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青山学院大ボランティア活動 - なな山だより [なな山だより]

日にち:7月11日(日)
青学ボランティアセンターの呼びかけに応えた学生たち7名がなな山で里山の環境保全活動を行いました。当会の活動と提携し、年数回継続していく予定。
はじめになな山を巡りながら植生や活動の概要を紹介。起伏が激しい西の山では息が上がる学生も。このあとシノダケの手刈りに挑戦。刈れば、常緑樹が多い中の山でも小さな植物たちが成長するはず。間隔をあけて一列に並び作業スタート。最初は要領を得ず少し苦労していたが、コツを覚えてからは作業が進む。午後は、ナラ枯れ対策用トラップにかかったカシナガをカウントする作業。虫が嫌いな学生はヒノキの皮むきと2班に分かれる。カシナガのカウントは3本のコナラで計350匹ほどを捕捉。ヒノキの皮むきでは、黒い皮をナタで剥き、現れた鮮やかな木肌に感動。
   「なな山だより」53号(2021年10月)より

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なな山緑地の会 2021年10月の活動予定 [活動予定]

なな山緑地の会のみなさん

A田さんから2021年11月の予定が届きました。

14日(日)に青山学院大の今年度2回目のボランティア活動が開催されます。当会の活動をいっしょに行って交流を深めたいものです。
20日(土)には、南鶴牧小学校・秋のなな山観察会があります。コロナ感染防止のため春と夏の観察会が中止になりましたが、秋の開催を楽しみにしていました。みなさんのサポートをお願いします。

また、冬に向けて草刈りとその片付けが待っています。冬の山遊びを楽しみにしている子どもたちを迎える準備にもなります。植物を保護しつつ下草刈りをして来春の芽生えに備えたいです。

寒暖の差が大きくなる晩秋です。
体調に気をつけて活動しましょう。

11月 2日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・シノダケ細工、小枝木工
・植物観察
11月 7日(日)
めかい講座第二日 ササ採取・ヒネヘギ作業 9:30~15:00
・会員有志による採取場案内
11月 9日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・シノダケ細工
・東の山整備
11月14日(日)
なな山緑地の会 定例活動 9:00~15:00
青山学院大ボランティア活動
・植物観察、ナラ枯れ対策観察
・道路斜面刈草の片付け
・中の山ヤマザクラ伐採
・西の山草刈り
11月16日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・シノダケ細工
・小枝木工、植物観察
11月20日(土)
南鶴牧小学校 秋のなな山観察会 10:00~12:30
・植物観察
・サポート数人お願いします
11月23日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・シノダケ採取
・草刈り
11月27日(土)
森木会総会・合同研修会
・時間未定
11月28日(日)
なな山緑地の会 定例活動 9:00~15:00
・西の山・東の谷の草刈り
・刈り草片付け
・ヤマザクラ伐採
11月30日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・シノダケ採取
・草刈り

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里山の作業に最適な秋、心身ともに快適! - 活動記録(2021.10.24) [活動報告]

なな山緑地の会の皆さん

遅くなりましたが、活動記録 No. 419 (2021/10/24) を作成しました。(M崎さん)

10月23日は、二十四節気のひとつ「霜降(そうこう)」でした。 秋が一段と深まり、朝霜が見られる頃。朝晩の冷え込みが厳しくなり、日が短くなったことを実感できます。初霜の知らせが聞かれるのも大体このころで、山は紅葉で彩られます。コートや暖房器具の準備など、この頃から冬支度を始めます。

次の活動日は 2021年11月14日(日)です。
(青学の学生ボランティアが一緒に活動する予定です)
ではまた、なな山でお会いしましょう。

活動概要:
サツマイモ・ニラ・ハヤトウリの収穫、法面上部の刈払い、遊歩道の階段整備等
参加者:
19人(男性11人、女性8人)
連絡事項:
1. 今日の作業予定は植物観察・ナラ枯れ経過観察、西の谷遊歩道の刈払い等
2. サツマイモ・ニラ・ハヤトウリの収穫
3. ニンニク・エシャレットの植付けをする。
4. 西の山の斜面にスズメバチの巣がありそうだと聞いていたので、場所・巣を特定したい、と注意喚起あり。
感想:
秋の快適な活動日だった。
スズメバチの活動があまり無いとの予想で、巣が有ると思われる所に案内されて、シノダケ藪に3人で入った所、2番目の人の手の甲に蜂が止まり刺された。直ぐにポイズンリムーバーで吸いだしたが、しばらくすると甲が大きく腫れて来たので、熱さまシートで冷やした。日曜日なので、当人は翌日に医者に掛かる予定で、午後の活動も通常通り行った。翌日に、腫れも引いて大丈夫とおもわれるので、医者に行かない事にした、とのメールを受け取りひと安心。
スズメバチの巣あり、との注意喚起の看板と赤いコーンを設置済み。

草刈り作業_1.JPG
法面の草刈り作業

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草刈り作業

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刈草の片づけ

道路斜面草刈前_1.JPG
草刈り前

草刈終了後.JPG
草刈り終了後

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散策路の整備

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完成した階段

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完成した階段

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サツマイモ掘り

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収穫したサツマイモ

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サツマイモの蔓巻き

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ハヤトウリの収穫

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畑の耕し

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新旧のなな山銘板

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コウヤボウキ

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シロヨメナ

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フユノハナワラビ

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スズメバチ危険エリア表示

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大急ぎで咲く秋の花々 [よもやま話]

秋に花咲く植物は冬の寒さに弱いらしい。冬が来る前に花を咲かせ、種(実)を作り越冬する。種(実)は寒さに耐えられるように大きく、脂肪などが豊富。

キチジョウソウの花は地面に近く、群生に埋もれて見えづらい。こんな隠れた場所を探し出して受粉に手を貸す虫がいるのだろうか。上部の花は雄花で雄しべだけ。下部は両生花で雌しべが長い。

キチジョウソウ_IMG_3608_211010.jpg
キチジョウソウ

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フジバカマ

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フジバカマ

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アキノノゲシ

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タイワンホトトギス

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ヌスビトハギ

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カシワバハグマとコウヤボウキの違い - 葉が互生する・しない [よもやま話]

10月初旬、西の山を巡ると白く可憐な花を見かける。細いテープ状の裂片が筒状に咲いている。「カシワバハグマ」とI井さん。西の山に群生するコウヤボウキに似ているが違う。よく似ている。

カシワバハグマは、葉が卵状の長楕円形でカシワの葉に似ているようだ。
一方、コウヤボウキは、葉が卵状で互生する。
葉が互生するかしないかで区別できそうだ。

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カシワバハグマ

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カシワバハグマ

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カシワバハグマ。葉がカシワの葉に似ている

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コウヤボウキ

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コウヤボウキ

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コウヤボウキ。葉が丸く互生する

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なな山緑地の希少植物観察会 - なな山だより [なな山だより]

日にち:5月1日(土)
なな山にご近所さんがやってきました。近くの百草団地や戸建住宅の人、児童館のファミリーが、春の植物を観察に集まる。題して「なな山緑地の希少植物観察会」。三方の森ふれんど、東寺方児童館、それに当会の協力イベント。参加された担当の方から感想です。

豊かな植生だなあ!説明を聞きながら、図鑑と比べながらの第一印象です。
日々なな山のまぶしい新緑を目の当たりにしていますが、中に入るのは初めてでした。
キンラン、ギンラン、エビネ、サイハイランなどの名前は聞いたことはありましたが、野生種として木漏れ日の中でひっそりと咲いている様には、神々しささえ感じました。
落葉の季節、また違う顔に出会いたいものです。(三方の森ふれんど S安さん)

『なな山緑地をのぞいてみよう』というタイトルで、子どもたちに呼びかけました。当日は、好天で、緑地を歩くには絶好な日和でした。
ご挨拶の後、早速、里山へ…アスファルトとは違って、とっても優しい足裏の感触!気持ち良かったなぁ~。そして新緑のにおい…「キンラン」「ヤマユリ」「シイタケ」「ミョウガ」「アズマネザサ」「サイハイラン」etc.たくさんの草花、樹木の話をしていただきながら楽しみました。自然が好きな親子が集まってくれたこと、活動されている方々がとても素敵にお話ししてくださったことで本当にいいひとときを共有することができました。
T木さんにお誘いいただき、なな山緑地の保全活動をされている方々のおかげで、児童館からも子どもたちを連れて行くことができました。ありがとうございます。また、是非お邪魔させてください。(東寺方児童館 K川さん)
   「なな山だより」53号(2021年10月)より

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ノビル -植物標本- [なな山緑地の植物標本]

植物標本は、植物がその時その場所に生えていたことの証であり、地域の自然環境の歴史的変化を知る唯一の手がかりとなっています。なな山緑地の会では、2016年より緑地内の植物調査を兼ねて牧野標本館へ寄贈するべく植物標本を作っています。
制作:なな山緑地の会 植物標本プロジェクト
同定協力:内野秀重さん

このコーナーでは、2016~2017年制作した標本を随時紹介していきます。原本をご覧になりたい方は、N原さんに声をかけてください。

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ノビル

採集日:
2017年5月14日
生育環境:
陽当たりの良い斜面
ノート:
多くの丈の低い草とともに生育
整理番号:
No. 323

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シノダケ・ヒンメリ98 シノダケでつくるリース・リング:八角形の壁飾り [シノダケ・ヒンメリ]

前回(2021.09.04)は、クリスマス・リースをイメージしてリングの丸さにこだわりました。今回は、壁飾りをイメージして、出来るだけシンプルなものを考えてみました。作り方は同じですが、8単位で出来ています。

写真:シノダケで作ったリングに松ぽっくりとシダーローズと栃の実を入れてみました。

八角形の壁飾り.jpg
八角形の壁飾り


【レシピ】八角形の壁飾り
部材① 外径材 :60ミリ:  8本
部材② 繋ぎ材①:40ミリ: 32本 (2本*8回*2回)
部材③ 繋ぎ材①:35ミリ: 32本 (2本*8回*2回)
部材④ 内径材 :40ミリ:  8本 
(内径部材の長さにより、チューブの幅や高さが、自在に変えられます。)
部材⑤ 補強材 :18ミリ:  8本
(内径部材の長さによって調整が必要ですが、外径材と内径材の中間の長さを目安に考えると好いと思います。)
合計で、88本で作ることが出来ます。

なお、リングの直径は16センチほどです。
(計算上は、8*6/3.14≒ 16センチ)

【作り方】
作り方は、前回紹介したものとおなじです。前回は、12の回繰り返しが必要でしたが、八角形にしたことで、繰り返しが8回で済みます。その分、簡単です。

【作り方】は前回と同じものの再掲ですが、ブラシュアップしました。繋ぎ材が二種類の長さになっていますので、注意して進めてください。
. 外径を8本の部材(外径材)で作ります。部材間に隙間をつくります。
. 外径の【内側】に三角形のギザギザを8個作ります。ワイヤーに外径と結ぶという作業を8回繰り返します。
. 2と同様に【外側】にも同じ作業を行います。
. 2で作った【内側】の三角形のギザギザの頂点をワイヤーに繋ぎ材②を2本入れて、次の頂点に繋ぐことを8回繰り返します。
. 今度は、4で作った三角形のギザギザの頂点に繋ぎ材②を1本入れて、3で作った三角形のギザギザの頂点とを一つずつ繋ぎます。これを16回繰り返します。これでチューブ状になります。
. 内径にあたる部分をシノダケ材(内径材)で繋ぎます。
. この状態で、リングの中に飾り物の木の実などを入れます。
. 最後に、裏返して背中側に8本のシノダケ材(補強材)を入れて固定して完成です。

補強材を入れると大きな歪みがなくなるので、飾り物が落ちないようになると思います。どうしても落ちる場合は、表にも同様の補強材を入れることになりますが、補強材の長さを調整する必要が生じます。飾り物をきつめに詰めて入れることをお勧めします。

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裏側から観た八面形の壁飾り

なお、作り方のビデオ版の作成を予定していますので、期待してください。

   中山さん

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「なな山だより」53号をホームページで公開! [なな山だより]

なな山緑地の会のみなさん

10月10日の活動日「なな山だより」53号が配布されたので、なな山緑地の会のホームページで公開しました。パソコンとスマホでご覧いただけます。

53号は、木工クラブの話やシノダケ・ヒンメリ講座の報告など話題豊富です。コロナ感染対策を講じながらの各種イベントの報告や機材修理の話、花粉を押し出す仕組みが面白いタイアザミの話も必見です。

是非ご覧ください。

 なな山緑地の会ホームページ https://nanayamaryokuti.jimdofree.com/

ホームページ上部の「なな山だより」をクリックすると、なな山だより53号が枠内に表示されます。ここで読むこともできますが、ダウンロードすることも可能です。ダウンロードする場合は、53号のプレビュー下部に53号の「ダウンロード」ボタンがあります。印刷したい、拡大して見たいといった場合にご利用ください。

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東の山シノダケ林の林床がきれいに! 連日活動で少しお疲れ! - 活動記録(2021.10.10) [活動報告]

なな山緑地の会の皆さん

活動記録 No. 418 (2021/10/10) を作成しました。(M崎さん)

今日は未だ夏のような天気でしたが、10/8は寒露に当たり、夜が長くなり露が冷たく感じるころと言われています。これから朝晩の冷え込みがきつくなりますが、空気が澄んだ秋晴れの過ごし易い日が多くなります。体をできるだけ動かし生活のリズムを取り戻しましょう。

次の活動日は 2021年10月24日(日) です。
ではまた、なな山でお会いしましょう。

活動概要:
東の山のシノダケの整理、畑に施肥と整理、ヒノキとクヌギの枝打ち、熊手の爪の修理等
参加者:
15人(男性10人、女性5人)
連絡事項:
1. 昨日は三方の森ふれんどと東寺方児童館より「なな山緑地 秋のハイキング」で60名以上の訪問が有り、緑地内で植物観察をした。
2. 西の山散策路の刈払い。
3. M政さんが正式入会。
4. 住宅地に近いコナラの大木(No.511)は下部の葉が生きているので全枯れではなさそう。
5. 収穫するものは何もない。
6. なな山だより53号が出来たので今日配布する。
感想:
緊急事態宣言が解除後、初めて終日の活動日となったが、午前の活動で帰る人も多く少し残念。
午前中に小雨が少しぱらついたが、その後爽やかな風が吹いて快適な午後の活動だった。
11/7に「多摩めかいづくり講座」の第2回が、なな山で行われる予定なので、東の山のシノダケ整理を早めに手がけた。

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東の山シノダケ整備

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東の山シノダケ整備

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東の山シノダケ整備

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東の山シノダケ整備

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東の山シノダケ整備

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熊手の修理

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歩道脇クヌギの枝打ち

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肥料の調合

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カシワバハグマ

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キチジョウソウ

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ヒノキの樹上から

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