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なな山の「宝」 - なな山だより [なな山だより]

春のなな山の楽しみは、ニオイタチツボスミレの咲き誇った後の斜面に現れる黄金のキンラン。2019年の調査で131株(西の山限定)を確認しました。モニタリング調査エリアでは31株。今年4月24日の活動日に28株をみつけました。一昨年からエリアテープをはずし、周辺と同様に下草刈りをしています。

花は全開せず、半開き状態のままで、花弁は5枚で3裂する唇弁には赤褐色の隆起があります。花言葉は「眠れる才能、華やかな美人」だそう。なるほど。レッドデータブックで絶滅危惧Ⅱ類に指定されている稀少種です。

コナラ、クヌギなどの樹木と菌根菌と共生する植物とされ、周囲環境と土壌環境が生育の絶対条件のようです。たくさんのキンランが咲くなな山は、良質の里山ということでしょうか。
   I井さん
   「なな山だより」55号(2022年5月)より

キンランなな山の宝P.3.JPG
キンラン

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