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カワヅザクラに白梅、紅梅! 春の訪れを実感! - 活動記録(2023.2.26) [活動報告]

なな山緑地の会の皆さん

活動記録 No.451(2023/02/26)を作成しました。(Y田さん)

のり面のカワヅザクラ、畑のウメがきれいに咲いています。昨日の活動は、お昼ごろには気温も20度に達し、春を満喫できる一日となりました。午後はめいめいの活動もでき、ゆとりある一日でした。こういう活動がいいですね。

次の活動日は 2023年3月12日 (日) です。またなな山でお会いしましょう。

活動概要:
東の山の篠竹の間伐、じゃかいも植え付け準備、伐木の整理、植物管理・養生、ヒンメリ講座、メカイ準備
参加者:
18人(男性9人、女性9人)
連絡事項:
1. 総会を3月第二回活動日(26日)に開催予定。先立って、役員の公募を行う。自薦他薦あればN山さんまで。
2. 公園緑地課と打ち合わせをおこない、広場のクヌギは、市がかかり枝処理を実施することで調整中。
3. 間伐したシノダケ竿を青少協第二地区に300本提供した。青少協第一地区分から同様に700本の提供要請あり。どのように対処するか検討中。
4. 本日、東の山の篠竹間伐と整理等をメインにおこないたい。
5. 西の谷は、春の山野草が開花の時期を向かえる前に、山野草周辺の整備を進める。
6. グリーンボランティア初級講座用のクヌギ・コナラ苗の提供に先立ち、株の掘り起こしを次回予定。
7. 3月26日になな山散策、4月22日に初級講座の来訪あり。
8. 前回伐木作業時に希少植物の保護に目配りができなかった。今後、希少植物に配慮できる人の同席をお願いしたい。
9. チェーンソー他機械使用後のメンテナンスの徹底を。
10. ジャガイモ植え付けのための準備をおこなう。次回、里芋の植え付けも検討している。
感想:
◇ 東の山のシノダケ林の間伐が進んだ。シノダケの使用用途などを考えながら、計画的に間伐を進めることが大事なことを再確認できた。青少協第二地区に対するシノダケ(どんど焼きの繭玉用)提供は終了。あとは同第一地区の700本提供要請にどう応えるかが課題。地域循環型の里山利用ができることや、地域の人たちとの有機的連携が図れることは今後の里山の在り方を考えるうえで非常に重要なことだと思う。
◇ 会の活動の在り方や、それぞれの参加の仕方、作業の多様性の確保や人材の確保等、総会に向けておおいに議論を深めていきたい。

東の山へ向かう.JPG
東の山へ向かう

篠竹の整理.JPG
篠竹の整理

篠竹を運ぶ.JPG
篠竹を運ぶ

コクランの保護.JPG
コクランの保護

中の山整理.JPG
中の山整理

落ち枝拾い.JPG
落ち枝拾い

広場の清掃.JPG
広場の清掃

じゃが芋植付け準備.JPG
ジャガイモ植付け準備

苺植え付けの準備.JPG
イチゴ植え付けの準備

ウグイスカグラ.JPG
ウグイスカグラ

カワヅザクラ.JPG
カワヅザクラ

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2023年3月の活動予定 [活動予定]

なな山緑地の会のみなさん

2023年3月の予定です。

今年度はもう一月を残すのみとなりました。
3月は、総会が開催されます。

引き続き、安全に注意して、楽しく活動しましょう。

3月7日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・西の山草刈り、希少野草の植生管理(下草の手刈り等)
多摩めかいの会、東の山シノダケ林間伐整備
3月12日(日)
なな山緑地の会 定例活動 9:00~15:00
・ナメコ用榾木成形及び準備作業
・中の山、中の谷側の斜面、常緑樹の間伐・実生の計画
・春の樹木・野草、芽吹き・開花観察
・クヌギの苗木の掘り出し
・サトイモとイチゴの植え付け
・西の山、ナラ枯れ木伐倒・片付け
3月14日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・西の山草刈り、希少野草の植生管理(下草の手刈り等)
3月21日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・シノダケ・ヒンメリづくり、小枝木工
・希少植物の植生管理(下草の手刈り等)
3月25日(火)
南鶴牧小学校観察会 10:00~12:30
・春の芽吹きと開花
3月26日(日)
なな山緑地の会 定例活動 9:00~15:00
・ナラ枯れコナラの伐採・片付け
・定例総会 及び意見交換会
・シイタケ・ナメコ菌打ち、仮伏せ
・春の芽吹き・開花観察
多摩グリーンボランティア森木会「多摩の雑木林を歩く」 13:30~15:00
・なな山緑地の春散策
3月28日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・シノダケ・ヒンメリづくり
・希少植物の植生管理(下草の手刈り等)
・東の山シノダケ間伐、整備

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どんど焼きの続き:来年用の団子焼き用竿提供の報告 [よもやま話]

今年一月のどんど焼きで、青少協第二地区(和田地区)との間で、あんこ(燃え草)の提供が始まり、燃え残った灰(草木灰)を頂くという関係が出来ました。
話しは来年のどんど焼きになるのですが、青少協第二地区のU渡会長から「ここ数年はどんど焼きでの飲食が出来なかったが、来年は是非とも団子焼きをやりたい。ついては、シノダケが300本ほど必要になる。なな山緑地の方で協力願えないか」との話がありました。

なな山では、今年に入って木工クラブの作業で、めかいの会のシノダケ採取に合わせて、東の山のシノダケ林の間伐を進めていました。「年末の時期は忙しく難しいが、いまは間伐の時期なので保管場所が用意できるのであれば対応したい」と話したところ、「これまでもシノダケを保管して来ていたので場所はある」という話になりました。
実際どれくらい切り出すことが出来るのか、やってみました。その作業の結果、シノダケの間伐材を300本を広場に引き出すことが出来ました。このことを連絡すると、22日にシノダケをなな山に取りに来てくれることになりました。

束ねたシノダケ.jpg
30本ずつ束ねた300本のシノダケ

搬出作業は、A田さんと私、青少協第二地区の会長と役員の二人が軽トラで運ぶということで行われました。
話がトントンと進み、話をするまもなく進んでしまいましたので、ブログでの報告となります。

軽トラ.jpg
軽トラの荷駄に載せたシノダケ

積み込み後.jpg
積み込み後の記念写真

積み込み後に少し話が出来ました。
なな山にとっては、継続的に300本のシノダケ材を提供するのは難しいのですが、あんこの提供は来年も必要になるとのことで、お互いの協力関係を継続していきましょうという話になりました。
   N山さん

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植生の保全と育成の現場から~シュンランの株のナンバリング~ [よもやま話]

2月12日の定例活動日は、さまざまな活動が行われました。朝のミーティングでI井さんから「4月花の時期も近づいたので、株を守りながらキンランの観察区域や中の山のシュンランの周りを手刈りしましょう」の声掛けがありました。

中の山での手刈り1.jpg
中の山での手刈り

作業は、青山学院大の三人の助っ人もあり。同じような植物の見分け方などの話もしながら、楽しく作業が進みました。
どうしても前屈みになり腰に負担の掛かる作業ですが、大勢でやると捗って楽しい作業になりました。

中の山での手刈り2.jpg
中の山での手刈り

ここからは後日の話になりますが、今、中の山に行くとシュンランの株には、棒が立っています。
棒の頭には白いテープが付いていて、番号が書いてあります。Y元さんが、シュンランの数を数えています。

シュンラン.jpg
中の山で前から見つけていたシュンラン

上の写真を拡大するとこんな感じです。番号が分かると思います。

シュンラン拡大.jpg
シュンランの拡大

シュンランの株は、今回確認されたものが29個でした。
中の山のこの辺りは3、4年ほど前から常緑樹のカクレミノやヒサカキの間伐と林床に繁茂していたシノダケの手刈りを進めてきました。そのことで、今回、たくさんのシュンランが見つかるようになりました。

整備された林床.jpg
整備された林床

シュンランが、人の手を感じたり、人の声を聴いたりして、顔をだしてくれているのではないでしょうか。
シュンランの花の時期が待ち遠しい季節になりました。
   N山さん

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榾木用のクヌギとヤマザクラの伐倒と榾木づくり [よもやま話]

2月12日の定例活動日は、シイタケとナメコの榾木用にそれぞれ、クヌギとヤマザクラの伐倒をおこないました。

ヤマザクラの伐倒後.jpg
ヤマザクラの伐倒後

ヤマザクラは、当初、広場前の三本立ちの一本を切る予定でしたが、直前に西の山のこれも三本立ちの一本を切り落とすことになりました。
切り株を見て分かる通りの外径木で大変な作業でしたが、なな山の伐木チームの実力がいかんなく発揮され玉切り、枝払いも無事に行うことが出来ました。

ヤマザクラの切り株.jpg
ヤマザクラの切り株

定尺に玉切りされた榾木は一旦、園路脇に存知されました。榾木としては、少し太めですが十分な量となりました。

玉切りされたヤマザクラ.jpg
玉切りされたヤマザクラ

一方、クヌギの方は、伐木時の写真はありませんが、3本切って榾木を作りました。
こちらも榾木として十分な量が確保されました。

シイタケ用の榾木.jpg
シイタケ用の榾木

3月第2回目の定例活動日は、駒打ちです。美味しいキノコが出来るようにしっかり作業しましょう。
   N山さん

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どんど焼きの灰(草木灰)の行き先 [よもやま話]

今年のどんど焼きでは、あんこ(燃え草)の提供したことに始まって、燃え残った灰(草木灰)を頂くという顛末になりました。
しかし、畑に草木灰を巻くといってもどれくらいの量が使われるのか分からず、保管のことなどを心配していました。
しかしそれは、まったくの杞憂でした。
2月12日の定例活動日のことです。畑の畝づくりに先立って、堆肥に併せて灰も一緒にすき込まれました。26袋ほどあった灰のほぼ半分は、あれよという間に畑に撒かれました。

畑に撒く.jpg
草木灰を畑に撒いている

残りは、予定どおりS崎さんに貰ってもらいました。
S崎さんは「自然のモノが一番ですよ」といっていました。

考えてみると、これは一つの循環が上手く行った事例というべきではないでしょうか。
他のどんど焼で生まれた灰はどう処理されたのでしょうか。「いつもは、穴を掘って埋めている」といっていました。近郊の農家で欲しいと思う農家はいないのでしょうか。

畝.jpg
灰がすき込まれたあとに作られた畝

里山の恵みである薪がどんど焼きのあんこになりましたが、薪はいろいろな場面で使われているのも関わらず、なな山では行き場を失っています。処分するとたくさんの費用が掛かります。
今回のあんこの提供から草木灰の利用に至った一連の出来事は、なな山で活動を続けていく中でも「循環」を考えていく必要があると教えているのではないでしょうか。
   N山さん

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なな山の雪景色 [よもやま話]

今年は、2月10日に東京でも積雪がありました。今回は、翌日の午前中になな山の様子を見に行きましたので、その時のレポートです。

一枚目は、広場からの見た西の山の様子です。クズ掃きした上に雪が載って白く輝いて見えました。

一枚目.jpg

二枚目は、西の山の東向きの斜面の様子です。常緑樹のシラカシの足元には雪が積もるまでいかなかったようです。

二枚目.jpg

中の山もうっすらと雪景色。林床に積もった雪がいつもと違うしっとりした風情に感じました。

三枚目.jpg

東の山の北の入り口の景色です。白い園路が印象的でした。

四枚目.jpg

きれいな景色ばかりではなく、いくつか被害もありました。

中の谷の奥では、カクレミノが途中からぽっきりと折れていました。葉の上に載った雪とその後の雨の重さに耐えられなかったようです。

五枚目.jpg

東の山の北側での落枝の様子です。ナラ枯れの影響もあるのでしょうか、かなり太い枝が落ちていました。
同様の落枝が他にも3カ所ほどありました。

六枚目.jpg

シノダケも無事ではありませんでした。上の方に枝葉を繫らせたシノダケは、積雪の重みでお辞儀をしていました。

七枚目.jpg

一部のシノダケは、雪の重みで園路を塞いでいました。
一部は雪を払って起こしましたが、大概は、翌日までの好い天気で雪が解けて、ほぼ元の姿に戻っていました。シノダケのしなやかさに驚きました。

八枚目.jpg

久し振りに見たなな山の雪景色だったので、簡単に報告しました。
   N山さん

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初春の陽気に誘われて大勢参加! 各種作業がはかどる! - 活動記録(2023.2.12) [活動報告]

なな山緑地の会の皆さん

活動記録 No.450(2023/02/12)を作成しました。(Y田さん)

一昨日の大雪はどこへやら、今回の活動日は過ごしやすい陽気の一日でした。陽気に誘われ、最近にない大勢の参加者で盛り上がり、活動もはかどりました。いろいろ大変なこともありますが、笑顔で過ごせるのが一番ですね。

次の活動日は 2023年2月26日(日)です。またなな山でお会いしましょう。

活動概要:
榾木のためのサクラ・コナラ伐木、畑への焼却灰のすきこみ・耕起、西の山の刈り払い、西の山の植物の養生、メカイ作成
参加者:
27人(男性13人、女性14人)
連絡事項:
1. 昨日の陽気でなな山の雪はほとんど融けた。足元に気を付けてほしい。
2. 初級講座が開始され、3月末に豊ヶ丘での植樹への協力をお願いしたい。3月第1週に苗木を用意する。
3. 4月第4週土曜日に初級講座で受講生がなな山見学に来訪する。ご協力をお願いしたい。
4. 安全管理担当者会議が開かれ、AEDと救急箱のチェックが呼びかけられた。
5. ナラ枯れに対する市の対応について報告があり、人の通る場所については伐木を行うとの提案がされた。
6. 市の里山利用意見交換会が開かれ、なな山からも複数人が参加された。
7. 取付不良でチェーンソーのガイドバーが突然外れた事例などヒヤリハット事例が報告された。
8. モリダス講演会の参加が呼びかけられた。
9. 青少協第二地区から焼却灰を搬入した。
10. 落枝が散見されるのでヘルメット着用の励行を。
11. 北の飛び地に柵の設置を市に要請している。
12. 本日、2月後半からの各種作物植え付けに向け、畑への焼却灰のすきこみ、耕起をおこなう。
13. 希少植物の管理・養生をおこないたい。
感想:
◇ 一昨日までの大雪も一変。昨日の陽気で雪はほとんどとけ、過ごしやすい陽気となった。ナメコ、シイタケの榾木のためのサクラ・コナラが伐木された。
◇ 植物管理と里山の利活用の矛盾と共存について考えた日となった。不必要な対立を避けるために、互いに綿密な意思統一と理解、打ち合わせが必要だと思う。
◇ 久しぶりに多数の参加の作業日となった。人手があると作業がはかどることを改めて実感。
◇ 一人一人が互いにリスペクトをもって、注意の声をかける時も互いに敬意を表し、声をかけあえると、みんなが気持ちよく活動できると思う。そういう活動に自分も心掛けたい。

どんど焼きの灰を振るう.JPG
どんど焼きの灰を振る

ヤマザクラ伐倒準備.JPG
ヤマザクラ伐倒の準備

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希少植物の周りを手刈り

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西の山の刈り払い

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榾木用コナラ伐倒

青学メカイ講座.JPG
青学メカイ講座

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畑の耕運機かけ

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肥料の調合

アセビ.JPG
アセビ

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カワズザクラ蕾

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現代の里山さがし -「グリーンサークル」から [よもやま話]

「多摩市に里山があった!」なな山のポスターのキャッチコピーである。では、なな山緑地は、今どんな里山なんだろう?そんな視点でなな山を紹介してみたい。

里山としてのなな山は、薪炭林であり落ち葉から腐葉土を作りと農家の生活を支える役割を担ってきた存在である。しかし今、その役割の多くを失っている。なな山を里山というには現代の我々の生活の中で新たな役割を得る必要があるのではないかと考えている。

なな山は、住まい(里)に近いことから、便利な位置にある。立地は好い。住宅地に囲まれていながら、一度山に入ればその景色は自然を身近に感じさせてくれる樹林に覆われている。なな山を巡ると景色に変化がある。冬の西の山は、コナラ、ヤマザクラなどの落葉と下草刈りにより創り出される風景がある。谷状地に植林したスギ・ヒノキの針葉樹との対比も出来る。中の山の雑木林は、樹種も多く、ヒサカキ・カクレミノなどの常緑樹があり風景の濃淡が深い。東の山は、シノダケ林の間伐を進めて来たことから清々しい風景となっている。場所毎に季節の変化があり緑地内を巡ること自体が楽しい。

なな山では「なな山の植物」という小冊子を作っている。山野草の種類が豊かだ。春になれば、日替わりに様々な山野草が咲き、日々の変化に触れることが出来る。冬には、実を付けるものも多い。観察していて飽きることがない。

しかしそれだけでは、里山とはいえない。里山の恵みを生活の中に取り込めないかと考える。
西の山は、これからのシーズン子供たちの声がこだまする。草刈りをした後の落ち葉の積もった山の斜面をソリ滑りしてシガラに突っ込む。小学校の恒例行事になっている。
なな山では定例活動日に加えて火曜日に木工クラブの活動を行ってきた。木工の他に最近チカラを入れているのがシノダケ・ヒンメリ作りとコウヤボウキを使った箒づくりだ。いずれも徐々にだがファンが増えている。クラフト系の作業も里山の恵みを生かす活動と考えて取組んでいる。

なな山には畑がある。里山の恵みである腐葉土による無農薬・有機農法を続けている。実生から育てたクヌギ・コナラなどの苗の育成もしている。環境教育の場に活用できるに違いない。
里山の活動といえば伐木と草刈りがメインである。毎年繰り返し作業が必要である。なな山には手つかずの場所もたくさんある。今年は大学生が手伝いに来てくれた。山に入って作業をして汗をかくことは楽しい。里山での作業を気軽に一日体験で楽しんでもらえないだろうか。

今年なな山では、どんと焼のあんこ(燃え草)として伐木した丸太を提供し、青少協のみなさんと薪作りをした。これまでも多摩めかいの会の材料のシノダケ採取の場所としてなっている。地域との繋がりもある。使われてこその里山である。
現在も里山さがしは続いている。
   N山さん

2023-02-09_活動紹介.png

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どんど焼きの灰を搬入しました [連携イベント]

前々回「どんど焼きのあんこの提供」について報告し、前回「どんど焼きであんこがどんなふうに役に立ったか」の話をしました。今回は、焼いた後の「灰」の行き先のお話です。

青少協の話では、どんと焼の灰は土に埋めているとのことでしたが、畑に混ぜ込むと畑に好いという話があったので、なな山の畑に貰うことを考えました。使えるものを捨てるのは「もったいない」と安請け合いしたことになりましたが、S崎さんに問い合わせしたところ「今は、畑で焼くことは近隣からの苦情もあり出来ない。そんなことから草木灰がつくれないので使わせてもらう」とのことでした。
今回は、土のう袋とスコップを持って、保管場所の和田中学校に行って灰を運搬してきた話です。

青少協第二地区の役員の方々も協力的で、軽トラを出してくれた上で、会長を含めて四人の人が一緒に作業してくれました。

土のう袋に詰め込む.jpg
土のう袋に詰め込む

土のう袋の紐を結ぶ.jpg
土のう袋の紐を結ぶ

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軽トラの荷台に乗せる

灰の量は、容量26リットルのものに軽めに入れて26袋でした。20リットル入ったとして約500リットルほどになりました。

灰の入った土のう袋は、軽トラに乗せてなな山に移動。倉庫の横に用意した台に載せてブルーシートを掛けて保管しました。

土のう袋の保管.jpg
土のう袋の保管

調べてみると、草木灰は土に混ぜ込むことで、土壌の酸性度を下げたり、病害虫の忌避効果があるなどの利点があるとのことでした。今回、どんど焼きのあんこの提供に始まり、焼いた後の灰の処分に繋がり、畑の土壌改良のために使われるという新しい循環が生まれたことになりました。なな山にとっても青少協のみなさんにとっても利益のあることなので、一年後のことになりますが、来年に向けてもお互いの協力の仕方についても連絡を取り合うことを約束しました。
また、青少協の方から、来年のどんど焼きでは今年は出来なかった団子焼きもしたいとのことで、その際に使うシノダケについてもなな山で提供してもらえないかという話を頂きました。
現在、なな山の東の山ではシノダケの間伐を進めており、試験的に間伐材の搬出を行っています。なな山にとっては間伐材の枝葉の処理と東の山からの搬出という二つの手間が増えることになりますが、東の山がきれいになり地域の催しの役に立つことを考えると、前向きに進めたいと考えています。
地域の役に立ってこそ里山と言えるのではないかと思います。その一歩を踏み出したことになるのではと思います。
   N山さん

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広場の倉庫横に保管をしているシノダケの間伐材

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