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木工クラブ(シノダケ班)の活動報告・その1(2021年1月) ~東のシノダケ林(東の広場周り)での整備作業の報告~ [木工クラブ]

木工クラブでは、12月から始まった「めかい」や「ヒンメリ」の材料づくりのためのシノダケ刈りに併せて、現在は、東の山を中心にシノダケ林の間伐を進めています。
今回はその報告です。

・・その前に、
そんな中、S子さんが作ってくれた地図上で等高線を追うと自分が東の山と言っていたのが、地形としては少し違うということに気付きました。
これまでシノダケ林の中を駆け巡っていましたが、どちらかという「山」というよりの「くぼ地」で活動していたことが分かりました。

東の山地図.png
東の山地図

そのことで、いくつかの発見がありました。
一つは沢状の水の流れです。

中の山の方から伝った地下水が、東のくぼ地の奥が少し急になっているところ(崖地)で、水が浸み出ていました。
東のくぼ地を北から南にほぼ中央を袈裟懸けするように水の流れを確認することが出来ます。
中の山と東のくぼ地の間の傾斜地にそってながれています。
途中には、小さな池も見つけていました。

小さい池.jpg
小さい池

・・話は本題に戻って、
今年になって、自分は「東の広場」と呼んでいるのですが、数年前に総刈りした場所の再生促進に取り組んでいます。
若いシノダケが生えて来ているのですが、弦類と落葉に頭を下げさせられて直立が出来ず、勢いを増すことが出来ません。
作業は、ひたすらシノダケに巻きついた弦を取り除くのですが、落ち葉が乗った弦は複雑に絡み合って、簡単には進みません。

手入れ前のシノダケ林の様子.jpg
手入れ前のシノダケ林の様子(広場側から住宅地側を観た様子)

それでも、少しずつ希望が見えてきました。
手入れした場所のシノダケが疎らながらシノダケ林の様相を見せ始めました。
シノダケをよく観ると、一株に何本もの太い幹立ち上げ、何年か掛けて太っていくように思います。
密植させないために何年かの長いスパンで考える、シノダケ林の整備は根気のいる作業のようです。

手入れ後のシノダケ林の様子.jpg
手入れ後のシノダケ林の様子(広場側から住宅地側を観た様子)

しかし、少しでも手を入れることで、シノダケ林は少しずつ景色を変えて目を楽しませてくれてもいます。
林床に陽が入った景色は涼やかで気持ちがよくなります。

手入れ後のシノダケ林の様子2.jpg
手入れ後のシノダケ林の様子(住宅地側から広場方向を見下ろした景色)

作業を進めた中で、いままで見えなかった住宅地擁壁の東側に登る階段を見つけました。
地図で東側に飛び出した部分にあり、階段の右手には、私にとって手つかずのシノダケ林がありました。

階段.jpg
階段

私の知らないことがたくさんある東のシノダケ林での活動の報告でした。
   N山さん

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