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なな山緑地観察会 【多摩丘陵の自然を守る会】 [連携イベント]

5月3日(金・祝日)に多摩丘陵の自然を守る会の方9人がなな山緑地の観察に見えました。
多摩丘陵の自然を守る会は、八王子市内の多摩丘陵を中心に既に40年を超えて活動されている団体です。今回は、会長のI黒さんなどが長池公園の繋がりからなな山緑地を訪問されたことがきっかけとなって企画された観察会となりました。

I黒さんのお話では、都立大で開かれた標本展でなな山緑地の存在を知っていて、いずれ訪れたいと思っていたとのことでした。I黒さんは、植物にも詳しく、私たちにとっても勉強になる観察会になりました。

多摩丘陵の自然を守る会.png
多摩丘陵の自然を守る会が2014年に発行した冊子

当日は、天候も好く、9時半に集合して、ほぼ二時間ゆっくり山を巡りました。
冒頭、なな山緑地の全体像や里山として残されていることの経緯や里山状に守るため取り組みなどについて説明し、西の谷から観察が始まりました。
なな山緑地の会からは、I田さん、A野さん、M岡さん、M倉さん、Y元さんと私が参加しました。

なな山の概要説明.jpg
なな山の概要説明

全体としては、キンランは花の終わりに近づいていましたが、ギンランやエビネ、ヤマツツジなどの花がたくさん咲いて美しいなな山でした。
オケラやヤマユリなどの株の多さに驚いていました。

ワニグチソウなどの観察.jpg
ワニグチソウなどの観察

I黒さんにとっては二回目でしたが、今回は、中の山、東の山も含めてほぼフルコースで全山を廻って頂けました。
多摩丘陵の自然を守る会としては、新規入会者も参加していて、熱心な応答もあり、楽しい観察会となりました。

中の谷での観察.jpg
中の谷での観察

昼食は広場で相互に混じって、会話が弾みました。冊子「なな山緑地の植物」に6名の方からの希望があリました。
なな山緑地に、また訪れたいとの希望もあり、相互交流に繋がる観察会となりました。

≪おまけ①≫
今年は、ササバギンランはたくさん観られるようですが、今年はギンランがなかなか見つかりません。
この写真はどちらでしょうか?

ササバギンラン.jpg

≪おまけ②≫
真ん中から花序が二本伸びているのがフタリシズカと教えられたつもりですが、手前のものもフタリシズカなのでしょうか、花序が三本あるように見えます。
よく観察すると、山野草の世界も奥が深いですね。勉強不足ということでもありますが。
なお、調べるとフタリシズカの花序は1本から5本とありました。
   N山さん

フタリシズカ.jpg
フタリシズカ

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