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おごそかに安全祈願から年始め、そしてカヤの整理・伐倒準備・ヒンメリ材採取 - 活動記録(2021.1.10) [活動報告]

なな山緑地の会の皆さん

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 

活動記録 No. 400 (2021/1/21) を作成しました。(M崎さん)

朝の気温が-2℃と寒く、参加者が18名とやや少なかったが、皆さんの元気な顔を見て安堵しました。風もなく、気温が次第に8℃まで上がり小春日和の良い活動日だった。

多摩市でのコロナ感染者数は毎日数名ずつ拡大しており、朝礼にてお互いにコロナ感染防止に留意し合いながら活動する事が確認された。

年末の最後の活動日に法面で刈ったカヤの刈草を片付けた。畑部長より、スイカやカボチャの敷き藁に使いたいと要望が出され、一定量をきれいに揃えて束ねて保管し、残りは広場のシガラ柵に運んだ。茅は屋根に葺く材料にも使われると聞き、葺き替えの前に大量のカヤを準備する苦労を思い巡らしながら作業した。

朝晩は気温がとても低い日が続いています。体調を崩さぬようにご自愛ください。

次の活動日は 2021年1月24日(日) です。
ではまた、なな山でお会いしましょう。

活動概要:
安全祈願の神事、法面で刈ったカヤの整理、ヤマザクラの伐倒準備、ヒンメリ材料の収集等
参加者:
18人(男性12人、女性6人)
連絡事項:
1. コロナ感染の慣れのためか最近新規感染者が多くなっているので注意が必要。
2. 今年はナラ枯れの拡大防止、中の山にもっと手を入れたい。
3. 4月より新体制でスタートする。
4. 今日は山開きの神事をする。
5. 前回刈ったカヤの整理。
6. 森木会のコロナ・ナラ枯のメール説明。
7. なな山ナラ枯の説明。
8. なな山だより51号の配布、等。
感想:
今年初めての活動日、朝の気温は-2℃と寒かったが18名の仲間が元気な顔で参加した。
コロナ感染者が市内でも毎日増える中、朝礼で山開きの神事を前に、お互いに感染防止を一層注意する行動の確認が行われた。
法面で刈り取ったカヤはスイカやカボチャの敷き藁に使いたいとの要望があり、昔は屋根葺きの材料として使われたであろうと思い巡らしながら一定量を揃えて束ねた。一部を保管、残りは広場のシガラ柵に運び片付けた。

安全祈願.JPG
安全祈願

お神酒を撒く.JPG
お神酒を撒く

法面のカヤを片付ける.JPG
法面のカヤを片付ける

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カヤを片付ける

落葉を集める.JPG
落葉を集める

門松を片付ける.JPG
門松を片付ける

伐倒の準備.JPG
伐倒の準備

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伐倒の準備

ヒンメリ材料の説明.JPG
ヒンメリ材料の説明

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ヒンメリ材料の作り方講習

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ウメ(白梅)

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サイハイラン -植物標本- [なな山緑地の植物標本]

植物標本は、植物がその時その場所に生えていたことの証であり、地域の自然環境の歴史的変化を知る唯一の手がかりとなっています。なな山緑地の会では、2016年より緑地内の植物調査を兼ねて牧野標本館へ寄贈するべく植物標本を作っています。
制作:なな山緑地の会 植物標本プロジェクト
同定協力:内野秀重さん

このコーナーでは、2016~2017年制作した標本を随時紹介していきます。原本をご覧になりたい方は、N原さんに声をかけてください。

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サイハイラン

採集日:
2016年5月15日
生育環境:
湿り気のある谷、林床
ノート:
80株ほどの群落と周辺に数株ずつ自生
整理番号:
No. 125

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センリョウ鮮紅の実、ウメ一輪、ヤブムラサキ濃紫の実……初冬のなな山 [よもやま話]

初冬のなな山は葉が落ち、木々のあいだから青空がのぞく。
林床にはセンリョウ・マンリョウが紅い実を付ける。
陽当たりが良い広場には、紅梅が咲き始めた。

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センリョウ

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ヤブムラサキ

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カマキリの卵

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ウメ(紅梅)

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初冬のなな山(中の山)

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初冬のなな山

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初冬のなな山

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地底から現る怪獣ナナゴン! [よもやま話]

「山から拾ってきた!」と切り株を見せるA田さん。
「洗ったら、姿を現した」と嬉しそう。「何に見える? 怪獣だ」。
腕を広げ首を伸ばして「ギィー!」と叫び回っている。
「ナナゴン」と名付けた。

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ナナゴン

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ナナゴン

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なな山緑地の会のこれから - 「なな山緑地の会10年の歩み」から [プレイバック]

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

年初の挨拶は、8年前発行「なな山緑地の会10年の歩み」からプレイバックです。
昨年降って湧いたようなさまざまな出来事について8年前に語られていました。

***** ここから *****

和田、百草地区は宅地開発が進み、緑が少なくなってきている。貴重な緑を守るため、私たちはこれまで微力を尽くしてきた。さらに新たに活動エリアとなった開発は免れたものの永年放置されてきた雑木林を、整備された里山として復活させるために、植物、小動物、鳥類、昆虫類の生態が豊かな雑木林へと誘導し、それを周辺住民や子どもたちの自然学習の場として提供することに力を尽したい。

これらの活動によって、自然と人間が共生できる雑木林の環境を次世代に継承することができる。私たちは先祖から受け継いだ宝物を、後世に伝えていく中継ランナーのような役目を今、担っている。会員の平均年齢は、決して若いとは言えない状況である。これからは若い会員を増やして、この活動が末永く続けられるよう、さらなる努力をしていきたい。(完)
   平成23年12月 「なな山緑地の会10年の歩み」から一部抜粋

ウメ(紅梅)_IMG_0966_201220.jpg

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