SSブログ

同じ仲間には頭に名前をつけて区別する [よもやま話]

この春先、大栗川の土手を歩くと、赤紫の小さく可憐な花をつけるカラスノエンドウと、大きく背伸びして黄色い花を広げるオニノゲシが目につく。なな山は雑木林のためか少し春が遅いが、バス通り沿いの傾斜地は春の陽を浴びて初春の花が顔を出す。
カラスノエンドウは見つけたが、ノゲシはまだ。落ち葉の窪みからタンポポが一輪だけ顔を覗かせていた。

ふと、カラスノエンドウってなぜ「エンドウ」が末尾につくのかと頭をよぎる。エンドウカラスではダメか? スズメノエンドウもイブキノエンドウも末尾だ。サヤエンドウやスナップエンドウも後ろだ。

で、調べてみた。植物には名前の付け方にいくつかのルールがあり、同じ種類の仲間には、セイヨウとかヒメ、オニなどと名前の頭に追加するようだ。サクラなら、ヤマザクラ、カワヅザクラ、オオシマザクラ……となる。欧米並みに名→姓の順のみたい。

では、エンドウマメは?
これは、マメ科の仲間の呼び方で、ソラマメとかインゲンマメなどと並ぶようだ。

カラスノエンドウ_IMG_8324_200313.JPG
カラスノエンドウ

タンポポ_IMG_8336_200313.JPG
タンポポ

ヒメオドリコソウ_IMG_8329_200313.JPG
ヒメオドリコソウ

オオイヌノフグリ_IMG_8323_200313.JPG
オオイヌノフグリ

オオイヌノフグリ_IMG_8318_200313.JPG
オオイヌノフグリ

オオアラセイトウ_IMG_8341_200313.JPG
オオアラセイトウ

オオアラセイトウ_IMG_8340_200313.JPG
オオアラセイトウ

セイトウソウ_IMG_8353_200313.JPG
セントウソウ

セイトウソウ_IMG_8352_200313.JPG
セントウソウ

コメント(0) 
共通テーマ:地域

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。