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ウッドチッパーの搬入と試運転(2023-8-4) [活動報告]

今年はナラ枯れによる落枝が多くその処理に困っていたところですが、更に、西の山の頂上付近での伐木に伴って大量の枝の処理に迫られたことにより、幹事会ではグリーンボランティア森木会が所有しているウッドチッパーの借用をお願いすることにしました。

今回、その調整がついて、本日(8月4日)ウッドチッパーの搬入と試験運転を行いましたので報告します。

搬入は、GV森木会のA羽さんとA沢さんが行ってくれました。当会からは、A田さん、U野さん、S田さん、私の四人が参加し、機材の説明や操作の仕方を教わりました。

先ずは、自走式なので、エンジンの掛け方。
移動運転時の注意として、重心が高いこと、特に斜面での運転が難しい、とのことでした。

エンジンON OFF.jpg
エンジンON OFF

次は、ウッドチッパーの各部位の説明。
ホッパーと呼ばれる挿入口の下にガソリンタンクがあり、給油の際の必要な操作を教わりました。

ウッドチッパーの各部位.jpg
ウッドチッパーの各部位

チッパーの上部を開けると粉砕のための回転ドラム(ローター)の構造とそこで粉砕されたチップがどのような経路で落ちていくかを確認しました。

回転ドラム.jpg
回転ドラム

ここが投入口。
奥に見える四角い中に乾燥した木材を入れるのですが、太い方から先に入れるとのことでした。細い方から入れて太い部分で停まるというようなことを避けるためだそうです。

投入口.jpg
投入口

注意事項をひと通り聞いた後、試運転を行いました。
チップ排出口の方に、チップを溜めるために「刈草の運搬用の袋」を図のようにセットして始めました。

試運転.jpg
試運転

チョッパーの稼働時は、騒音、ほこり、投入口からのチップの飛び散りがあり、ヘルメットはもちろん、イヤマフ、マスク、ゴーグルなどが必要でした。
投入口から粉砕されたチップが跳ね返って飛んできていました。

チョッパーの稼働.jpg
チョッパーの稼働

特に騒音は、団地への影響を考え、出来るだけの対策をすることとして、防音幕の設置を行うこととして、その配置についても検討しました。

次回の活動日以降に組み立てを行うことにしました。
単管パイプを組み立てて、コの字型に幕を張る予定です。

防音幕設置のための単管パイプ.jpg
防音幕設置のための単管パイプ

最後に、今日の試運転で出来たウッドチップを西の谷の園路(作業路)に敷いてみました。
雨の降り方次第では流失があるかも知れないのですが、試してみることにしました。

ウッドチップを作業路に敷設.jpg
ウッドチップを作業路に敷設

今回は、機材の搬入と試運転の報告でした。
取り扱い上の注意事項がたくさんあることから、定例日の活動の中で、作業体制や作業時での決まり事を確認して、少しずつ産出材のチップ化を進めていきたいと思います。
なお、9月から本格運転、10月中の借用で、11月には一旦返却の予定になっています。
   N山さん

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