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ナラ枯れのなな山をスケッチ - 大妻女子大フィールドワーク報告 [活動報告]

10月7日これまでの暑さも和らいで秋らしい爽やかな一日、大妻女子大の三年生を対象とした甲野先生のフィールドワーク(課外授業)がなな山で行われました。
去年に続いて行われたものですが、23人の学生さんと助手の方二人を含めて25人が参加しました。

特に今年は、ナラ枯れが酷いことから事前に甲野先生と現地確認を行い、安全と考えられる区域を決めて。1.西の山の頂上付近とそこへの行き帰りの道、2.中の谷の落ち葉だまりから榾木の設置場所とその行き帰りの道、3,バス通りを進んで中の谷から東の山のシノダケ林を通り抜けて東に山の植樹地の3箇所に限って活動しました。
それぞれに特徴のある場所を観察してもらいその場所のスケッチをしてもらうこと、加えてそれぞれの場所で甲野先生からの問題の答えを考えてもらうことが出来ました。

西の山頂上付近.jpg
西の山頂上付近

最初のスケッチ.jpg
西の山の頂上付近で最初のスケッチ(断面図)の描き方を説明する甲野先生

スケッチをする女子大生.jpg
西の山の様子を上から眺めながらスケッチをする女子大生

ナラ枯れにより伐倒したコナラの丸太をベンチ替わりに使いました。

山の観察.jpg
安全な東の山の植樹地に集まって山の観察

作業路で説明を聞く.jpg
途中の中の山に作った作業路で説明を聞く

イベントには、なな山緑地の会からは、A田さん、M倉さん、N田さんが参加してくれました。

なお、午後は、三方の森コミュニティー館でシノダケ・ヒンメリ講座を開催しました。
甲野先生の位置づけは、なな山の産材を有効する方策との位置づけでした。
「六芒星」を作ってもらったのですが、落伍者もなく全員が完成にたどり着きました。
講座終了時に拍手をもらいましたので、喜んでもらえたようです。

甲野先生からはお礼のメールを頂きました。ナラ枯れの中では、心配を伴ったイベントとなりましたが、準備した甲斐もあって、無事故・無トラブルで終わりました。

コロナ世代と呼ばれる三年生にとって有意義な学外でのイベントになったのではないかと思います。来年はどんなふうになるか分かりませんが、ぜひ続けてもらいたいと思うイベントでした。
   N山さん


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