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なな山での「どんと焼のあんこ作り」 [連携イベント]

発端は、青少協第二地区のM渡会長から、正月15日に使う「どんと焼のあんこ」の提供について、T木さんに要請があったことによります。当初は、東の山のシノダケの間伐材を使うことで話が進みました。これまでなな山緑地では、どんと焼に協力して餅焼きの串刺し棒としてシノダケを提供してきました。今回は、コロナ禍であることから飲食はないのですが、どんと焼の骨組みだけでは、燃えている時間が短いので、「どんと焼のあんこ」が欲しいとのことでした。

広場でのまき割り.jpg
広場でのまき割り

なな山緑地としては初めてのことなので実際にシノダケの間伐材が利用可能なのか調べてみました。結果的には、シノダケは間伐後暫く経っているのでカビが酷いなど状態が悪いこと、東の山からの搬出経路の確保も考えると作業が大変ということで、急遽相談して、伐木後放置していた丸太を中心に薪割りをして「あんこ(燃え草)」とすることになりました。

なな山緑地に集まったのは、2トントラックと11人の青少協第二地区の人たち。なな山からは、S田さん、U野さん、A田さん、N山が立ち会い、作業に協力しました。道具も、手動まき割り機、斧、ナタ、ハンマー、ヘルメットを使ってもらいました。材料は、広場周りにあった丸太と既に薪として保管していたものです。

作業は、チェンソーで丸太を一定の長さに短く切って、手動まき割り機で一定の太さに割って、それを斧とナタで細かく薪状にする、その上で、トラックに積み込むというように進められました。9時過ぎから始まった作業は11時半頃までかかりましたが、2時間ほど燃やすには充分な量の薪が作れたのではないかと思います。
なな山緑地にとっては、広場周りに置かれていた丸太と使い道を見つけるのが難しく長く積まれたままだった薪とが立派な使い道を得て役に立ったこと、加えて、何より、広場周りがスッキリ片付いたことで、とても助かりました。
加えて、地域と繋がりの中で役に立ったことが好かったと思います。

チェンソー作業.jpg
チェンソー作業

斧で薪割り.jpg
斧で薪割り

一方、青少協第2地区にとっては、比較的短時間で「あんこ」の確保が出来て、好かったのではないでしょうか。喜んでいただけたと思います。

トラックに積み込まれた薪の山.jpg
トラックに積み込まれた薪の山

最後に、話は今後のことにおよび、同じようなことが来年以降も可能かどうかという話になりました。なな山緑地にとっては継続的に伐木による丸太が出てくることから、青少協側で継続して提供して欲しいというのであれば喜んで対応することになるんじゃないかという話をしました。また相談したいとのことでした。

仲よく集合写真を撮って、作業を終了としました。

青少協のみなさんとの記念写真.jpg
青少協のみなさんとの記念写真

ちなみに、広場周りはこんなにキレイになりました。
シガラの前が本来の姿を取り戻したように見えました。
   N山さん

作業後のシガラ前.jpg
作業後のシガラ前

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