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花めぐり友の会の観察会 in なな山【報告】 [よもやま話]

4月7日、花めぐり友の会の方々7人がなな山の植物観察に見えました。調布に住んでいる人が中心とのことでしたが、都内に広く20人ほどの会員がいらっしゃるとのことでした。

事務局といっていましたが、リーダーの方は事前に下見に来てくださり、いろいろな話を伺うと植物に詳しい人だと分かり、なな山からも一緒に観察に同行させてもらうことになりました。当日は、A田さん、M倉さん、Y元さん、M岡さんと私の5人が一緒に廻りました。
当日は、雨が心配されたのですが、午前中は降らず、風が強かったのですが、時期としてはまずまずでした。

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山を巡る花めぐり友の会のみなさん

タマノカンアオイが花を着け、キンラン、チゴユリが咲き始め、たくさんの芽吹きが確認出来ました。

タマノカンアオイは、朝の連続テレビ小説「らんまん」が始まったのに合わせるかのように花を着けていました。

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土手のタマノカンアオイ

チゴユリも数日前は、数輪の開花でしたが、一気に開花が進んでいました。

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チゴユリ

今回は、興味深い話をいくつか聞くことが出来ました。
コクランなどは、他の草との競争に負けることから、人が踏み荒らしたような通路の脇に出て来るそうです。

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コクランの観察中

タマノカンアオイの花は、種をつけるとアリなどを引き付ける臭いを出して、アリによって生息域を拡げているそうです。

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チゴユリの撮影中

今回は、植物観察といっても興味の対象が違う人たちとの印象を持ちました。名前の知らない植物がありますか、と訊かれたりしました。

「なな山の植物」の冊子を紹介したところ、5冊ほど買って頂きました。
また、是非訪れたいとのことで、丁寧なお礼のメールもいただきました。
私にとって、いろいろ学びのある観察会への参加となりました。
  N山さん

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