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なな山緑地の会 2021年10月の活動予定 [活動予定]

なな山緑地の会のみなさん

A田さんから2021年10月の予定が届きました。

9日(土)に「なな山緑地 秋のハイキング」と題して三方の森ふれんど・東寺方児童館と共催で植物観察会を開催します。春に続く第2弾は、50数名と規模が拡大する予定です。
みなさんのサポートが必要です。ご協力をお願いします。

また、緊急事態宣言が解除されましたが、第6波の話も出ているので、感染対策は継続していきたい。

季節の移ろいを感じられる秋です。
体調に気をつけて活動しましょう。

10月 5日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・シノダケ細工、小枝木工
・植物観察
10月 9日(土)
なな山緑地 秋のハイキング 10:00~11:30
・三方の森ふれんど・東寺方児童館と共催
・スタッフ集合 9:30
10月10日(日)
なな山緑地の会 定例活動 9:00~15:00
・植物観察・ナラ枯れ対策観察
・散策路草刈り
10月12日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・シノダケ細工、ヒンメリ・メカイ
・小枝木工、植物観察
10月19日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・シノダケ細工、ヒンメリ・メカイ
・小枝木工、植物観察
10月24日(日)
なな山緑地の会 定例活動 9:00~15:00
・植物観察・ナラ枯れ対策観察
・東の谷草刈り
10月26日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・シノダケ細工、小枝木工
・植物観察

初秋のなな山_IMG_3481_210926.jpg

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ナラ枯れの現状と今後についてみんなで共有! - 活動記録(2021.9.26) [活動報告]

なな山緑地の会の皆さん

活動記録 No. 417 (2021/9/26) を作成しました。(M崎さん)

朝晩めっきり涼しくなり、過ごし易い秋になりました。
しかし、今週末には台風16号が本州に近づき大荒れの予報ですので、ご注意ください。

次の活動日は 2021年10月10日(日) です。
ではまた、なな山でお会いしましょう。

活動概要:
飛地・散策路の刈払い、ダイコンの種まき・カボチャの蔓上げ、ナラ枯れ全体打合せ等
参加者:
19人(男性14人、女性5人)
連絡事項:
1. 曇りで気温が上がらないので午後も活動しましょう。
2. 飛地と散策路の払い。
3. ナラ枯れの情報交換会の報告と11:30 からなな山全体打合せの提案。
4. ダイコンの種まき、カボチャの蔓上げ、ニラの収穫。
5. カシナガスケールの説明と配布。
6. 三方の森 10/2 の文化祭は延期、10/9 のなな山植物観察は 東寺方児童館と合せ計 57名参加予定。
感想:
涼しくて快適な活動日でした。午後から雨がぱらつき始めたので活動を中止しました。
今までメールで何度かやり取りした人が今日初めて活動に参加し、会員登録の意思を示してくれ、次回より正式会員になる予定なので、とてもうれしい。
ナラ枯れの全体打合せで、市には十分な予算がないし、なな山は優先順位が低いので予算を期待できない中で、全枯れ木の処理をどうするか、今後なな山のコナラ林をどう再生していくか情報交換、状況の共有をした。

中の山遊歩道刈払い.JPG
中の山遊歩道刈払い

センダンの抜根.JPG
センダンの抜根

飛び地刈払い.JPG
飛び地刈払い

飛び地刈払い2.JPG
飛び地刈払い

ナラ枯れ状況報告.JPG
ナラ枯れ状況報告

ニラ収穫.JPG
ニラの収穫

ダイコンの種まき.JPG
ダイコンの種まき

カボチャの蔓を取る.JPG
カボチャの蔓を取る

ガンクビソウ.JPG
ガンクビソウ

ヒガンバナ.JPG
ヒガンバナ

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山動く - 広げよう会員の和 リレー随筆 [なな山だより]

昔の書き手が言っている。「行く川の流れは、絶えずして、しかも、元の水にあらず」と。雲も風も流れ動いている。空気も雨も留まることはない。だが、山については、「動かざること山の如し」と動かないものの代名詞となっている。本来動きそうもないことや、社会的情勢が根元から変動することなどが生じたとき、山が動くと言ったりする。「山が笑う」という言い方は、古くからある。早春から新緑の頃まで、樹木に覆われた山が、春を告げるコブシやキブシの花から、木々の芽吹き、ヤマザクラの花へとその色合いを変え、数々のみどりを色濃く染めていく、その移ろいをそうあらわしているのだ。

多摩の山といえば、それは雑木林を指している。多摩の雑木林に関わって、内から外から、汗まみれの労働と感性をフル回転させて感じるそれは、いろいろ多様な動き、変化に満ちている。
雑木林という自然界は、一年をひとつのサイクルとして、繰り返しの営みを続けている。それが四季という季節の変化の中で私たちに違った姿を見せてくれる。
ところが、こういう考え方は私たちの生活環境、社会環境から見れば当然のこととして捉えることができるが、山に入って体験を繰り返していくうちに、少し考えを変えなくてはならなくなった。山に人の手が加わると、山も変わるのだ。混み合った林を、間伐して少し日照を増すと、今まで眠っていた潜在的な植物が芽吹いてくるのだ。下草を刈ると、目立たなかった草本が勢いをつけてくる。つる草の絡みを根気よく取り払ってやると、より美しい花を咲かせてくれる。落ち葉を集積した場所には、数え切れないカブトムシの幼虫が見つかり、草を刈ったあとに出てきた虫に小鳥たちが群れた。散策の道をつけて、じっくり周辺を観察すると、コナラのドングリからかわいい双葉が出て少しずつ大きくなってきた。

新しい草花も見つかった。木々の目立たない花や実が、葉の蔭に、ひっそり着いているのを見つけることもできた。作業をしているすぐそばに来て私たちに語りかけるかのように姿を見せたのは、アオジかジョウビタキ、ウグイスか。山は私たちを自然の一部として、仲間として迎え入れてきていると感じる。
山は生きている。動いているといっても良いと思う。機会あるごとに山の動きを書き留めていきたい。

次の会報では、馬場さんにこの欄のバトンを渡したい。この雑木林では最も多量の汗を流しているよう
に思うからだ。
   相田幸一
   「なな山だより」創刊号(2005年9月)より

ヒコバエ.png

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課外授業「フクロウストラップづくり」、そしてフクロウ鉛筆を作っちゃいました! [よもやま話]

緊急事態宣言のため午前のみとなった活動。昼過ぎ三々五々会員が家路に向かう。
と、「A田さん、フクロウストラップの作り方、教えて!」とA野さんの声。「じゃ、準備しようか!」とA田さん。「わあ~、課外授業、いいな。私も、いい?」とT瀬さん。レッスンを受けたい! と思いつつ、午前中に調査し残した東の山に足を運ぶ。

フクロウストラップ.jpg
フクロウストラップ

背丈を超えるササヤブを掻き分けてコナラに辿り着くのにほとほと嫌になりながら、何とか目途を付けて広場に戻ると、工作授業が続いていた。二人の前には小さな可愛いフクロウが並ぶ。「これっ、可愛いでしょう!」と掲げる。「私でも作れちゃう!」と笑顔が輝く。よく見ると一つひとつ表情が違う。

授業も終盤に差し掛かっていた。つい「いまからでもいい?」と遅刻学生の恥じらいを忘れて声をかける。「では最初から!」と優しい講師の声。時間もおしているだろうと、話半分に先を急ぐ。「目はどうするの?」、「ドリルだよ」。ドリルの歯に手を掛ける。チクッ! 血が出る! ほらほら人の話を聞かないからだと自業自得に落ち込む。「消毒液は?」「カットバンは?」「持っているはず」「車にあったな!」と、近くにいたN山さんも巻き込んでひと騒動。本当にゴメンナサイ! 人の話は聞きます。

後日、「ジャーン!T瀬作の初フクロウ作品をお披露目致します」のメールが届く。「世界に一本のフクロウ鉛筆」と写真付き。作ったフクロウが鉛筆の上に載っている。「木工ボンドで30秒で完成しました」。ストラップに次ぐ第2弾は、身近な文具をカスタマイズするアイディア作品だった。

フクロウ鉛筆.jpg
フクロウ鉛筆

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ゆっくり作って正八角星が完成! シノダケ・ヒンメリ講座(2021.9.23) [シノダケ・ヒンメリ]

9月23日「シノダケ・ヒンメリを作ろう」(多摩市グリーンボランティア連絡会主催、なな山緑地の会協力)が多摩市立グリーンライブセンターで開催された。
当会からは、講師の中山さん、サポートのI田さん、M岡さん、S子の4名がスタッフで参加した。お疲れさまでした。

当初午前中のみだったが、定員10人を超える申し込みで午前・午後の2回開催になった。午前7名、午後8名の計15名が正八角星づくりにチャレンジ。

まずシノダケ・ヒンメリづくりの基本テク(ワイヤーを結ぶ・つなぐ・結わえるなど)を習得しながら正八面体を作る。ワイヤーにシノダケ材を通して三角形を作り、台形、平行四辺形と平面で作ったら、次は端と端を結んで立体に移行する。途中「ここまで進めてください」との中山さんの声に、待機しては進むを繰り返しながらみなさん正八面体を完成させる。ここで「作業の1/3ほどが終わりました」と休憩。

再開は、いよいよ正八角星づくり。正八面体の下端に印をつけるところからスタート。「角(つの)を4つ付けていくが、立体なので上下左右がわからなくなる。印があれば上下を確認でき、失敗しない」と中山さんのアドバイス。ワイヤーを付け足しながら上部に角を4つ追加する。今度は、印を頂点に移し替え、下部に角を追加する。3つ追加したところでストップ。4つめは、残ったワイヤーに1本ずつシノダケ材を入れて完成。同じ頂点があちこちから現れるので、留めるところを確認するのがポイントだ。

最後に、完成したシノダケ・ヒンメリを壁から吊り下げるフックを作る。部屋に飾って楽しめる。立方体のなかにマツボックリなどが入ったストラップの手土産まで準備してあった。はじめは手間取ることもあったが、全員正八角星が出来て満足の様子だった。

挨拶_IMG_3439_210923.jpg
開講の挨拶

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作り方の話(中山さん)

シノダケ・ヒンメリ講座_IMG_3422_210923.jpg
説明を聞いて手作業に移る

事前収録のビデオで確認_IMG_3432_210923.jpg
事前収録のビデオで作り方を確認する

メモを取りながら製作_IMG_3434_210923.jpg
メモを取りながら製作する

親子で製作_IMG_3454_210923.jpg
親子で製作

補修_IMG_3457_210923.jpg
参加者のヒンメリを補修しながら説明する

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アフターナラ枯れの話をしました 【ナラ枯れ情報交換会の報告】(2021.9.20) [ナラ枯れ]

なな山緑地の会のみなさん

9月20日、森木会「ナラ枯れ情報交換会」がZoomミーティングで開催されました。
森木会の各団体に加え、オブザーバーとして永山南公園きりんの会と長池里山クラブが参加しました。

各団体のナラ枯れ状況が報告され、一様に昨年より激しい被害にあっています。ナラ枯れ対策も各団体が工夫を凝らしており、成果が上がっているようです。まだ9月なので10月頃まで様子を見て、今期の被害がある程度確定するのでしょう。

各団体で「全枯れ」や「枯死」「赤枯れ」などと被害を表す用語にバラツキがあり、情報を統一的に見るときの障害になっていました。この用語の統一についても提案があり、大筋了解され、扱いを含め今後を森木会で検討することになりました。

なな山緑地の会の被害状況は、先日メールでお知らせした内容です。
この報告に加え、個人的な意見として「アフターナラ枯れ」と題して今後について発表しました。このアフターナラ枯れの内容はまとめるのに手間取りそうなので、被害レポートを先にお知らせした次第です。

アフターナラ枯れ.png

まず短期的な話です。
ナラ枯れは、コナラがほぼ感染してしまうと収束しますが、その期間は5年ほどでしょう。長くて10年です。感染のピークは2~3年目。なな山は今年2年目なので来年も激しい被害が想定されます。収束時の全枯れ数は、多めに見てコナラ100本。これを放置したままにすれば、5~10年で約50%のコナラが倒伏します。この危険を回避するため伐倒することになります。この伐倒本数は1年あたり10~20本。現状からでは考えられない作業です。このため全枯れ数を抑える対策を今後も続けていく必要があります。でも、コナラの伐採は避けられません。

で次に、長期的なことです。
コナラの寿命は80年ほどです。なな山のコナラは多くが50~60年です。つまり、20年ほどで寿命を迎え、倒伏するものが現れます。これを放置すればコナラ林は常緑広葉樹林に遷移するでしょう。落葉樹林が作り出している多様性豊かな植生、特に西の山は低木の常緑樹が繁茂する山に変貌する可能性があります。

これらのことから問いかけられているのは現在のコナラ林をどうするかということです。会創設以来18年かけて作り出してきた植生豊かな自慢のコナラ林が変わろうとしています。樹齢20年弱のコナラなら伐採してヒコバエから更新することが可能ですが、大径木のコナラはヒコバエが生えません。苗も日照不足のため数年で枯れてしまうようです。間伐ではコナラ林の更新は困難でしょう(とはいえ、成算がないかも知れませんが、可能性を排除せず色々試してみたいです)。

なな山は、多数のコナラの伐採が控えています。コナラ林として更新するのであれば、方法のひとつとして「小面積皆伐」を検討してみたいです。最低20mほどのエリア内の樹木をすべて伐採し、草地に苗を植樹します。数年ごとに隣地を皆伐していき、コナラ林全体を若返らせる方法です。

以上、こんな方法をたたき台として検討していただければ幸いです。
よろしくお願いします。

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被害が大幅に拡大! でも全枯れを免れれば病気克服か? ナラ枯れ2021年調査報告 [ナラ枯れ]

7~9月、5回にわたるナラ枯れ調査の結果は、被害が大幅拡大と不安を裏打ちさせるものでした。被害本数もそうですが全枯れが大幅に増え、深刻さが強まりました。感染地域も広がり、さらにクヌギにも感染するといった思わぬ状況に唖然としています。

ただ一説によれば、「被害は5~10年程度継続し、被害が終息する頃には穿入対象木のほとんどが穿入を受ける」。つまり、5年長くても10年ほどで終息するようです(「カシノナガキクイムシとその共生菌が関与するブナ科樹木の萎凋枯死」小林正秀・上田明良著)。また、ピークは2~3年目といった説もあり、2年目を迎えたなな山はやむを得ないといったところでしょう。軽度であれば、感染しても抵抗力が付き、病気を克服して成長するので、枯死という激害にならない対策を継続することが必要でしょう。

○2021年ナラ枯れ被害
2021年のナラ枯れ被害は、昨年に比べ3倍ほど増え、地域も拡大しています。
全枯れは18本(昨年6本)と増え、しかも西の山だけでなく、中の山、東の山でも見られます。中枯れ6本を含めれば24本です。「中枯れ」は、全枯れではないが葉枯れが発生し、時間が経過すれば全枯れになりそうな樹木です。葉枯れしていないがフラスが発生している「感染木」は82本です。調査中は2~3本に1本が被害にあっているという印象が強かったのですが、4本に1本、25%程度でした。
今年は、コナラのほかにクヌギも被害にあっています。全枯れ1本、中枯れ1本、感染1本。樹種が増えたのは今後のことを考えると不安が募ります。

・全枯れ …… 18本
・半枯れ ……  6本
・感染木 …… 82本
・被害率 …… コナラ 103本/431本 24.6%
       クヌギ 3本/90本 3.3%

○2020年被害
・全枯れ ……  6本
・感染木 …… 32本
・被害率 …… 38本/437本 8.7%

○ナラ枯れ被害(2021年、2020年)
ナラ枯れ被害.png

○2021年ナラ枯れ調査結果マップ
ナラ枯れ調査_2021.png

○2020年ナラ枯れ調査結果マップ
ナラ枯れ調査_2020.png

○再感染状況
2020年感染したコナラが今年再感染しているかを調べてみました。昨年の感染木32本のうち14本が再感染していました。内訳は、全枯れ4本、半枯れ1本、感染9本です。残り18本は被害を確認できませんでした。ナラ枯れが潜み、病気を克服して生育しているのでしょう。再感染しても全枯れになる可能性が低いのが救いです。

・再感染木 ………… 14本/32本
 内訳 全枯れ ……  4本
    半枯れ ……  1本
    感染  ……  9本

○再感染の有無
再感染の有無.png

○ナラ枯れ対策の効果
9月9日に報告しましたが、ナラ枯れ対策の効果について再掲します。

○ビニールシート被覆
ビニールシート被覆は感染した樹木をビニールシートで被覆し、カシナガ新成虫の飛散防止と穿孔抑止を目的とするもので、樹木の生育を促進する対策です。
コナラ感染木20本にシート対策を行い、再感染なし6本、再感染あり12本、全枯れ2本でした。再感染ありでは、シートの上部などで穿孔とフラスを確認しましたが、全枯れに至っていないのでこのまま推移すれば抵抗力が増して生育すると考えられます。
ただ全枯れ2本は残念でした。シートから出てきた新成虫が飛翔を諦め、同じ樹木に再穿孔して繁殖し全枯れになったと推測されます。
新成虫の飛散防止の効果はあったと思われますが、母木を痛めるとは想定外でした。
・設置樹木数 …… 20本
・再感染なし ……  6本
・再感染あり …… 12本
・全枯れ   ……  2本

○カシナガトラップ
カシナガを垂直板に衝突させて水たまりに落とすトラップは、カシナガの穿孔抑止を目的として、ナラ枯れ感染を防止する対策です。
カシナガに穿孔されそうなコナラの未感染大径木18本に設置しました。結果は、感染なし2本、感染あり16本です。感染ありでは、トラップを避けてその上部や下部、隙間に穿孔していましたが、部分的なため全枯れには至っていません。
トラップがカシナガを呼び込んだ可能性も考えられますが、マスアタックを回避でき、抵抗力が付くことが期待できます。
トラップが樹皮を覆うため穿孔を抑制して軽度の感染で済む効果があったようです。
・設置樹木数 …… 18本
・感染なし  ……  2本
・感染あり  …… 16本

○ナラ枯れ対策の効果
ナラ枯れ対策の効果.png

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オレンジ色のカエンタケ(猛毒)には絶対に触れないで! [ナラ枯れ]

会員のO田島さんからカエンタケの情報が飛び込んできた。
「高尾山では、ナラ枯れ感染木の根元にカエンタケを見かけるようです。カエンタケは猛毒です。触らないように気をつけてください」

カエンタケは毒性が非常に強く、誤って食べると死に至る可能性がある。触るだけで皮膚の炎症を起こすこともあるので、絶対に触らない!

この間ナラ枯れ調査で緑地を回ってフラスなどを確認しているが、カエンタケの発見には至っていない。ナラ枯れ感染の翌年あたりから発生するというレポートもあるので、今年以降、要注意だ。もし発見したらS子に連絡を。市と相談して除去します。

この情報を確認していたら、T瀬さんからも連絡が来る。富士山の麓・山梨県山中湖村でカエンタケが発生している、と。

さすが二人とも里女。アンテナ感度が高い!

カエンタケ.jpg
カエンタケ(横浜市ホームページより)

茂原公園内の猛毒の『カエンタケ』にご注意ください!:千葉県茂原市
http://www.city.mobara.chiba.jp/0000006695.html

猛毒『カエンタケ』にご注意ください!:所沢市
https://www.city.tokorozawa.saitama.jp/kurashi/seikatukankyo/midori/shizen20200904132605044.html

公園緑地での猛毒キノコ「カエンタケ」にご注意ください:横浜市
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/midori-koen/koen/kaentakechuui2020.html

食べると死にいたることもある危険なキノコ 富士山のふもとの山中湖で相次いで確認:UTYテレビ山梨
https://news.yahoo.co.jp/articles/3757bcb9b0930d68de0579875d9aeaac45566562


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ナラ枯れ情報交換会のお知らせ [連携イベント]

なな山緑地では、昨年ナラ枯れ元年ということでドタバタしましたが、二年目の今年は少し余裕を持って被害を捉えることが可能になった気がします。
とはいえ、被害は大幅に拡大し、唖然とする状態に変わりはありませんが……。

多摩グリーンボランティア森木会から「ナラ枯れ情報交換会のお知らせ」が届いています。ほかの緑地や公園がどんな状況なのかといったことが報告されるでしょう。また、各団体の取り組みや今後の方針について貴重な話が聞ける可能性もあります。
オンラインでのZoomミーティングですが、是非ご参加ください。
ご参加の場合は、下記までメールでお知らせください。オンラインでの参加方法をお知らせします。

メールアドレス(庄子)
メールアドレス.jpg

***** ここから「お知らせ」 *****

昨年に続き、ナラ枯れ発生が見られています。
そこで、下記の予定でナラ枯れの勉強会、改めて、情報交換会を9/20敬老の日に開催します。
関係のみなさまの出席をお願いします。

また、情報交換会までに、各活動場所のナラ枯れの状況を調査してまとめていただけるでしょうか。
○調査内容
・昨年と同様に、ナラ枯れの発生状況
 調査日、各樹木の状態 樹種、フラス穿孔のみ・一部枯れ・全枯れ、本数、
 昨年からの経時変化
・今までに行った対策の内容と効果

◎森木会 ナラ枯れ情報交換会
日時:9月20日(月)敬老の日 15:00~17:00
場所:Zoomミーティング

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特別参加の親子が元気いっぱいに活動!今年最後のスイカ - 活動記録(2021.9.12) [活動報告]

なな山緑地の会の皆さん

活動記録 No. 416 (2021/9/12) を作成しました。(M崎さん)

多摩市の新規感染者数の増加を週平均で見ると、先々週から下降傾向にあり、日平均7.4人と下がってきました。このまま下がって来て、マスク無しで会話や活動が早くできるように願っています。

次の活動日は 2021年9月26日(日) です。
ではまた、なな山でお会いしましょう。

活動概要:
ナラ枯れの調査、スイカの収穫・種蒔きの準備、法面・遊歩道沿いの刈払い、苗床の伐根作業等
参加者:
19人(男性12人、女性7人)
連絡事項:
1. 午前中の活動とする。
2. 遊歩道沿いの刈払い。
3. 特別参加の親子紹介。
4. ナラ枯れ経過報告、9/20に森木会で会議あり。
5. 東の山のナラ枯れ調査。
6. スイカを全て収穫しダイコン種蒔きの準備。
7. カボチャの収穫。
8. 10/9三方の森より秋のなな山植物観察、10/2秋の展示会のサポートあり。
感想:
早朝は雨で活動するかどうか迷う天気だったが、午前中は雨が降らず、涼しく作業がはかどり楽しく活動が出来ました。
今回は二回目の特別参加の親子も元気に活動していたので、今後の入会が期待されます。
夏の天気が不順でスイカの成長が遅れ、次のダイコンの種蒔きの準備が迫って来たので、全部収穫する事になった。
大きく実ったスイカは、今年最後の試食になった。

法面の刈払い.JPG
法面の刈払い

遊歩道刈払い.JPG
遊歩道の刈払い

法面の刈草を集め片付ける.JPG
法面の刈草を集め片付ける

ナラ枯れ調査西の谷.JPG
ナラ枯れ調査(西の谷)

クヌギ苗床の抜根作業.JPG
センダンの抜根作業

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抜根作業

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抜根作業

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スイカの収穫

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スイカ切り

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スイカの試食

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キバナアキギリ

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センニンソウ

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ヤマホトトギス

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