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動揺が走る! ナラ枯れの被害は深刻! [ナラ枯れ]

谷沿いで草刈り中、ガス欠で広場に戻ると騒然としている。コナラが枯れている! 「歩道からよくわかるが、林内だと見つけにくい」とT木さん。指し示す方向を探すが、枯れ木はわかりにくい。「根元を見て! 木くずが散らばっていたらナラ枯れだ」とA田さん。作業を中断して山に登る人達から声が上がる、「この木よ!」。慌てて向かうと「木くずがいっぱい」「樹冠が枯れている」「虫が開けた穴、発見」と口々に驚愕の声。テープを巻いてマーキングする。コナラの立ち枯れを想像するとおぞましい。

朝、ミーティングで「ナラ枯れが流行しているのでチェックを」とD口さんから注意があった。森木会の運営会議で「多摩市内でナラ枯れが発見された」という。「本州の日本海沿いに広がっていたが、太平洋側にも伝染している」とA田さん。長細いカシノナガキクイムシがコナラやミズナラに穴を開けた際に持ち込むナラ菌が導管を目詰まりさせてしまう。その結果、水分が上部まで上がらず枯れてしまう。カシノナガキクイムシの幼虫がナラ菌に付着し、ほかのナラに飛び移って被害が広がる。

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ほかの樹木に隠れて探しにくい

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コナラの樹冠が枯れているが見つけにくい

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根元には木くずがいっぱい落ちているので、ナラ枯れを特定しやすい

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カシノナガキクイムシが開けた穴から木くずが出ている

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