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どんど焼きの灰を搬入しました [連携イベント]

前々回「どんど焼きのあんこの提供」について報告し、前回「どんど焼きであんこがどんなふうに役に立ったか」の話をしました。今回は、焼いた後の「灰」の行き先のお話です。

青少協の話では、どんと焼の灰は土に埋めているとのことでしたが、畑に混ぜ込むと畑に好いという話があったので、なな山の畑に貰うことを考えました。使えるものを捨てるのは「もったいない」と安請け合いしたことになりましたが、S崎さんに問い合わせしたところ「今は、畑で焼くことは近隣からの苦情もあり出来ない。そんなことから草木灰がつくれないので使わせてもらう」とのことでした。
今回は、土のう袋とスコップを持って、保管場所の和田中学校に行って灰を運搬してきた話です。

青少協第二地区の役員の方々も協力的で、軽トラを出してくれた上で、会長を含めて四人の人が一緒に作業してくれました。

土のう袋に詰め込む.jpg
土のう袋に詰め込む

土のう袋の紐を結ぶ.jpg
土のう袋の紐を結ぶ

軽トラの荷台に乗せる.jpg
軽トラの荷台に乗せる

灰の量は、容量26リットルのものに軽めに入れて26袋でした。20リットル入ったとして約500リットルほどになりました。

灰の入った土のう袋は、軽トラに乗せてなな山に移動。倉庫の横に用意した台に載せてブルーシートを掛けて保管しました。

土のう袋の保管.jpg
土のう袋の保管

調べてみると、草木灰は土に混ぜ込むことで、土壌の酸性度を下げたり、病害虫の忌避効果があるなどの利点があるとのことでした。今回、どんど焼きのあんこの提供に始まり、焼いた後の灰の処分に繋がり、畑の土壌改良のために使われるという新しい循環が生まれたことになりました。なな山にとっても青少協のみなさんにとっても利益のあることなので、一年後のことになりますが、来年に向けてもお互いの協力の仕方についても連絡を取り合うことを約束しました。
また、青少協の方から、来年のどんど焼きでは今年は出来なかった団子焼きもしたいとのことで、その際に使うシノダケについてもなな山で提供してもらえないかという話を頂きました。
現在、なな山の東の山ではシノダケの間伐を進めており、試験的に間伐材の搬出を行っています。なな山にとっては間伐材の枝葉の処理と東の山からの搬出という二つの手間が増えることになりますが、東の山がきれいになり地域の催しの役に立つことを考えると、前向きに進めたいと考えています。
地域の役に立ってこそ里山と言えるのではないかと思います。その一歩を踏み出したことになるのではと思います。
   N山さん

シノダケの間伐材.jpg
広場の倉庫横に保管をしているシノダケの間伐材

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