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シノダケ・ヒンメリ104 正四面体(二分節)のつくり方 [シノダケ・ヒンメリ]

これまでに、正八面体から派生した「正八角星」を紹介しました(昨年度の「シノダケ・ヒンメリを作ろう」講座で作りました)。今回は、「正四面体(二分節)」と称して、同じようなものの作り方を紹介します。

正四面体(二分節).jpg
正四面体(二分節)

混乱するも知れませんが、正八面体の8つの三角形の面に同じ長さの部材で8つの角を付けたのが「正八角星」でした。
今回の「正四面体(二分節)」と称している作品は、正八面体の8つの三角形の面に同じ長さの部材で角を付けるのですが、8つではなく半数の4つの角を付けた形になります。
それならば何故、「正四面体(二分節)」というのかですが、全体の外形としてみると、「正四面体」だからです。正四面体の一辺を二つに分割して必要な補強をしている形となります。
説明は戻りますが、今回は、正八面体に4つの角を作る進め方を採用しました。なので、正八面体を作った後の手順のみの紹介となります。

≪レシピ≫ 
任意の長さで24本になります。
正八面体は、12本で構成されています。4つの角を三本で作るので、更に12本。
全体で、24本になります。

1)準備です。
正八面体の頭に出ている二本のワイヤーにシノダケを図のように各一本ずつ入れます。

手順1.jpg
手順1

2)右側に一つ目の角を作ります。
右のワイヤーにシノダケをもう一本入れて、正八面体の角に結びます。何度か巻いてしっかり結びます。
図のようになります。

手順2.jpg
手順2

3)右側に一つ目の角を完成させます。
右に突き出た角の頂点(二本のシノダケの間)にワイヤーを巻きつけワイヤーの端部を新しく入れたシノダケに隠して、正八面体のもう一つの角に結びます。こちらも何度か巻いてしっかり結びます。
一つ目の角が完成です。

手順3.jpg
手順3

4)今度は左側に二つ目の角を作ります。(2)と同じ作業です。)
左のワイヤーにシノダケを一本入れて、正八面体の角に結びます。何度か巻いてしっかり結びます。

手順4.jpg
手順4

5)左側に二つ目の角を完成させます。(3)と同じ作業です。)
左に突き出た角の頂点(二本のシノダケの間)にワイヤーを巻きつけワイヤーの端部を新しく入れたシノダケに隠して、正八面体のもう一つの角に結びます。こちらも何度か巻いてしっかり結びます。
二つ目の角が完成です。

手順5.jpg
手順5

6)三つ目の角を作る準備です。
図のように置きます(置き直します)。
上部に見える三角形の手前二つの角にワイヤーがある筈です。確認してください。

手順6.jpg
手順6

7)三つ目の角を作ります。
手前の日本のワイヤーにシノダケを一本ずつ入れて結びます。

手順7.jpg
手順7

8)三つ目の角を完成させます。
結んだ場所のワイヤーのうち一本を短くして、ワイヤー二本をシノダケに入れます。その上で、三角形の奥の角の位置()に結びます。ここも何度か巻いてしっかり結んでください(これで、角が三つ出来ました。もう一つで完成です)。

手順8.jpg
手順8

9)確認です。
三つの角が底の位置になるように置き直します。
上部の三角形の角に一本ずつワイヤーが出ている筈です。確認してください。

手順9.jpg
手順9

10)四つ目の角を作ります。
上のワイヤーのうち二本にシノダケを通して、結びます。

手順10.jpg
手順10

11)4つ目の角を図形の頂点で終わらせて、完成させます。
三角形の残りのもう一本のワイヤーにシノダケを入れて頂点()で結びます。
これで完成です。

手順11.jpg
手順11

12)頂点の吊元について(補足)
(好みの問題とも言えるので、拘りませんが、)
頂点のワイヤーの本数が多いと折角の作品が台無しだと考えています。ワイヤーを上手に処理してキレイに見せる工夫をしましょう。

手順12.jpg
手順12

今回は、ワイヤーの処理に拘った作り方をしています。
その分、途中が分かりにくいかも知れません。
紹介した手順にそって、一つ一つ確認しながら作ることをお勧めします。
   N山さん

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