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歩道の隙間から顔を出すスミレ、刈らなくてもいいの! [よもやま話]

バス通り沿いの歩道は、人がやっとすれ違うほどの狭さだが、野草が生い茂るとさらに細くなる。これから梅雨そして夏を迎える前に伸び放題のこの子たちを刈り取っておくのが大事。

というワケで、2回に分けて野草の刈り取りと歩道の整備を行う。総動員のうえ、刈払機や運搬車、リヤカーなどさまざまな道具も登場して大々的な作業。刈り取った野草は、1日目、畑用に運ぶ。敷き詰めると、枯れて雑草の発育を抑えることができる。2週間に1日の畑作業で野菜を育てるコツだ。2日目は谷の湿地に運搬。

山側の刈り取りにあわせて、ガードレール下の歩道に生える野草も鎌で刈り取っていく。コンクリートとブロックの隙間から芽を出す小さい野草たち。10センチほどに伸びている。イネ科の植物は根がしっかりしていて、引っ張っても抜けないものが多い。屈んで刈り取っていくのはけっこうな重労働。でもキレイになるとヤッタ感に充ちる。

残った野草を刈ろうとしたら、「これはスミレ。刈らなくてもいいの」と野草博士のY元さん。怪訝そうにしていると、「そのうち枯れるから」。1年草のスミレの命は短いのか。「私は品川生まれなの。なな山に来て、当たり前にスミレが咲いているのでビックリ。品川では見かけなかった」。スミレ大好きの山女だった。

歩道のスミレ.JPG
歩道のスミレ。そのうち枯れるらしい。

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