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ヤマザクラの植樹その後 [よもやま話]

7月9日の定期活動日に参加した青山学院大学生からの感想文が届きました。その中で、東の山で植樹をしたことが触れられていました。
植樹した二本のヤマザクラの現在の様子を報告することにします。

植樹(補植)したヤマザクラは、なな山で実生苗としてポットに移して丸二年ほど経っていたと思います。背丈ほどの高さに育っていました。

一週間後の様子を写真に残していますので、先ず、それを紹介します。
経過が気になって水遣りをしたのですが、その時の状況です。

ヤマザクラ植樹_1.jpg
二本の植樹のうち、敷地東側の道により近い一本の様子

この時点では、まだ僅かに枯れないで残っている葉もありました。

ヤマザクラ植樹_2.jpg
シノダケ林に近い奥の方のもう一本の様子

ほぼ全ての葉が枯れている状態でした。
既に手遅れのように思いましたが、僅かな望みを託して水遣りを行いました。

こんなふうになったのは、植樹の後、とても暑い日が続いたこと、7月にも拘らずほとんど雨が降らなかったことで、干上がってしまったと思われます。

感想文を受けて、現時点での状態を観察してきました。

しばらく放置しておくとこんな状態になります。
今年の周りの草の成長は、著しく早いです。支柱にクズなどのツル類が巻きついていました。

ヤマザクラ植樹_3.jpg
手前の一本の様子

ツル類を取ってあげると、既に、最初の葉は枯れ落ちていましたが。新しい葉が数か所から生えて来ていました。
根が生きていると思います。もう大丈夫のではと思いました。
土の中の見えない根が、頑張ってくれていました。

ヤマザクラ植樹_4.jpg

ヤマザクラ植樹_5.jpg
奥のもう一本の様子

こちらは、新しい葉が見当たりませんでした。
もう少し様子をみるしかありません。
まだ可能性はあるのかな、と思いました。

・・学ぶことは多いですね。
植えるだけでは、植樹したことにならない、そう言われたように思います。
その後の水遣りが欠かせないでしょう。自然に任せるのなら、植樹の時期を考える必要がありました。
もっとも、今年の気候が異常だったとも言えるのでしょうが、やりようはあったのかも知れません。
   N山さん

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