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なな山緑地で開催されたグリーンボランティア初級講座 - なな山緑地の会関連報告 [連携イベント]

2021年4月24日(土)。コロナ禍の拡大が懸念され、25日には、三回目の非常事態宣言が発せられることがすでに決まっているきわどい時期の開催となりました。

宮崎会長の挨拶では、活動の成り立ちから、なな山緑地の現状に関する要点を簡潔に述べられました。

S崎会員のお話は、元地主として、この緑地を多摩市に寄付された経緯と、その思いを熱く語られ、緑地を出来る限り長年積み重ねた雑木林管理手法で続けていって、その有効な活用を強く願うものでした。

なな山緑地の自然観察とボランティア活動の現場説明には、会の有志の多数の協力で実行されました。T木、M崎、S子、N山、K田、U野、I田、M岡、S崎、A田が参加しました。
受講生は3班に分かれて行動することとしたため、なな山緑地に、4か所の説明定点を設けました。
最初は西の山のご神木付近。ナラ枯れ対策を中心に、西の山の雑木林の姿を説明。S子さんが担当しました。現在市内各樹林地で発生している問題の解決方法の一例として、強い関心を集めた。
次は中の山のクヌギを植林した辺り。M岡さん担当で、付近の野草と樹木の説明を丁寧に行いました。急遽担当を引き受けてくれ、ありがとうございました。
三番目は東の山・最近急速に整備され、心地よい雰囲気を見せるアズマネザサの森。整備作業と材料として利用されるシノダケヒンメリ、めかいづくりについてN山さんに説明・解説をして頂きました。
最後は、中の谷シイタケホダギ付近で、コナラの伐採木ではシイタケのホダギ、ヤマザクラの伐採木ではナメコのホダギとして利用している様子と、針葉樹スギ・ヒノキ・サワラの違いなどをM崎さんの説明で確かめてもらいました。

行程の引率役は森木会のスタッフが二人づつついて行われ、S崎さんとA田は、局面に応じて拠点を結ぶルート上での活動実績や植物観察を自在に行いました。

終了後の感想などで、このやり方の苦労を労われ、一定の評価を得られたようです。
A田としては、最善は尽くしたものの、各ルートの観察・説明が全く不十分で、悔いの残るものとなってしまいました。

後半に行われた草刈りの実習は、実習生の頑張りが目立ち、生き生きとした作業振りに好感が持てました。良い結果が出せたことを喜ばしく思います。

K田さんには、カメラマンとして広範囲に活動していただき感謝します。
U野さん、I田さんは主催者側のスタッフとして、終始このイベントを支えていただき、滞りなく終了することが出来ました。ありがとうございました。
(文責 A田さん)

宮崎会長挨拶.JPG
宮崎会長挨拶

住崎さんの説明.JPG
住崎さんの説明

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川添会長の講義

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ストレッチ体操

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御神木前で説明

東の山で説明.JPG
東の山で説明

※写真はK田さんです。

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