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探していたコバノタツナミが見つかった! ~なな山の活動から~ [よもやま話]

「なな山緑地の植物」という冊子は、全24ページに236点の写真があり、索引によれば177種類の植物の花や実の写真が載っている。この4月、5月の外部イベントで随分売れた(正しくは、もらって頂いて二百円の寄付を得た)。ひとえにイベントの中で行われた植物観察でのA田さん、I井さん、M倉さんの丁寧な説明のお陰である。参加者のみなさんになな山の植物に関心を持ってもらえることはうれしいことである(残念ながら儲かる訳ではない、念のため)。

前置きが長くなった。その「なな山緑地の植物」の中に「17、コバノタツナミ」がある。開花時期が5月上旬とある。実に探すのが難しい。なんとも小さいのだ。過去には、伐木に埋もれてしまったのではないかと探し回ったこともあった。

コバノタツナミ.jpg
見つかったコバノタツナミ

今回、何度か探したが諦めていた。先日、M倉さんの後をついて歩いていた際に、「もうそろそろコバノタツナミが咲く頃かしら」と探し始めた。見つからないだろうと思っていたが、少し歩いて「ここにあるわ」となった。

驚くしかない。私はといえば、指で指してもらって、目を凝らして、やっと分かった。私にない能力を持っていると思わざるを得ない。
訊くと、取り分け視力が好いということではないらしい。考えるに、どうも視覚情報が脳内で処理される時に識別されていないと思われる。植物の色、形、大きさが頭に入っていないせいだ。私でも人の顔ならばちゃんと識別出来ていると思うが、なな山の山野草では少しも出来ていないことになる。

コバノタツナミの竹杭.jpg
場所は、西の山を左回りに登って突き当り、チゴユリの手前、作業路の右手、丸太が積んである辺りの右側である。直ぐ近くに二ヶ所、5、6株ある(目印に低く竹杭を打っておきました)。

ここのところ「なな山緑地の植物」を観ることが多くなった。好い本だ。実物を見てみたいという興味も湧く。なんでも忘れることが多い歳なので、多くは望めないが、少しずつなな山の植物の名前を覚えようと思う。・・しかし識別できないのは悔しい。
   N山さん

※数日後に観察したら、花茎が伸びていると連絡が入りました。

コバノタツナミ・花茎立ち.jpg
花茎が伸びたコバノタツナミ

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