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帝京大学教育学部「多摩の里山と人の営み」なな山緑地フィールドワーク(2022-5-20) [連携イベント]

5月20日なな山緑地で帝京大学教育学部のフィールドワークが開催された。「多摩の里山と人の営み」と題した甲野先生のこの授業には、小学校や幼稚園、保育園の先生志望の学生が60名ほど参加。大学の目と鼻の先にある雑木林でさまざまな問題に回答して里山の理解を深めていた。当会からA田さん、U野さん、M倉さん、Y元さん、S子の5名がサポートに入った。お疲れさまでした。

広場に集まった学生には、クイズ用紙となな山の地図が配布される。フィールドワークは、観察の3ポイントで山のスケッチを描き、5つのクイズに回答する。人数が多いので右回りと左回りに分かれてスタート。

クイズはレベルが高く、自然や里山に関心が薄い学生にはかなりの難問。例えば、「B 周りを見ると、二株の樹木と、一株の樹木があります。どうしてこのようにわかれるのでしょうか」。かなり苦戦していた。

観察ポイントにいると、「木にビニールが巻かれています。何故ですか」と質問が飛んできた。よく観察している。「ナラ枯れに感染したコナラだ」と返答。全枯れコナラと見比べながらナラ枯れを説明し、コナラの株立ちとヒコバエに話をつなげる。足下にある小さいコナラの実生がドングリから育ったもの、それが大きくなって目の前の太い樹木になったことに驚いていた。

1時間半弱のフィールドワークでは里山の空気をたっぷり吸ったはず。美しい里山を保全する活動に関心を寄せ、参加することを期待している。

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フィールドワークの進め方を説明

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回答の書き方を説明

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A田さんに引率されて山に登る

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カメラを向けるとすかさずポーズ

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山の姿をスケッチして回答を書く

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問題(シイタケの原木栽培)を聞く

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