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実生苗の保全・育成プロジェクトが始まる!【東の山の植樹地】 [よもやま話]

なな山緑地の東の山の東端、中和田通りに面した擁壁の上部は、現在植樹地(補植)となっています。今回は、これまでの経緯と現在の状況の報告です。

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最近の様子

2021年11月になな山の東端の擁壁の上部にあったシノダケが突然皆伐されました。道路拡幅工事に伴って、なな山緑地の東側隣地の擁壁を移設するとのことで、道路交通課により行われました。
なな山の敷地内のシノダケの伐採は、その隣地の擁壁工事に伴って、3本の東電柱を移設するため、擁壁前の電柱との間での布設替えから行ったとのことでした。電線の敷設ルートを確保するためなな山緑地内の道路際の木を7本ほどが伐採されました。

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2021年11月7日ブログ

何でも好いことはあるもので、これにより翌年の春にはコブシの花が中和田通りから楽しめるようになりました。
隣地の擁壁工事は行われたものの道路の拡幅工事の実施までには数年かかるとの話を受けて、新たな道路境界を想定してその内側に木工クラブが中心になってサクラの植樹(捕植)を行いました。

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2022年3月12日ブログ

その後ヤマサクラ6本とクヌギ1本を補植しました。
ほぼ半年後の東の山の捕植樹の経過観察では、鉛筆ほどの太さだった苗木が三カ月ほどで立派に成長していました

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2022年6月17日ブログ

そしてさらに今回2023年6月、草刈りとヤマザクラの支柱立てに東の山に入りました。
6本のヤマサクラもクヌギ1本も元気に育っていました。
特に日当たりの好い場所では成長が早いようで、ヤマザクラには支柱を立て樹形を整えるようにしました。

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支柱を立てたヤマザクラ

今回は、定例活動日に実施しましたが、新たなプロジェクトも始まったので、その報告です。
東の山の植樹地に行くと、樹名札を付けた実生苗を見つけることが出来ます。
2023年3月の総会でA田さんから「ナラ枯れによる伐木ばかりではなく、今年は実生苗を保全して樹木になるまで育成していく取り組みを始めましょう」という趣旨の発言がありました。
樹名札はA田さんの趣旨を受けてM倉さんとY元さんが設置してくれました。
コナラ4本、サクラ1本、エゴノキ1本です。

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実生を保全して名札を付けたコナラ

シノダケの皆伐から始まった植樹ですが、ヤマザクラが咲き始めると、コブシ、ヤマザクラ、エゴノキの花をバス通りから楽しめる日が来るのではないでしょうか。
東の山の草刈りというなな山での仕事が一つ増えてしまいましたが、実生からのコナラの成長などと併せて、楽しみにしたいと思います。
   N山さん

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