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どんど焼きの灰(草木灰)の行き先 [よもやま話]

今年のどんど焼きでは、あんこ(燃え草)の提供したことに始まって、燃え残った灰(草木灰)を頂くという顛末になりました。
しかし、畑に草木灰を巻くといってもどれくらいの量が使われるのか分からず、保管のことなどを心配していました。
しかしそれは、まったくの杞憂でした。
2月12日の定例活動日のことです。畑の畝づくりに先立って、堆肥に併せて灰も一緒にすき込まれました。26袋ほどあった灰のほぼ半分は、あれよという間に畑に撒かれました。

畑に撒く.jpg
草木灰を畑に撒いている

残りは、予定どおりS崎さんに貰ってもらいました。
S崎さんは「自然のモノが一番ですよ」といっていました。

考えてみると、これは一つの循環が上手く行った事例というべきではないでしょうか。
他のどんど焼で生まれた灰はどう処理されたのでしょうか。「いつもは、穴を掘って埋めている」といっていました。近郊の農家で欲しいと思う農家はいないのでしょうか。

畝.jpg
灰がすき込まれたあとに作られた畝

里山の恵みである薪がどんど焼きのあんこになりましたが、薪はいろいろな場面で使われているのも関わらず、なな山では行き場を失っています。処分するとたくさんの費用が掛かります。
今回のあんこの提供から草木灰の利用に至った一連の出来事は、なな山で活動を続けていく中でも「循環」を考えていく必要があると教えているのではないでしょうか。
   N山さん

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