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散策路 《世界に広げよう会員の和 リレー随筆》 - なな山だより [なな山だより]

里山は外側から見ても癒されるが、中に入って歩くともっと心が癒される。その里山でボランティア活動ができるなんて、こんな楽しいことはない。

なな山に係わって散策路作りをするようになり、この林の中に散策路が完成したら、四季の里山の様子がさらによく観察できることを想像しながら毎回参加している。初めの道作りは、間伐材の丸太を、約1m幅に並べて、チップを敷いて作業を進めていた。多人数で2~3班に分かれて作業をしたので、作業の進行は早かった。季節は過ぎ、秋になり、台風が通過した。

散策路に敷いたチップは流され道は川になっていた。道を作っている時、何ヶ所かの窪地に丸太を並べて、橋を掛けた。
林の中をこんな大水が流れるなんて、想像できなかった。大雨を体験して、それからは地形を読みながら橋の増設や補修をして道が川にならないように排水路を作って行こうと思う。傾斜地では階段になるが、階段をつけようかつけまいかと、迷う斜度がある。冬になり霜が降りて溶ければ滑る。そういう場所には取り敢えず落ち葉や草を敷いておき、あとで補修工事をする。

現在手がけている場所は北側で既設の排水路を生かして、その上流部に排水路を新設しながら道を補強して、大雨でも流れないように工夫して作っている。
   B場さん
   「なな山だより」2号(2006年1月)より

散策路づくり.png
散策路作りで作業する筆者(手前)

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