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2023年2月の活動予定 [活動予定]

なな山緑地の会のみなさん

2023年2月の予定です。

引き続き、安全に注意して、楽しく活動しましょう。

2月7日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・めかい・シノダケ・ヒンメリづくり
・西の山草刈り、希少野草の植生管理(下草の手刈り等)
多摩めかいの会、シノダケ採取・ヒネヘギ
2月12日(日)
なな山緑地の会 定例活動 9:00~15:00
・青山学院大学活動参加
・コナラ、ヤマザクラ伐木、シイタケ・ナメコ用榾木作り
・西の山草刈り、片付け
2月14日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・西の山草刈り、希少野草の植生管理(下草の手刈り等)
多摩めかいの会、シノダケ採取・ヒネヘギ
2月21日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・シノダケ・ヒンメリづくり、小枝木工
・希少植物の植生管理(下草の手刈り等)
多摩めかいの会、シノダケ採取・ヒネヘギ
2月26日(日)
なな山緑地の会 定例活動 9:00~15:00
・ナラ枯れコナラの伐採・片付け
・西の山草刈り、片付け
・西の山クズ掃き
・東の山シノダケ間伐、作業路整備
・中の山常緑樹間伐
2月28日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・シノダケ・ヒンメリづくり
・希少植物の植生管理(下草の手刈り等)
多摩めかいの会、シノダケ採取・ヒネヘギ

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「なな山だより」57号をホームページで公開! [なな山だより]

なな山緑地の会のみなさん

1月22日の活動日に「なな山だより」57号が発行されたので、なな山緑地の会のホームページで公開しました。パソコンとスマホでご覧いただけます。

57号は、「なな山で活動してよかったこと」や、「なな山の植物誌」が掲載されています。リレーエッセイでは「自由に☆気ままに(o^^o)」が取り上げられています。

是非ご覧ください。

 なな山緑地の会ホームページ https://nanayamaryokuti.jimdofree.com/

kaiho57.png
なな山だより57号

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朝の寒さが午後にはポカポカ! ゆったりと時が流れた! - 活動記録(2023.1.22) [活動報告]

なな山緑地の会の皆さん

活動記録 No.449(2023/01/22)を作成しました。(Y田さん)

活動開始時に2度だった気温はお昼前には12度に、午後の活動時には14度でした。寒暖差の激しい季節ですね。体調を崩さないようにお互いに気を付けたいものです。

今日の作業は比較的ゆったりした時間の流れのなかで取り組まれました。こんな活動日もいいですね。

次の活動日は2023年2月12日 (日) です。またなな山でお会いしましょう。

さて、会の活動に多大に貢献していただいているN田さんが闘病中のため、最近活動に参加できずにいることがわかりました。本日の朝の打ち合わせでは、励ましのメッセージをメールで届けようという提案も出されました。よろしければぜひ、励ましのメッセージなどをN田さんにお寄せいただければと存じます。
なお、個人情報の取り扱いは慎重に。目的外の使用は慎んでください。

活動概要:
西の山の刈払い、道路側のり面下の側溝の溝さらい、バス通りの落ち葉掃き、ツルの整理・リースの作成、イチゴの苗の養生
参加者:
18人(男性7人、女性11人)
連絡事項:
1. 1月15日に青少協第二地区のどんど焼きが開催され、なな山から提供された古木・薪などの効果もあり迫力あるお焚き上げとなり、地域からも感謝された。
2. 広場のナラ枯れクヌギから大きな落枝があり危険。S子さんの見解も聞きつつ対処したい。
3. 本日の作業は西の山の刈払いと、道路側側溝の溝さらい、バス通りの落ち葉掃きを行いたい。
4. バス通り沿い東の山の篠竹を間伐中。伐ったものについてはどんど焼きの繭玉用に提供したい。
5. N田さんから連絡があり、退院後自宅で静養されているとのこと。励ましの声などをかけてあげてほしい。
6. 本日、なな山だよりを配布する。
7. 畑の作業としては、当面、地力をつけるための畑の手入れがメイン。2月~3月にかけて里芋の植え付けを行いたい。
8. シイタケとナメコのコマ(菌)を購入することになったため、クヌギ、コナラの榾木を確保したい。
9. サクラについては広場わきのヤマザクラの株立ちのうち1本を伐木し萌芽更新を図りたい。
感想:
◇ 寒波の影響で非常に寒い一日となり、朝の打ち合わせ時は2度だった。それでも日中の日向は最高14度まで上がり、過ごしやすくなった。
◇ 側溝の溝さらい、バス通りの落ち葉掃き、西の山の刈払いなどが進み、全体として整理された活動環境となった。
◇ 午後は、リースづくりや篠竹の切り出し、サクラの皮むき、ツル籠作成など、各々が関心のある作業に取り組めた。
◇ 全体としてゆったりとした一日だった。こういう余裕のある活動がいいねという意見もあちこちから聞こえた。

バス通り歩道清掃.JPG
バス通り歩道の清掃

バス通り歩道清掃2.JPG
バス通り歩道の清掃

西の山刈り払い.JPG
西の山で刈り払い

西の山刈り払い2.JPG
西の山で刈り払い

側溝清掃.JPG
側溝の清掃

側溝の清掃2.JPG
側溝の清掃

落ち枝拾い.JPG
落ち枝拾い

畑の片付け.JPG
畑の片付け

苺をハウスに.JPG
苺をハウスに

ハクバイ.JPG
ハクバイ

ホトケノザ.JPG
ホトケノザ

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のどかで和気あいあいと楽しむ! 【南鶴牧小のなな山観察会】 [連携イベント]

1月21日開催の南鶴牧小学校のなな山観察会には、小学生が男子3人女子1人、合わせて4人が参加しました。途中、体調不良などで半分に減ってしまいました。父母は、お父さんとお母さんが一人ずつ一緒に見えていました。学校側は、校長先生とイベント担当の先生の2人。

今回は、観察会に興味を持ってくれた青山学院大の4年生の男子と1年生の女子と担当教師(助手)の女性の3人が助っ人で参加してくれました。なな山緑地の会は、A田さんと私。後から、M岡さんが加わってくれましたが、大変チカラになってくれました。助かりました。

午前中はよく晴れて、心配していた北風もさほどではなかったのですが、それでも気温が低かったので、ご挨拶の後は、先ずは少し体を動かそうとみんなで熊手など持って西の山の斜面へ。ソリ滑りの滑走路にクズ掃き(敷き)する作業をして始まりました。

クズ掃きが終った時.jpg
クズ掃きが終った時

ソリ遊びは、冬のなな山の定番ですが、子どもはだれもが大喜びです。大学生もお母さんお父さんも楽しんでいました。いつもと違ったのは、ソリ滑りも自分勝手にと考えていましたが、学校の先生が面倒をみてくれました。

ソリ遊び.jpg
ソリ遊び

次にやったのは、ターザンロープ。太いコナラの枝に、高さ8メーターくらいあるでしょうか、ロープを掛けて、股の下にロープを挟んで横木で乗るのですが、山の斜面なので結構なスリルがあります。これもなな山の定番です。これもみんな楽しんでいました。

ターザンロープを楽しむ.jpg
ターザンロープを楽しむ

その後、ようやく観察会で、中の山から東の山、シノダケ林を眺めて、また西の山に戻って、作業道具を一緒に運んで広場に戻りました。

中の山でクロモジの説明.jpg
中の山でクロモジの木の芽の話をするA田さん

使った道具を一緒に運ぶ.jpg
使った道具を一緒に運ぶ

昼食は、広場にシートを敷いて食事をしました。
用意していた、シノダケ・ヒンメリ作りは、大学生二人にお任せしました。事前レクの呑み込みも早くて、上手に出来ていました。残念だったのは、参加したのが小学生一人だけだったことですが、寧ろ、本人たちが愉しんでいたようで好かったです。
他の子は、10センチほどのヒノキを丸太状に切っていました。人数が少なかったので、好きな大きさに切らせてあげることが出来たのが好かったです。
一人だけでしたが飼育箱を持って来てくれたので、カブトムシの幼虫もあげることが出来ました。
子どもたちの個性を感じることが出来る、コロナ禍ならではの和気あいあいの観察会となりました。
   N山さん

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なな山での「どんど焼きのあんこ作り」 その2 [連携イベント]

前回、「どんど焼きのあんこ」の提供について報告しました。実際にどんど焼きがどのように行われているのか、提供した丸太で作った薪がちゃんと役に立ったのか、観に行きましたので報告します(正式名称は、「どんど焼き」なので訂正しています)。

先ずは前日、弱い雨が降っていましたが、一時過ぎに行くと、すでにやぐらは完成していました。

どんどやぐら.jpg
和田中学校のグランド上に完成したどんどやぐら

ご挨拶をしてやぐらの中を見せて頂くと写真のような状態でした。なな山から持ち出した薪は全て使って頂いていました。「予定している時間内に燃えるでしょうか?」と尋ねると「大丈夫でしょう!」とのことでした。写真では分かりにくいのですが、竹で棚を組んで空気の通りを好くする工夫がされていました。

やぐらの中.jpg
やぐらの中

どんど焼きの当日はよい天気とは言えないまでも雨が降らずに済みました。どんど焼きの様子を初めから見たかったのですが、Y田さんが写真を送ってくれましたので、転載します。(以下、3枚の写真はY田さん提供)

やぐらの上には、正月飾りなどをしっかり燃やして良いものだけにしてお焚き上げの状態になっています。
点火は「年女」の女子だったそうです。

点火直前.jpg
点火直前のやぐら

Y田さんの話では、「大きな薪もあったことから、当初は燃焼に時間がかかることが予想されましたが、11時のお炊き上げ開始後、約1時間でほぼほぼ熾火(おきび)となり、14時にはおおむねすべて灰にすることができました」とのことでした。

燃え盛る.jpg
燃え盛るどんどやぐら

少なくなった熾火.jpg
熾火も少なくなった

ほぼ灰.jpg
点火から2時間後くらいの状況。ほぼ灰になった

2時間半くらい経過した後、消火して、最後に灰を集めました。一旦保管するとのことでしたが、嘗ては、畑にすき込んだりしたそうです。

灰集め.jpg
灰を集めている

まとめ
今回は、あんこ(燃え草)としてなな山から割ってあった薪と丸太から斧や手動まき割り機を使った新たに薪を作ったりして、なな山にとっては広場周りに散在していた丸太を処分できキレイになりました。一方、青少協第二地区の方にとっては、作業は大変でしたが、ほぼ満足できるあんこを得ることとなりました。このような関係は、両者にとって利益があるばかりじゃなく、なな山が地域の役に立つ山になる可能性を示したことになりました。このようなことから、来年のどんど焼きに向けて新たな関係性を話し合っていくことが必要と考えています。

また、今回は、あんことは別に、例年はどんど焼きに合わせて餅が振る舞われるため、事情が許せば来年は餅焼き用のシノダケが欲しいとの話もありました。第二地区だけで300本との話です。その他にも、第一地区からも800本という話があります。こちらの方は、過去になな山で皆伐で対応したことで何年もシノダケが復活しなかったという苦い経験をしており、今後どのように対応できるのか、考えていく必要があると考えています。
地域と繋がりが出来、なな山の恵みが地域の役に立つことは好いのですが、新たな課題も見えて来たどんど焼きの話でした。
   N山さん

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青学の学生を迎えてすがすがしい今年の幕開け! - 活動記録(2023.1.8) [活動報告]

なな山緑地の会の皆さん

活動記録 No.448(2023/01/08)を作成しました。(Y田さん)

あけましておめでとうございます。ことしもよろしくお願いします。

新年最初となった昨日の活動は、天候にも恵まれ幸先のいい活動となりました。長らく留め置かれていてのり面の刈草と茅も片付き、すがすがしい今年の幕開けです。

青山学院大からの6人の学生さんの参加は、会に新鮮さといい意味での衝撃を与えました。これからも一緒に活動できれば、もっと魅力的な活動になりそうです。乞うご期待ですね。

次の活動日は2023年1月22日 (日) です。またなな山でお会いしましょう。
朝夕の寒さがこたえます。みなさま、体調管理に気を付けてください。

活動概要:
山はじめの神事、西の山の落ち葉掃き、法面のカヤ片づけ・落ち葉掃き、ダイコンの収穫と収穫後の耕起、門松の片づけ、意見交換
参加者:
25人(男性15人、女性10人)
連絡事項:
1. 7日、青少協第二地区のメンバーが来訪。かねて依頼のあったどんど焼のあんこ(燃え草)の提供として広場脇にあった古木を薪にして搬出した。
2. 本日、青学の学生さんとS藤先生の計7人が活動に参加する。
3. 本日の作業は、西の山東斜面の落ち葉掃き、法面の落ち葉掃きと茅の落ち葉だめへの搬入、学生さんへの林内散策案内を行う。
4. 本日、便りの配布を予定していたが、ミスがあったため延期する。
5. 先日多摩市のエコフェスタで森木会がサステナブルアワードを受賞した。なな山緑地の会もエントリーしたが残念ながら受賞はならず。森木会を構成する一員として副賞の箸をいただいた。
6. 本日、ダイコンをすべて収穫し、配布する。収穫後の畑に耕運機もかけたい。
7. 急遽、お汁粉をみんなで食べようということにした。お昼の時間にサトイモの蒸し芋とお汁粉を提供するので、お手伝いをお願いしたい。
8. 西の山の落ち葉掃きを行う。農家として落ち葉をたい肥に利用。里山の循環を学んでほしい。
感想:
◇ あけましておめでとうございます。年初の定例活動日は、集合時は1度だった気温も昼頃には20度に上昇。穏やかな天候の下で行われた。
◇ 山はじめの神事で、一年間の安全と会員の健康を祈願。その後、昨年からの積み残しだった法面の落ち葉掃きと萱の搬出を行った。
◇ 青学の学生6人(+S藤先生)が活動に参加。メンバーとともに汗を流した。
◇ 午後の意見交換会は学生たちから新鮮で感動的な意見が語られ、それに刺激をうけた会のメンバーも元気づけられた。

お神酒を撒く.JPG
お神酒を撒く

御神木に拝礼.JPG
御神木に拝礼

西の山くず掃き.JPG
西の山のくず掃き

のり面くず掃き.JPG
のり面のくず掃き

なな山ツアー.JPG
なな山ツアー

お汁粉を頂く.JPG
お汁粉を頂く

意見交換会.JPG
意見交換会

収穫後耕運.JPG
収穫後の耕運

門松を片付ける.JPG
門松を片付ける

コウバイ.JPG
コウバイ

ロウバイ.JPG
ロウバイ

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なな山での「どんと焼のあんこ作り」 [連携イベント]

発端は、青少協第二地区のM渡会長から、正月15日に使う「どんと焼のあんこ」の提供について、T木さんに要請があったことによります。当初は、東の山のシノダケの間伐材を使うことで話が進みました。これまでなな山緑地では、どんと焼に協力して餅焼きの串刺し棒としてシノダケを提供してきました。今回は、コロナ禍であることから飲食はないのですが、どんと焼の骨組みだけでは、燃えている時間が短いので、「どんと焼のあんこ」が欲しいとのことでした。

広場でのまき割り.jpg
広場でのまき割り

なな山緑地としては初めてのことなので実際にシノダケの間伐材が利用可能なのか調べてみました。結果的には、シノダケは間伐後暫く経っているのでカビが酷いなど状態が悪いこと、東の山からの搬出経路の確保も考えると作業が大変ということで、急遽相談して、伐木後放置していた丸太を中心に薪割りをして「あんこ(燃え草)」とすることになりました。

なな山緑地に集まったのは、2トントラックと11人の青少協第二地区の人たち。なな山からは、S田さん、U野さん、A田さん、N山が立ち会い、作業に協力しました。道具も、手動まき割り機、斧、ナタ、ハンマー、ヘルメットを使ってもらいました。材料は、広場周りにあった丸太と既に薪として保管していたものです。

作業は、チェンソーで丸太を一定の長さに短く切って、手動まき割り機で一定の太さに割って、それを斧とナタで細かく薪状にする、その上で、トラックに積み込むというように進められました。9時過ぎから始まった作業は11時半頃までかかりましたが、2時間ほど燃やすには充分な量の薪が作れたのではないかと思います。
なな山緑地にとっては、広場周りに置かれていた丸太と使い道を見つけるのが難しく長く積まれたままだった薪とが立派な使い道を得て役に立ったこと、加えて、何より、広場周りがスッキリ片付いたことで、とても助かりました。
加えて、地域と繋がりの中で役に立ったことが好かったと思います。

チェンソー作業.jpg
チェンソー作業

斧で薪割り.jpg
斧で薪割り

一方、青少協第2地区にとっては、比較的短時間で「あんこ」の確保が出来て、好かったのではないでしょうか。喜んでいただけたと思います。

トラックに積み込まれた薪の山.jpg
トラックに積み込まれた薪の山

最後に、話は今後のことにおよび、同じようなことが来年以降も可能かどうかという話になりました。なな山緑地にとっては継続的に伐木による丸太が出てくることから、青少協側で継続して提供して欲しいというのであれば喜んで対応することになるんじゃないかという話をしました。また相談したいとのことでした。

仲よく集合写真を撮って、作業を終了としました。

青少協のみなさんとの記念写真.jpg
青少協のみなさんとの記念写真

ちなみに、広場周りはこんなにキレイになりました。
シガラの前が本来の姿を取り戻したように見えました。
   N山さん

作業後のシガラ前.jpg
作業後のシガラ前

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なな山の東の山と多摩めかいの会の話 [活動報告]

今シーズンも「めかい講座」が開かれ、その中でシノダケ採取を体験するため実習が11月6日(日)に行われ、めかいの会のメンバーのシノダケ採取も12月から始まりました。

これまでの経緯なども含めて、なな山緑地の会と多摩めかいの会との関係を整理することにしました。
最初は、東の山の話から始まります。

東の山のシノダケ林.jpg
東の山のシノダケ林(2022年1月)

なな山緑地の会の活動が始まったのは、2003(H15)年12月とされており、東の山が活動区域に編入されたのは、2009(H21)年3月26日ですから、5年ほど経った頃になります。
当時は、現在のように作業路も無かったことから道づくりから始まりました。東の山は、その当時から人の背丈を越えるアズマネザサに覆われており、有望なシノダケ採取の場所となっていました。

作業路を作った後のシノダケ林.jpg
作業路を作った後のシノダケ林

多摩めかいの会との繋がりの契機は、2012年10月、市の市民活動支援課から森木会にめかい用のシノダケを採取できる場所はないかと問い合わせです。これになな山緑地の会が採取協力を申し出たことによります。その後、関係者の現地視察の結果、なな山でのシノダケ採取が決まりました。
そのことを受けて、「多摩のめかいづくり」講座が開催され、シノダケ採取とヒネづくりの体験実習の場としてなな山が使われ、その講座の終了後には「多摩めかいの会」が組織として活動を開始しています。
その後、「めかいづくり講座」は、2014年2~3月にはグリーボランティア連絡会の主催に移行し、現在まで、毎年開催され人気の講座となっています。
一方、なな山では、2013年10月から毎週火曜日に「木工クラブ」の活動を始めました。木工クラブでは、様々な工作をすることに加えて、一緒にめかい籠作りをするなどして、多摩めかいの会のヒネづくりの活動を支援してきました。

木工クラブの様子.jpg
木工クラブの様子

そんな経過で10年近くが経ち、過去の経過を知る人も少なくなった中、相互関係を揺るがすようなことがあり、昨年度末に「多摩めかいの会」と「なな山緑地の会」の相互の関係性を再度確認する作業を行いました。
見直しの理由の一番は、なな山緑地の会として東の山のシノダケの間伐を進めたことから、整備を進めたなな山緑地の会のめかいの会を受け入れる立場と、育成されたシノダケを採取する多摩めかいの会の立場との相互理解が希薄になったことによるといえます。

シノダケ林の間伐.jpg
シノダケ林の間伐

なな山緑地の会側から見ると、この数年は特に、シノダケの間伐と作業路の延長に努めて来ましたが、そのことがきちんと多摩めかいの会に伝わっているのだろうか、そんなことだと思います。

間伐後のシノダケ林.jpg
間伐後のシノダケ林

話し合いの経過の詳細に触れると大変なので、ここでは結果だけ記すこととします。

大筋で、次のようなことになりました。
・なな山緑地の会は、多摩の伝統工芸めかい(籠)作りを進める多摩めかいの会の活動を引き続き支援する。そのためにシノダケ採取とヒネ剥ぎなどの活動の場を提供する。
・多摩めかいの会は、なな山緑地でのシノダケ採取にあたり、なな山緑地の会の取り組みを理解し、シノダケの育成のための間伐、作業路の整備、作業場となる広場などの清掃など必要な維持管理を一緒になって行うよう努める。

めかいの会の活動.jpg
めかいの会の活動

こうして、今年も、多摩めかいの会のシノダケ採取が12月から始まりました。とても和やかな雰囲気のうちに行われました。
引き続き、毎週火曜日になな山の広場10時集合でシノダケ採取とヒネ剥ぎを行なわれます。
日程は、1月は、10日・17日・24日・31日。 2月は、7日・14日・21日・28日の延べ8回です。採取シーズンの最後として東の山の整備作業を3月7日に予定しています。
   N山さん

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