」
カワヅザクラ
「中の谷の奥にキイチゴが咲いている」とM倉さん。「黄イチゴ?」。確か黄色いイチゴってあった。枯葉が重なる地表からイチゴが芽を出して花を咲かせたのか?
行ってみると、葉も付かない枝に小さな花が白く輝く。陽射しをいっぱい浴びて伸びやか。「実は赤く、美味しい!」とA田さん。こっそり地面に目をやったが枯葉だけ。
キイチゴ
中の谷を降りはじめ、ふと振り返ると、草や枯葉が銀白色にキラキラと輝く。異次元の世界が現れた?! 「こっちまで上がると消える。不思議!」とA田さん。吸い込まれるように近づき、さらに上がると確かになくなる。「うっ!」と太陽を見上げる。スギやヒノキの葉の隙間から太陽が覗く。「木々の粋な計らいか?」
銀白色の林床
「やっと芽を出した! フキノトウ」と喜びいっぱいのM倉さん。教えられたウメの下を探せど見つからずウロウロ。たまりかねたか「ほらっ、ここに!」と近寄って屈む。葉を掻き分ける。若草色が陽をいっぱい浴びて顔を出す。「可愛い!」と思わずこぼれる。
フキノトウ
中の谷の奥でスイセンを発見。コナラの伐倒で陽当たりが良くなって咲いたのか。
スイセン
ドングリの発芽畑(?) - なな山仕事の飴玉タイム・その2 [よもやま話]
なな山での仕事の合間のどうでも好い話。・・ちょっと一息。
なな山仕事の「飴玉タイム」第2弾です。
なな山の広場の端で何やら地面を観ています。
何かあるようには見えません。
それでもよく観ると、ドングリが散乱しています。
「どうしたの? 何かあるの??」。
地面の様子
よく観ると、ドングリの殻が割れているモノがあります。
殻の割れたドングリ
更に周りを見ると、殻を破って出ているモノもあります。
「赤いモノは、発根していることが多いよね」とA田さんが教えてくれました。
赤い実のドングリ
探してみると、立派な根がしっかりと地面に着いているモノもありました。
根が付いたドングリ
コナラの赤ちゃんが、地面から立ち上がる前の状態ということになります。
山の新しい命がこんなふうに誕生していることを知ることが出来ました。
暫くの間、「発芽観察」として、柵で囲いを作ることにしました。
成長を見守りたいと思います。
N山さん
なな山仕事の「飴玉タイム」第2弾です。
なな山の広場の端で何やら地面を観ています。
何かあるようには見えません。
それでもよく観ると、ドングリが散乱しています。
「どうしたの? 何かあるの??」。
地面の様子
よく観ると、ドングリの殻が割れているモノがあります。
殻の割れたドングリ
更に周りを見ると、殻を破って出ているモノもあります。
「赤いモノは、発根していることが多いよね」とA田さんが教えてくれました。
赤い実のドングリ
探してみると、立派な根がしっかりと地面に着いているモノもありました。
根が付いたドングリ
コナラの赤ちゃんが、地面から立ち上がる前の状態ということになります。
山の新しい命がこんなふうに誕生していることを知ることが出来ました。
暫くの間、「発芽観察」として、柵で囲いを作ることにしました。
成長を見守りたいと思います。
N山さん
ナラ枯れコナラの伐倒、カシナガの幼虫 (2021.2.20) [ナラ枯れ]
2月20日、バス通り法面のナラ枯れコナラ2本の伐倒と搬出が行われました。路上からクレーンを使った伐倒作業は、切り落としの樹幹や枝を散乱させないようにするため困難な作業の連続でした。見学者には時を忘れて作業を見守るという貴重な体験でした。見学者は、A田さん、T木さん、N山さん、M岡さん、S子の5名でした。
その前に、森木会のA羽さんが長池公園で全枯れコナラを伐倒し、そのときスライスした樹幹にいたカシナガ幼虫を紹介します。伐ったばかりの断面は木くずが多くあまり確認できないのだそうですが、エアーブラシで飛ばすと、カシナガの縦穴やそこにいた幼虫が現れます。虫嫌いなので、気色悪いと思いながらうごめく白い幼虫を撮影しました。
縦穴にいるカシナガ幼虫。カシナガは穿入するとき横に穿孔を作り、それから内部で縦穴も作る。
縦穴から出てきてうごめくカシナガ幼虫。2ミリほど。
なな山でもこの幼虫が見られるかと切断面を注視しましたが見つかりません。A羽さんの言うとおり、スライスしてエアーブラシで木くずを落とさないとダメなのかもしれません。
では、なな山での作業風景です。
午前中に伐倒した一本目のコナラの丸太をトラックに引き上げて載せる
枝を切り落とす
樹幹を切り落とす
チェーンソーで伐る
追い口を作る
作業員がロープで引き倒す
落枝を路上のトラックに運ぶ。急斜面の作業は大変
切り口。カシナガの縦穴や変色した辺材が見える
地際から最大60cmほどの切り株。カシナガの穿孔やフラスが見える
その前に、森木会のA羽さんが長池公園で全枯れコナラを伐倒し、そのときスライスした樹幹にいたカシナガ幼虫を紹介します。伐ったばかりの断面は木くずが多くあまり確認できないのだそうですが、エアーブラシで飛ばすと、カシナガの縦穴やそこにいた幼虫が現れます。虫嫌いなので、気色悪いと思いながらうごめく白い幼虫を撮影しました。
縦穴にいるカシナガ幼虫。カシナガは穿入するとき横に穿孔を作り、それから内部で縦穴も作る。
縦穴から出てきてうごめくカシナガ幼虫。2ミリほど。
なな山でもこの幼虫が見られるかと切断面を注視しましたが見つかりません。A羽さんの言うとおり、スライスしてエアーブラシで木くずを落とさないとダメなのかもしれません。
では、なな山での作業風景です。
午前中に伐倒した一本目のコナラの丸太をトラックに引き上げて載せる
枝を切り落とす
樹幹を切り落とす
チェーンソーで伐る
追い口を作る
作業員がロープで引き倒す
落枝を路上のトラックに運ぶ。急斜面の作業は大変
切り口。カシナガの縦穴や変色した辺材が見える
地際から最大60cmほどの切り株。カシナガの穿孔やフラスが見える
シュンランの花茎、あるいは果実 - なな山仕事の飴玉タイム [よもやま話]
なな山で作業をすると、どうしても一生懸命になってしまっているように思います。
そんなとき、一息つくのに職場などでの「コーヒーブレイク」に代えてなな山では「飴玉タイム」というのを考えました。夏は熱中症予防の塩分補給、冬はのどを潤し糖分を取ってエネルギーの補給ということになります。
なにより、自然相手の仕事は尽きることがありません。手を休めて、やっている作業を別な視点で見直しながら進めることも大事です。正解は一つではないように思います。
何より楽しくなければ、山仕事を続けられません。
・・能書きが長くなってしまいました。
2月の定例活動日で、中の山のヤマザクラを総出で伐倒しました。詳しくは、活動記録の記事を参照してください。
太いヤマザクラにチェーンソーを入れられるのはS田さんしかいません。
ヤマザクラの高い位置にロープを掛けて、チルホールをセットして引くのはS子。
「もっと高い位置にロープをかけた方が良くない?」と声が出ます。
「下に入ると危ないから、遠くに居てね」とお互いに安全を確保しあいます。
伐倒した後も、下では、シガラの杭を作って補強作業、枝葉の処理など、なな山での伐倒は、みんなで役割を分担して行われているので、やっていて楽しいです。
ヤマザクラの伐倒
ところで、今日の本題は、伐倒の話ではなく、「シュンランの花茎(あるいは果実)」の話。
伐倒が一段落しての会話から。
「今の季節は、花がないよね。何か、絵になるものない?」
「シュンランの珍しい姿が見られるよ」とY元さんの声で、中の山のシュンランの株を観察に行きました。
葉の上に茎状のものが見えました。
シュンラン
詳しくは分からないのですが、果実だそうで、中には綿のようなモノと小さな種らしきものが多数見られました。
シュンランの実
なな山にシュンランの株はいくつかあるのですが、このような実をつけたのを観たのは初めてだそうだ。
私には、何年経っても目に付くことはないシュンランの変化ですが、教えられてみると、シュンランの世代継承の営みを観たようで、うれしく思いました。
山は、生命の営みに溢れているのでした。
N山さん
シュンランの種。小さく軽い綿のよう。ビッシリ詰まり、よく見ないとわかりにくい。
昨年の秋から乾きはじめ春先にかけて乾燥させ、新しい花が咲く前に種を飛ばすようだ。種作りに半年もかかる。
(S子)
そんなとき、一息つくのに職場などでの「コーヒーブレイク」に代えてなな山では「飴玉タイム」というのを考えました。夏は熱中症予防の塩分補給、冬はのどを潤し糖分を取ってエネルギーの補給ということになります。
なにより、自然相手の仕事は尽きることがありません。手を休めて、やっている作業を別な視点で見直しながら進めることも大事です。正解は一つではないように思います。
何より楽しくなければ、山仕事を続けられません。
・・能書きが長くなってしまいました。
2月の定例活動日で、中の山のヤマザクラを総出で伐倒しました。詳しくは、活動記録の記事を参照してください。
太いヤマザクラにチェーンソーを入れられるのはS田さんしかいません。
ヤマザクラの高い位置にロープを掛けて、チルホールをセットして引くのはS子。
「もっと高い位置にロープをかけた方が良くない?」と声が出ます。
「下に入ると危ないから、遠くに居てね」とお互いに安全を確保しあいます。
伐倒した後も、下では、シガラの杭を作って補強作業、枝葉の処理など、なな山での伐倒は、みんなで役割を分担して行われているので、やっていて楽しいです。
ヤマザクラの伐倒
ところで、今日の本題は、伐倒の話ではなく、「シュンランの花茎(あるいは果実)」の話。
伐倒が一段落しての会話から。
「今の季節は、花がないよね。何か、絵になるものない?」
「シュンランの珍しい姿が見られるよ」とY元さんの声で、中の山のシュンランの株を観察に行きました。
葉の上に茎状のものが見えました。
シュンラン
詳しくは分からないのですが、果実だそうで、中には綿のようなモノと小さな種らしきものが多数見られました。
シュンランの実
なな山にシュンランの株はいくつかあるのですが、このような実をつけたのを観たのは初めてだそうだ。
私には、何年経っても目に付くことはないシュンランの変化ですが、教えられてみると、シュンランの世代継承の営みを観たようで、うれしく思いました。
山は、生命の営みに溢れているのでした。
N山さん
シュンランの種。小さく軽い綿のよう。ビッシリ詰まり、よく見ないとわかりにくい。
昨年の秋から乾きはじめ春先にかけて乾燥させ、新しい花が咲く前に種を飛ばすようだ。種作りに半年もかかる。
(S子)
やっぱり山は怖い、危険が一杯! 東の山での倒木処理の報告 [木工クラブ]
2月16日火曜日は、木工クラブの日でした。
同時に、めかいの会のメンバーがヒネ剥ぎに見えて、シノダケ林に入ってシノダケ狩りをしました。
整備を進めているシノダケ林の様子
そんな中、東の山で倒木があるとのことでした。行ってみると直径40センチ弱のコナラが倒れていました。場所は、中央のシノダケ林入り口の少し北側で、少しずつシノダケ林の整備を進めて来た場所でした。かなり枯れが進んでいて根っこごと倒れていました。
倒れたコナラ。根っこの方からみている写真
折角キレイにして残したシノダケを何本も押し倒しているので、急遽、玉切りをして処分することにしました。
日曜日の定例活動日には何でもなかったのですから、月曜日の雨と風で倒れたようです。根っこごと倒れているので、地盤が緩んだせいもあるかも知れません。
処理後。根っこの場所が大きくえぐれています。
玉切りした材は奥に積みました。
教訓として、「やっぱり、山は危険が一杯。安全確保が大事」でした。
もう一つは「キレイに整備してあったので、玉切り作業が容易だった」でした。
山と人との関わり方を教えられる出来事となりました。
N山さん
同時に、めかいの会のメンバーがヒネ剥ぎに見えて、シノダケ林に入ってシノダケ狩りをしました。
整備を進めているシノダケ林の様子
そんな中、東の山で倒木があるとのことでした。行ってみると直径40センチ弱のコナラが倒れていました。場所は、中央のシノダケ林入り口の少し北側で、少しずつシノダケ林の整備を進めて来た場所でした。かなり枯れが進んでいて根っこごと倒れていました。
倒れたコナラ。根っこの方からみている写真
折角キレイにして残したシノダケを何本も押し倒しているので、急遽、玉切りをして処分することにしました。
日曜日の定例活動日には何でもなかったのですから、月曜日の雨と風で倒れたようです。根っこごと倒れているので、地盤が緩んだせいもあるかも知れません。
処理後。根っこの場所が大きくえぐれています。
玉切りした材は奥に積みました。
教訓として、「やっぱり、山は危険が一杯。安全確保が大事」でした。
もう一つは「キレイに整備してあったので、玉切り作業が容易だった」でした。
山と人との関わり方を教えられる出来事となりました。
N山さん
ひと足早い春陽気のなか、作業が快調に進む! - 活動記録(2021.2.14) [活動報告]
なな山緑地の会の皆さん
活動記録 No. 402 (2021/2/14) を作成しました。(M崎さん)
昼食時の気温が18℃と春が来た様な穏やかな活動日で、20人の仲間も軽やかな動きをしていた。
森木会の初級講座に提供する鉢植え(8本)のクヌギの苗は3~5年経っているので、根が鉢を突き破り地中深く伸びていたので掘り出すのに一汗かいた。 今回提供以外の苗も全て掘出し、根を短く切って鉢に植え直した。
中の山で株の根が半分起き上がる程傾いた株立ちのヤマザクラを伐倒した。初めから、上部の幹や枝が他の木に掛かっていたので素直に伐倒できない。ロープとチルホールを使い安全に倒すことが出来た。
次の活動日は 2021年2月28日(日) です。
ではまた、なな山でお会いしましょう。
クヌギ苗の掘り出し
中の山のサクラ伐倒
シガラの杭打ち
伐倒木の枝整理
法面のクヌギ伐倒
枝の整理 甲野先生
ホダ木の切り揃え
トイレ目隠しの修理
チェンソーの目立て
さつま芋植えの準備
カワヅザクラ
ジャノヒゲ(実)
活動記録 No. 402 (2021/2/14) を作成しました。(M崎さん)
昼食時の気温が18℃と春が来た様な穏やかな活動日で、20人の仲間も軽やかな動きをしていた。
森木会の初級講座に提供する鉢植え(8本)のクヌギの苗は3~5年経っているので、根が鉢を突き破り地中深く伸びていたので掘り出すのに一汗かいた。 今回提供以外の苗も全て掘出し、根を短く切って鉢に植え直した。
中の山で株の根が半分起き上がる程傾いた株立ちのヤマザクラを伐倒した。初めから、上部の幹や枝が他の木に掛かっていたので素直に伐倒できない。ロープとチルホールを使い安全に倒すことが出来た。
次の活動日は 2021年2月28日(日) です。
ではまた、なな山でお会いしましょう。
活動概要:
クヌギ苗木の掘出し、中の山ヤマザクラ・法面のクヌギの伐倒・ホダ木の準備等
参加者:
20人(男性13人、女性7人)
連絡事項:
1. ナラ枯の打合せをの報告: 全枯れ6本の切るが、切断材の搬出は直ぐにできない。農薬などの使用は環境課の許可が必要。
2. シイタケ菌 1,000駒、ナメコ菌 500駒 注文したので、ホダ木の準備。
3. 森木会の初級講座用にクヌギ苗木8本を提供する。
4. 2月末で会計を閉めるので、領収書を提出して欲しい。 来期からA野さんが会計を担当する、等。
2. シイタケ菌 1,000駒、ナメコ菌 500駒 注文したので、ホダ木の準備。
3. 森木会の初級講座用にクヌギ苗木8本を提供する。
4. 2月末で会計を閉めるので、領収書を提出して欲しい。 来期からA野さんが会計を担当する、等。
感想:
穏やかな朝で、皆んなの動きが軽く作業が捗った。
昼には18℃と一足先に春の空気を味わった。
中の山で根が半分起上がり傾いていた株立ちのサクラをやっと処理出来た。傾いて枝が他の木に凭れていたので、伐倒するのにチルホールが重宝する。伐倒した材は25cm程あり、ナメコのホダ木にには太すぎると思ったが、短く輪切りにしたホダ木を半分を埋める方法もあると聞き、ぜひ試して見たい。
昼には18℃と一足先に春の空気を味わった。
中の山で根が半分起上がり傾いていた株立ちのサクラをやっと処理出来た。傾いて枝が他の木に凭れていたので、伐倒するのにチルホールが重宝する。伐倒した材は25cm程あり、ナメコのホダ木にには太すぎると思ったが、短く輪切りにしたホダ木を半分を埋める方法もあると聞き、ぜひ試して見たい。
クヌギ苗の掘り出し
中の山のサクラ伐倒
シガラの杭打ち
伐倒木の枝整理
法面のクヌギ伐倒
枝の整理 甲野先生
ホダ木の切り揃え
トイレ目隠しの修理
チェンソーの目立て
さつま芋植えの準備
カワヅザクラ
ジャノヒゲ(実)