シノダケ・ヒンメリ69 様々な多面体:「斜方二十・十二面体」から作る「5角形穴のトーラス」 [シノダケ・ヒンメリ]
第55、56回の2回に渡って「斜方二十・十二面体」の作り方を紹介しました。併せて、完成しても形が安定しないこともお知らせしました。
斜方二十・十二面体
第57回では、「正二十面体」を内部に取り込むことで安定するようにしてみました。
下の写真のような奇妙な球体が出来上がりました。
奇妙な球体
今回は、第55回で「いっそのこととつぶしてみると下の図のような形でドーナッツのような形で比較的安定」したことを出発点として、トーラスにしてみたらどうだろうと試みました。
「斜方二十・十二面体」が見せる、正5角形とその周りの5つの正方形と、それらの外形が描く円の形を残して、形が安定させられないか、やってみましたので、その結果を紹介します。
出来上がった作品が下の写真です。
出来上がり
上から観た図ですが、概ね、狙った形が残りました。
この写真では分かりにくいのですが、いくつかの補強をしました。それを紹介します。
【補強1】
最初に、真ん中の五角形の上下二つを繋ぎました。
二つは上下が逆になっているので、10本で繋ぎました。
試行錯誤があったのですが、9.3cmになりました。
一応、トーラスと言えるものとなりました。
補強1
【補強2】
胴の位置にある五角形が10個あるのですが、下の図のように二本の筋交いを3つの三角形が扇状になるように入れました。
8cmのものが2本ずつ10ヶ所となります。
補強2
【補強3】
胴回りに四角形と三角形が並ぶのですが、四角形が菱形にゆがむので、短辺方向に筋交いを入れました。
長さは、7.5cmとしました。
補強3
≪レシピ≫
1.「斜方二十・十二面体」は、6cmで120本。
2.上下二つの五角形の繋ぎとして、9.3cmで10本。
3.側面の10個の五角形に二本の筋交いとして、8cmのものが20本。
4.胴回りに四角形に入れた筋交い、7.5cmが10本、となりました。
目標としたしっかりした形にはなりませんでしたが、ドーナツの皮だけのような形が出来ました。
完成品
部材点数の少ないトーラスとして使い道を考えてみることにします。
N山さん
斜方二十・十二面体
第57回では、「正二十面体」を内部に取り込むことで安定するようにしてみました。
下の写真のような奇妙な球体が出来上がりました。
奇妙な球体
今回は、第55回で「いっそのこととつぶしてみると下の図のような形でドーナッツのような形で比較的安定」したことを出発点として、トーラスにしてみたらどうだろうと試みました。
「斜方二十・十二面体」が見せる、正5角形とその周りの5つの正方形と、それらの外形が描く円の形を残して、形が安定させられないか、やってみましたので、その結果を紹介します。
出来上がった作品が下の写真です。
出来上がり
上から観た図ですが、概ね、狙った形が残りました。
この写真では分かりにくいのですが、いくつかの補強をしました。それを紹介します。
【補強1】
最初に、真ん中の五角形の上下二つを繋ぎました。
二つは上下が逆になっているので、10本で繋ぎました。
試行錯誤があったのですが、9.3cmになりました。
一応、トーラスと言えるものとなりました。
補強1
【補強2】
胴の位置にある五角形が10個あるのですが、下の図のように二本の筋交いを3つの三角形が扇状になるように入れました。
8cmのものが2本ずつ10ヶ所となります。
補強2
【補強3】
胴回りに四角形と三角形が並ぶのですが、四角形が菱形にゆがむので、短辺方向に筋交いを入れました。
長さは、7.5cmとしました。
補強3
≪レシピ≫
1.「斜方二十・十二面体」は、6cmで120本。
2.上下二つの五角形の繋ぎとして、9.3cmで10本。
3.側面の10個の五角形に二本の筋交いとして、8cmのものが20本。
4.胴回りに四角形に入れた筋交い、7.5cmが10本、となりました。
目標としたしっかりした形にはなりませんでしたが、ドーナツの皮だけのような形が出来ました。
完成品
部材点数の少ないトーラスとして使い道を考えてみることにします。
N山さん
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