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1月14日意見交換会のまとめ [活動報告]

今年初めての定例活動日は、山初めの神事も滞りなく出来ました。神事の前になな山緑地の会が始まって以来初めてでしょうか、20年ぐらい使ってきたと思われるヘルメットの一斉更新をしました。
ナラ枯れによる枯損木が120本を超える厳しい状況になっています。怪我や事故が無いようにしながら活動を続けるには、これまで以上に会員相互の対話が求められます。そんなことからテーマを「ナラ枯れの状況に対応した今年の整備の進め方」として、意見交換会を開催しました。

西の山の刈払いやクズ掃きなどで汗をかいた後、お汁粉を頂きながら、昼食を食べながらの話し合いとなりました。ナラ枯れに対応する活動について大まかな方向性を確認しましたので報告します。
その上で、それにそって、この先数回の活動イメージを共有することになり、「伐木グループ」と「林床植物の保全グループ」とで現地確認をしながら「西の山から中の谷の奥」についての意見交換を行いました。年度内の活動での整備の優先順についても確認したので、報告します。

現地確認.jpg

【まとめ】
1) なな山緑地全体での整備について
・伐木の必要量に対して、市の予算や会の伐木能力から考えて今の時点では、ナラ枯れ問題の収束までに何年かかるか判らない。
・大きな見取りとして、「西の山」、「中の山」、「東の山」の順に、安全な場所を拡大していく。
・当面の安全性を確保するため、可能な限り伐木対象を明示して、危険を認識できるようにする。

2) 西の山の進め方
・これまで西の山では、「頂上付近」、「バス通りに面した南側斜面」の順に伐木を実施してきたので、山裾を左回りに進めていくことを基本します。

3) 中の谷の奥の進め方
・なな山の希少植物を保全する意味から、3月頃の発芽前を考えて、中の谷の奥にある2本のコナラを次回活動日の伐木対象をとしました。

4) 当面の伐木作業の順番
・3月中をイメージして、「中の谷の奥」、「西の山の裾」、「西の山の奥」としました。
・不確定要素が多いことから、状況に応じて、話し合いで変更することになります。

5) その他の調整事項
・伐木を優先して、玉切りは場所を決めて存置、小枝はシガラを作って投入するように進めることにします。

今後も、ナラ枯れの伐木を林床の植物の手入れを進める手順との調整をしながら決めることが出来ればと思います。
まだまだ解決までの道のりは遠いと思いますが、知恵を絞り合って、協力することで楽しく進められたらと思います。
   N山さん

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