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台風一過のさわやかな一日、枯損木の落枝の整理! - 活動記録(2022.9.25) [活動報告]

なな山緑地の会の皆さん

活動記録 No.441(2022/09/25) を作成しました。(Y田さん)

25日の活動は、台風一過、さわやかな一日でした。ただ、前日までの大雨の影響でぬかるみが散見され、靴も衣服もドロドロになりました。

次の活動日は 2022年10月9日 (日) です。

いよいよ活動しやすい季節になってきました。またなな山でお会いしましょう。

活動概要:
中の谷入口の柵の修理、落枝等の片づけ、植物観察、西の谷のサクラ伐倒と整理、ニンニク・エシャロット畑の準備
参加者:
16人(男性9人、女性6人)
連絡事項:
1. 17日のヒンメリ講座が午前・午後のべ17人の参加で大盛況。午前が好評だったため、午後の講座を急遽開催した。当日はA田さん、A宮さん、A田さん、M岡さんが応援として参加。感謝。
2. 安全担当者会議ではナラ枯れについて情報交換。スズメバチに関する注意喚起があった。他の団体ではハチの巣を踏むなどの事例も出ている。カエンタケについて当会が行った埋設処理について報告した。
3. カエンタケは前回埋設処理をし、経過観察。引き続き見かけたら報告を。
4. オオスズメバチの活動が引き続き活発。注意を要する。
5. 台風がこの間、2回通過し、林内も荒れているので整理が必要。
6. 本日は、ニンニクとエシャロットを植えるための施肥などを行う。
7. 中の谷のサクラ倒木の伐倒を引き続き行いたいが、林内の他の状況をみて作業を判断したい。
8. 交差点付近の落枝、ウワミズザクラの整理をお願いしたい。
感想:
◇ 台風の影響で林内が大荒れ、ナラ枯れの枯損木から大小の枝が作業道上などに大量に落ちていた。そのため午前中は、参加者全員で林内を散策し、落枝の整理を行った。
◇ 前回まで捕獲のなかったハチトラップにもオオスズメバチが捕獲されており(西の山、中の山)、どこかに営巣している気配もある。広場のオオスズメバチは日増しに大きくなっている。
◇ 散策で、伐倒などの対処が必要なヤマザクラやナラ枯れのコナラなどがたくさんあることが分かった。今回は中でも優先される西の谷のサクラ倒木(根元から倒れている)の伐倒と整理を行った。
◇ 大雨直後の作業だったので、作業着も靴もドロドロになった参加者が多数いた。

緑地内見回り.JPG
緑地内見回り

落ち枝拾い.JPG
落ち枝拾い

落ち枝拾い2.JPG
落ち枝拾い

柵の修理.JPG
柵の修理

リースの材料準備.JPG
リースの材料準備

畑に施肥.JPG
畑に施肥

ニンニクの植え付け.JPG
ニンニクの植え付け

ヒガンバナ.JPG
ヒガンバナ

キバナアキギリ.JPG
キバナアキギリ

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和服に魅せられて ~ 深めよう会員の絆 リレーエッセイ - なな山だより [なな山だより]

私は時間に余裕があるときには着物を着て楽しんでいます。いかり肩の私には着物にはご縁がないとずっと思ってきましたが、団地内のサークル活動で“着付けの講習会があるけど参加してみない”と誘われて初めてみることにしました。

6年もの間、先生から親切に教えて頂き、普段着から留袖(和服のフォーマル)まで着られるようになりました。外出先でも和服姿の人を見かけるとすぐに目がいってしまい、着物と帯、帯締めと帯揚げなど、どれだけ見ていても飽きることがありません。
今年もあっという間に四月も終わりに近づいています、気温が高くなった今では、袷(あわせといい、裏地のある冬用の着物)の時期もそろそろ終わりだなあと私的には思っています。その前に、この新緑の時期にはもってこいの萌黄色(もえぎいろ) の紬(つむぎ)は着ておこう!!この着物にどの帯を合わせようかな、小物は何にしようかなとあれこれ考えるだけでもあっという間に至福の時間は経っていきます・・・

五月には単衣(ひとえといい、裏地のない春秋用の着物)を着よう!!襦袢(着物用の下着)の半襟は夏用にはまだ早いから少し透け感がある生地で作ってもいいかもしれない、すでに頭の中で生地選びが始まっています。
   A宮さん
   「なな山だより」55号(2022年5月)より

着物.png

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「シノダケ・ヒンメリ作ろう」講座を開催しました [シノダケ・ヒンメリ]

多摩グリーンライブセンターで17日、六芒星(立体)を作る講習会が開催されました。事前の応募者は、午前・午後合わせて18人でしたが、キャンセルがあって17人を対象に講習会を行いました。

なな山のメンバーは、A田さん、M岡さんの常連メンバーに加えて、今回からA宮さん、A田さんが参加してくれました。I田さんが、森木会事務局の担当日だったので、力強くサポートしてくれました。

講習会の様子.jpg
講習会の様子(全景)

今回は、なな山での事前の「シノダケ・ヒンメリ体験作業」と称して数回の練習会を行ったこと、年一回で行ってきたシノダケ・ヒンメリ講座が三回目になったことで、全体に余裕のある講座となりました。
これまでは殆どブッツケ本番でも受講者の方に作品を作ってもらっていましたが、今回はメインの六芒星(立体)の前に、ウォーミングアップと称して、正三角形六面体を作りました。シノダケ・ヒンメリの基本的なワイヤーワークを実践してもらうようにしました。

作成作業1.jpg

六芒星(立体)の作り方も手順全体を先に話して、その後、いくつかのポイントで状況を確認しながら進めました。
応募者の方の呑み込みがよかったせいもあるでしょうか、二時間の講習でしたが余裕のある講座となりました。
受講生お二人に対して私たち一人が対応する形になり余裕のある対応が出来たことがとても好かったと思いました。こちらに余裕があった分、受講者の方も楽しく作業が出来たようです。

作成作業2.jpg

終了後、I田さんの司会進行で次回に向けて反省会を行いました。
こんなに楽しければ、年に二回やってもよいねという話もありました。
なな山でもシノダケ・ヒンメリを拡げて行こうという話になりました。

作成作業3.jpg

作成作業4.jpg

写真は、講習会でのみなさんの様子。
   N山さん

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ナラ枯れの被害が拡大! 3年目のピークか? [ナラ枯れ]

なな山緑地の会のみなさん

今年もナラ枯れ調査を行いました。
ナラ枯れ3年目の今年はピークを迎えたといえそうで、多くのコナラが感染しています。もちろん感染しても全枯れにならず、抵抗力を身に付け生存しているコナラも多いです。

今後の課題としては、枯損木化しつつある木の伐採と、雑木林の若返りでしょう。

○ナラ枯れ調査結果
・2022年の調査結果は、全枯れ52本、半枯れ18本、フラスあり164本、合計234本がナラ枯れに感染している。感染率は49%(全コナラ本数:480本)。
・2021年は、全枯れ18本、半枯れ6本、フラスあり82本、合計106本。また、2020年は、全枯れ6本、フラスあり32本。
・西の山のコナラ230本のうち125本が感染した(感染率54%)。

○今年の特徴
・カシナガの穿孔が、50cm以下(根元)に集中している。
・西の山から、中の山・東の山に感染が拡大している。
  ・昨年の全枯れ木では、一部でキノコや白カビが生え、腐食が進んでいた。また、枝折れや、株立ちの細い幹が折れるなど、枯損木化が進行している。
・クヌギの感染が増えている(2021年3本 → 2022年23本)。

○感染対策の経過
・カシナガトラップ設置18本では、全枯れ0本、半枯れ2本、生存/異常なし16本と、被害の激化を抑制している。

調査結果表2.png

ナラ枯れ対策.png

ナラ枯れ_キノコ.jpg
全枯れ木に生えたキノコ

ナラ枯れ_キノコ・白カビ.jpg
キノコと白カビが生えた

ナラ枯れ_キノコ2.jpg
2種類のキノコが生えた

ナラ枯れ_白カビ.jpg
木肌が白カビに覆われた

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秋が来たかのような過ごしやすい一日! 里山保護にいそしむ! - 活動記録(2022.9.11) [活動報告]

なな山緑地の会の皆さん

活動記録 No.440(2022/09/11)を作成しました。(Y田さん)

11日の活動は、本格的な秋の到来を感じさせるような過ごしやすい天気でした。活動に爽快感を覚えました。壊れていたバス通り沿いの柵も補修され気分一新です。

次の活動日は 2022年09月25日 (日) です。
季節も巡り爽快な天候になってきました。秋晴れの下で、活動出来たらいいですね。

活動概要:
カエンタケの埋設処理、バス通り沿いの柵の修理、ニラ・カボチャの収穫、植物保護、ナラ枯れ調査、ヒンメリ講座準備
参加者:
18人(男性7人、女性11人)
連絡事項:
1. カエンタケを埋設処理する。危険が伴うので少人数で。処理後には危険を知らせる案内を設置する。
2. 今日はバス通り沿いの柵の破損個所を修理する。
3. キチジョウソウ、ワニグチソウにツルが絡んでいる箇所があるため、植物保護をおこなう。
4. 17日のヒンメリ講座の手伝い要請。
5. ナラ枯れ調査を前回に引き続き行う。今回は中の山と東の山を中心に。ナラ枯れは様子を見る必要があるが、おそらく今年がピーク。20本以上全枯れになる可能性がある。樹木調査で番号が振られていないものもあるため、若干増える。
5. ハチトラップは先週は東の山に設置したもので5匹捕獲されただけだったが、今朝見ると広場のトラップにも捕獲されている。
6. 本日はカボチャとニラの収穫と配布を行う。畝4列に大根を植える予定、残り1列にはニンニクとエシャロットを植える予定。
7. ヒンメリ講座(17日)は申し込み状況を確認。
感想:
◇ 秋が来たかのような過ごしやすい一日だった。
◇ 前回までに見つかったカエンダケの処理を埋設方式で行う。他の個所での発生は見られず、とりあえずは経過観察状態に。
◇ ナラ枯れが引き続きひどい。S子さんによると今年がピーク。こちらも調査後経過観察か。
◇ オオスズメバチの活動は引き続き活発。広場のクヌギにたかるハチが成長し数も増えている様子だった。
◇ バス通り沿いの破損した柵はN山さんの工夫とこだわりもあってきれいに補修された。通学路でもあるので一安心だ。
◇ 林内に、カエンタケのほかにも各種キノコがたくさん発生している。調べてみると毒キノコが多くあるので注意を要する(食べる人はいないとは思うが…)

処理されたカエンタケ.JPG
処理されたカエンタケ

カエンタケを埋める.JPG
カエンタケを埋める

柵の修理.JPG
柵の修理

中の山で観察.JPG
中の山で観察

中の谷奥草刈り.JPG
中の谷奥で草刈り

カボチャ収穫.JPG
カボチャ収穫

カボチャを切り分け.JPG
カボチャを切り分け

サツマイモの蔓採取.JPG
サツマイモの蔓を採取

ニラの収穫.JPG
ニラの収穫

畑に散水.JPG
畑に散水

フユノハナワラビ.JPG
フユノハナワラビ

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なな山緑地お気に入り写真の紹介 - 大妻女子大フィールドワークのレポート [連携イベント]

8月31日大妻女子大フィールドワークに参加した学生さんに「なな山を自然観察した際にお気に入り写真一枚とその理由」をレポートとして提出することが課せられていました。
甲野先生のご厚意により、13人の学生さんが提出したレポートをお知らせ頂きました。
全13通のレポートを掲載します。
   N山さん

【キノコ編】

キノコ_1.jpg
S枝さん
なな山緑地 「Aいださんとタマゴタケ」
楽しそうにタマゴタケの説明をしてくださっているAいださんを写真に納めました。
タマゴタケの名前の由来は、卵のような形からきているそうです。
この写真を見ると、なな山緑地での体験を思い出すのでお気に入りの1枚となっています。

キノコ_2.jpg
T澤さん
これは、「タマゴタケ」というキノコです。初めて見ました。緑が生い茂り、茶色い中にこんなに鮮やかな色でひとつ凛々しく立っている姿に魅力を感じたため、お気に入りの写真とします。
写真の見たままの色で食べたいくらいとても綺麗でした。

キノコ_3.jpg
K園さん
タマゴダケの写真がお気に入りだ。草木の中に黄色とオレンジ色の鮮やかな色が素敵だった。見つけた喜びを思い出す写真として、お気に入りの写真に選んだ。下に白い囲いがあり、黄色い傘を出す見た目からタマゴダケという名前であることを教えていただいた。見た目と名前の由来も素敵でかわいい。自然の中で出会った鮮やかなキノコにパワーをもらった。
初めて見る植物やキノコがたくさんあったが、元気な色のタマゴダケをお気に入りの風景として選んだ。

キノコ_4s.png
K山さん
緑であふれている里山の中に赤色の目立つキノコを見つけたので気に入って写真を撮りました。このキノコはタマゴダケという名前だと聞きました。タマゴダケは見た目は毒を持っていそうですが、食べることのできるキノコだとわかったので今度何かの機会があれば食べてみたいと思いました。

キノコ_5s.png
S木さん
この写真を選んだ理由
里山には様々なキノコが生えていましたが、このタマゴタケという種類のキノコが一番色が鮮やかで、根元の部分が卵のからみたいなものがあって可愛かったです。
会長さん曰く、なかなか見られないレアなキノコだそうで近くに二つも生えていて驚いていました。

キノコ_6.jpg
T野さん
なな山緑地で見つけた中で一番大きなキノコだった。
初めてこんな大きなキノコを見たから。

【風景・景色編】

景色_1.jpg
S田さん
日光が当たって笹や落葉樹が黄緑色で映えていて綺麗だったのでこの写真を選びました。

景色_2.jpg
S藤さん
木陰ができていて、木漏れ日も感じられる中をみんなで歩くことが出来たから。

景色_3.jpg
M田さん
地面まで差す木漏れ日がきれいだから。そびえ立つ木の迫力を感じるから。葉から覗く青空がキレイだから。ナラ枯れも映っていて、学んだことが含まれているから。

景色_4.jpg
I上さん
綺麗に間伐されて整われた笹が、神々しく光に照らされている様子がなかなか見られない風景だと思って良かったから。

景色_5.jpg
K地さん
沢山の気で作られる自然の屋根が好きだから。
また、見えにくいが、手前にある蜘蛛の巣が差し込む光に照らされてキラキラしていたのが印象に残っているため。

景色_6.jpg
K田さん
クヌギのモシャモシャっとした感じが可愛らしく、普通のどんぐりと違う感じがして珍しいと思ったため。

景色_7.jpg
H暮さん
きのこを栽培している様子。
里地・里山を活用している様子が実際に見れてよかった。また、整備された部分では、光がしっかりと入り、理想的な里地・里山の風景になっていた。
他の場所では、湿度がとても高く、光がほとんど入っていなかったので、管理することの重要性を理解することが出来た。

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シノダケ・ヒンメリ104 正四面体(二分節)のつくり方 [シノダケ・ヒンメリ]

これまでに、正八面体から派生した「正八角星」を紹介しました(昨年度の「シノダケ・ヒンメリを作ろう」講座で作りました)。今回は、「正四面体(二分節)」と称して、同じようなものの作り方を紹介します。

正四面体(二分節).jpg
正四面体(二分節)

混乱するも知れませんが、正八面体の8つの三角形の面に同じ長さの部材で8つの角を付けたのが「正八角星」でした。
今回の「正四面体(二分節)」と称している作品は、正八面体の8つの三角形の面に同じ長さの部材で角を付けるのですが、8つではなく半数の4つの角を付けた形になります。
それならば何故、「正四面体(二分節)」というのかですが、全体の外形としてみると、「正四面体」だからです。正四面体の一辺を二つに分割して必要な補強をしている形となります。
説明は戻りますが、今回は、正八面体に4つの角を作る進め方を採用しました。なので、正八面体を作った後の手順のみの紹介となります。

≪レシピ≫ 
任意の長さで24本になります。
正八面体は、12本で構成されています。4つの角を三本で作るので、更に12本。
全体で、24本になります。

1)準備です。
正八面体の頭に出ている二本のワイヤーにシノダケを図のように各一本ずつ入れます。

手順1.jpg
手順1

2)右側に一つ目の角を作ります。
右のワイヤーにシノダケをもう一本入れて、正八面体の角に結びます。何度か巻いてしっかり結びます。
図のようになります。

手順2.jpg
手順2

3)右側に一つ目の角を完成させます。
右に突き出た角の頂点(二本のシノダケの間)にワイヤーを巻きつけワイヤーの端部を新しく入れたシノダケに隠して、正八面体のもう一つの角に結びます。こちらも何度か巻いてしっかり結びます。
一つ目の角が完成です。

手順3.jpg
手順3

4)今度は左側に二つ目の角を作ります。(2)と同じ作業です。)
左のワイヤーにシノダケを一本入れて、正八面体の角に結びます。何度か巻いてしっかり結びます。

手順4.jpg
手順4

5)左側に二つ目の角を完成させます。(3)と同じ作業です。)
左に突き出た角の頂点(二本のシノダケの間)にワイヤーを巻きつけワイヤーの端部を新しく入れたシノダケに隠して、正八面体のもう一つの角に結びます。こちらも何度か巻いてしっかり結びます。
二つ目の角が完成です。

手順5.jpg
手順5

6)三つ目の角を作る準備です。
図のように置きます(置き直します)。
上部に見える三角形の手前二つの角にワイヤーがある筈です。確認してください。

手順6.jpg
手順6

7)三つ目の角を作ります。
手前の日本のワイヤーにシノダケを一本ずつ入れて結びます。

手順7.jpg
手順7

8)三つ目の角を完成させます。
結んだ場所のワイヤーのうち一本を短くして、ワイヤー二本をシノダケに入れます。その上で、三角形の奥の角の位置()に結びます。ここも何度か巻いてしっかり結んでください(これで、角が三つ出来ました。もう一つで完成です)。

手順8.jpg
手順8

9)確認です。
三つの角が底の位置になるように置き直します。
上部の三角形の角に一本ずつワイヤーが出ている筈です。確認してください。

手順9.jpg
手順9

10)四つ目の角を作ります。
上のワイヤーのうち二本にシノダケを通して、結びます。

手順10.jpg
手順10

11)4つ目の角を図形の頂点で終わらせて、完成させます。
三角形の残りのもう一本のワイヤーにシノダケを入れて頂点()で結びます。
これで完成です。

手順11.jpg
手順11

12)頂点の吊元について(補足)
(好みの問題とも言えるので、拘りませんが、)
頂点のワイヤーの本数が多いと折角の作品が台無しだと考えています。ワイヤーを上手に処理してキレイに見せる工夫をしましょう。

手順12.jpg
手順12

今回は、ワイヤーの処理に拘った作り方をしています。
その分、途中が分かりにくいかも知れません。
紹介した手順にそって、一つ一つ確認しながら作ることをお勧めします。
   N山さん

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オレンジ色の毒々しいカエンタケをみんなで確認! 蒸し暑く体力消耗! - 活動記録(2022.9.4) [活動報告]

なな山緑地の会の皆さん

活動記録 No.439(2022/09/04) を作成しました。(Y田さん)

8月第4週(8月28日)の活動が雨で流れたため、代替日の活動でした。気温は30度前後でしたが、湿度が高く蒸し暑い日でしたね。カエンタケがなな山緑地でも発見されて驚きました。今朝もニュースで、カエンタケが各地で発見されているとの報道がありました。ニュース映像がなな山のものかと思うくらいそっくりでしたが、どうやら鳥取での映像のようでした。

次の活動日は 2022年09月11日 (日) ですね。

2週連続の活動になりますが、暑さ対策もしながら、無理をせず活動しましょう。

活動概要:
サクラ倒木の片づけ、スイカ畑の後片付け・耕起、植物保護、カエンタケ観察、中の山と東の山のナラ枯れ調査
参加者:
16人(男性7人、女性9人)
連絡事項:
1. N山さんが会長に、U野さんが幹事にそれぞれ選出された。U野さんには安全管理担当を担っていただく。
2. 大妻女子大のフィールドワークが8月31日に実施。詳細はブログをご覧ください。
3. シノダケ・ヒンメリ講座が17日に開催される。現在申し込み受付中。
4. オオスズメバチの活動は引き続き活発。
5. カエンタケが東の山で発見されたので注意。同様のものを見かけたら報告を。現在見つかっているものは6日か7日に市が視察し処理を検討する。
6. 本日午後、ヒンメリ講座を行う。
7. 中の山と東の山のナラ枯れ調査を行う。オオスズメバチに注意したい。
8. ハチトラップを設置。
9. YouTubeを活用して会の活動動画の発信を図る。
10. スイカ畑の後片付けを行う。その後に大根を植える予定。
11. 中の山のサクラ倒木の片づけを行う。周囲に立ち入り注意。
12. 療養中のT木元会長が9月末から復帰予定。
感想:
◇ 気温は30度前後だったが、湿度が高く、体力を消耗する一日だった。
◇ カエンタケ発見の報を受け、希望者で現認に行く。現在は、1本のナラ枯れしたコナラの根元に群生しているだけだが、今後の広がりに注意を要する。
◇ そのほか、林内を観察するとキノコがたくさん生えていることに気付く。タマゴタケも発見された。
◇ 中の山のサクラ倒木の処理(片づけ)を行った。道路に近いため、タマ切りした幹を片づける際に注意を払うことが必要だった。
◇ オオスズメバチの活動は引き続き活発。ただし、広場のクヌギに集中してたかっているほか、中の山で数匹の飛来を観察しているのみ。6カ所設置したトラップには、東の山の崖付近のトラップに5匹かかっているだけだった。

カエンタケを観察.jpg
カエンタケを観察

カエンタケ.jpg
カエンタケ

玉切り.jpg
玉切り

安全に降ろす.jpg
安全に降ろす

倒木撤去観察する.jpg
倒木の撤去を観察する

蜂トラップをチェック.jpg
蜂トラップをチェック

スズメバチ注意の掲示.jpg
スズメバチ注意の掲示

植物の保護.jpg
植物の保護

スイカ収穫.jpg
スイカ収穫(先週)

スイカ収穫後の片づけ.jpg
スイカ収穫後の片づけ

耕運機掛けを指導.jpg
耕運機掛けを指導

ヤブラン2.jpg
ヤブラン

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シノダケ・ヒンメリ体験作業講習 in なな山・その2 [シノダケ・ヒンメリ]

今回は、「体験作業講習」の第二シリーズの話です。なな山で行われる大妻女子大フィールドワークの中で「シノダケ・ヒンメリづくり」を行うことから、急遽、木工クラブの中で行いました。作品は「正四面体(二分節)」です。なな山緑地の会のメンバー四人が参加してくれました。その報告です。

今回は急遽開催することとしたので、参加者は少なかったのですが、作る手順を教える際の課題が浮き彫りとなり有意義な作業講習となりました。

今回初めて、A田さんが参加してくれました。少しずつ、シノダケ・ヒンメリ作りを楽しむ人が増えてうれしいです。

体験作業講習.jpg
体験作業講習(全景)

今回作ることにした作品は、正四面体を二分節したもの。言い換えると、正八面体の8つの面の半分(4つ)の面に角を付けたものです。
部材の本数は、24本。
正八面体に12本、4つの角に各三本で12本、合計12本ということになります。
説明上は、とても簡単なのですが、どこに角を付けるのかが分からなくなり混乱するようでした。

正4面体(二分節).jpg
(仮称)正4面体(二分節)

詳しい作り方を当日の為に用意したので、それは別の記事にします。

今回、初めてシノタケ・ヒンメリづくりに挑戦したA田さんでしたが、上手に出来ました。
A田さんは、作品をインスタグラムにあげたとのことで画像を送ってもらいました。
以下は、A田さんとコラボ記事になります。

A田さん作品.jpg
A田さん作品(一部)

ちなみに、こんな感想コメントになるそうです(絵文字なし)。

コメント
初めてヒンメリ作成しましたぁ~
シノダケにワイヤー入れるのに手間取って、なかなか入らず(途中で降ってきた雨のせいか?ブキな自分せいか?)
大きさもよくわからず、欲深く△大きめにしたら、ワイヤーつなぎが多くて、ワイヤーも途中で曲がって入らず・・・
いろいろ手伝ってもらい、なんとか完成しましたぁー

空間の中に物があるって素敵だなーって思いました
もっと練習して、むずかしい物にも挑戦したいです

背景を変えて中に松ぼっくりを入れた形にした写真では、また違った雰囲気になりますね。私にはできない芸当なので、大変勉強になります。

A田さん作品の別バージョン.jpg
A田さん作品の別バージョン

今回は、女子大生向けと細いシノダケ材で材料の長さを7cmにして挑戦してもらいました。
7cmの細い部材ですが、基本になる正八面体を作れば半分出来たことになること、一方で、角を付けるには図形認識が欠かせないことなどから採用してみました。
画像としては、A田さんの作品のようになります。実は今回の作品は、一辺の長さが3.5cmの部材で作り真ん中に栃の実を入れた(ストラップ仕様)ものが、先にありました。

栃の実入り.jpg

上の写真は栃の実と実の皮を一緒にしたのですが、こんな感じのものでした。秘かに「Tanutanuさんのお弁当」と名付けている今回の作品の別バージョン

希望があれば、どちらのバージョンでも、「作業体験講習」を行いたいと考えています。声掛けしてみてください。お待ちしています。
   N山さん

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里山の自然観察 - 大妻女子大フィールドワーク [連携イベント]

8月31日は早朝多少の雨が降りましたが、活動開始頃には天気も回復し、湿度も気温も高い中ではありましたが、久し振りに晴れて無事に予定通りの活動が出来ました。

今回の集合場所は百草団地集会所で、集会所は和室もあり着替えも出来、洋室は広くクーラーも効いていて快適に講義を行うことが出来ました。
大妻女子大からは、甲野先生と助手の方一人、学生さんは千代田キャンパスで学ぶ家政科の学生さん13人でした。

講義開始.jpg
講義開始時

講義は、10時過ぎに甲野先生のガイダンス、N山からなな山の概要を説明して始まりました。
その後、今日の課題や観察の視点などについて詳しい説明がありました。
甲野先生の話は、我々にとっても興味深いものでとても参考になりました。

甲野先生の説明.jpg
甲野先生の説明

午前中は、なな山の自然観察として3ヶ所での断面図のスケッチと5つの考察課題が用意されていました。

まず最初に、なな山の広場で注意事項の説明を兼ねてオオスズメバチの対処法などについてA田さんから説明が行われました。

オオスズメバチの説明.jpg
A田さんによるオオスズメバチの説明

山に入る前にヘルメットと手袋の着用を確認して、二組に分かれてなな山での自然観察に出発しました。

出発前の確認.jpg
甲野先生から出発前の確認

なな山から参加したのはこの時点で4人。A田さん、U野さん、N山の三人は三か所で待機。各々担当の場所で、学生にスケッチの方法や課題のヒントなどを説明しました。
M岡さんは、広場で待機してくれました(後から、O澤さんも参加してくれました)。

シイタケの榾木の話し.jpg
U野さんによるシイタケの榾木の話し

無事になな山を一周すると、学生さんには少しだけ残っていたブルーベリーを試食してもらいました。みなさん喜んでくれました。

午後は、学生さんは集会所で昼食、我々は広場で昼食の後、集会所で「シノダケ・ヒンメリ作り」が行われました。
これについては、別に詳しく報告することにします(今回の記事では割愛)。

最後に課題提出のための作業や明日のスケジュールなどについての説明があり、無事になな山での自然観察とヒンメリ作りの講義が終わりました。

終了間際.jpg
終了間際

甲野先生からは、翌日、丁寧なお礼があり、学生の反応についての報告をまとめてお知らせして頂けるとのことでした。学生の感想がどんなか、楽しみです。
学生さんも徐々に慣れて、最後は楽しそうな表情になっていた、とのことでした。
   N山さん

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