ご近所さんがやってきた第2弾! なな山緑地 秋のハイキング(2021.10.9) [連携イベント]
10月9日(土)、三方の森ふれんどと東寺方児童館との共催「なな山緑地 秋のハイキング」が開催されました。5月に次ぐ好評第2弾。参加者はさらに増え60名以上。花などが少ない季節とはいえ、色づくなな山の秋を堪能できたようです。スタッフとして参加したのは、A田さん、A野さん、I井さん、T木さん、N山さん、M岡さん、M倉さん、M崎さん、S子。みなさん、お疲れさまでした。
自宅から歩いてきたご近所さん、児童館に集合してやってきた子どもと保護者。広場にみんなが揃うと壮観。挨拶のあと、3グループに分かれて山の中に出発する。狭い山道を進む。1グループ20名ほどで長い列になる。途中、ヌスビトハギやカシワバハグマ、オケラといった花や実を見つけると、グループ引率者が立ち止まって解説する。手に持った図鑑で植物の名前と姿をチェックする。花が少ない秋だが、黒色や赤色の実を見つけて喜ぶ子どもたちも。「ヤマユリって1年に1つ咲き、2年目は2つ……という話を聞いたけど、本当ですか?」と質問が上がる。確かなことが分からないので「調べてみます」と回答。ネットでは、そんな話もあったが確証を得られず。
西の山から中の山、東の谷と巡る。落葉樹の山が常緑樹に変わり、シノダケが生い茂る谷筋を歩く。植生の違いが明らかになる。「うっそうとしている」と話すと「うっそうって何?」と子どもから質問。「葉が多くて陽が差さないので暗い。あっちの山は明るいよ」と西の山を指さす。急斜面の登り降りで少しバテ気味のお年寄り。「平地より足腰にはいいのよ」とお仲間から声がかかる。
シイタケとナメコの原木栽培を見て、中の谷を登り、キチジョウソウの群落に。ひっそり隠れている花。葉を掻き分けて探すのがポイントだ。「探し出した人に幸運が来る」の解説にみな真剣に探す。
山の中で誰もが気になって質問したのが、木に巻かれたビニール。コナラからたれ落ちる大量の木くずを目にしてナラ枯れ感染の凄さに唖然とする。衝突板に当たって水たまりに落ちるトラップの仕掛けには感心していた。ナラ枯れ対策のほか、下草刈りや植物保護といった里山を守る作業の大切さが語られる。「大変よね」とみなさん頷いていた。
山の中から外の世界を仰ぎ、「この先がバス通りだ。いつも通っている」「こんな近くに山があったんだ」と声が上がる。1時間半の植物観察が終わり、広場に戻って解散。急な登り降りに疲れた様子も見えたが、ゆっくり歩くハイキングに満足の様子だった。
解散後、シノダケ・ヒンメリの実作講習があった。小さい子どもがいる家族5人と3人の大人がチャレンジ。六面体のなかに松ぼっくりが入る新作の飾り小物づくりだ。シノダケ・ヒンメリの世界がまたひとつ広がった。
あいさつ
集合写真
西の山へ出発
西の山で咲き終わったヤマユリなどの説明
急斜面を登って中の山へ
中の山で植生の違いを解説
ほかのグループと遭遇
植物図鑑で名前を確認
キチジョウソウの花を探す
ヤブレガサの葉を観察
あちこちでキノコに遭遇
シノダケ・ヒンメリ課外講習
完成した六面体の飾り小物
自宅から歩いてきたご近所さん、児童館に集合してやってきた子どもと保護者。広場にみんなが揃うと壮観。挨拶のあと、3グループに分かれて山の中に出発する。狭い山道を進む。1グループ20名ほどで長い列になる。途中、ヌスビトハギやカシワバハグマ、オケラといった花や実を見つけると、グループ引率者が立ち止まって解説する。手に持った図鑑で植物の名前と姿をチェックする。花が少ない秋だが、黒色や赤色の実を見つけて喜ぶ子どもたちも。「ヤマユリって1年に1つ咲き、2年目は2つ……という話を聞いたけど、本当ですか?」と質問が上がる。確かなことが分からないので「調べてみます」と回答。ネットでは、そんな話もあったが確証を得られず。
西の山から中の山、東の谷と巡る。落葉樹の山が常緑樹に変わり、シノダケが生い茂る谷筋を歩く。植生の違いが明らかになる。「うっそうとしている」と話すと「うっそうって何?」と子どもから質問。「葉が多くて陽が差さないので暗い。あっちの山は明るいよ」と西の山を指さす。急斜面の登り降りで少しバテ気味のお年寄り。「平地より足腰にはいいのよ」とお仲間から声がかかる。
シイタケとナメコの原木栽培を見て、中の谷を登り、キチジョウソウの群落に。ひっそり隠れている花。葉を掻き分けて探すのがポイントだ。「探し出した人に幸運が来る」の解説にみな真剣に探す。
山の中で誰もが気になって質問したのが、木に巻かれたビニール。コナラからたれ落ちる大量の木くずを目にしてナラ枯れ感染の凄さに唖然とする。衝突板に当たって水たまりに落ちるトラップの仕掛けには感心していた。ナラ枯れ対策のほか、下草刈りや植物保護といった里山を守る作業の大切さが語られる。「大変よね」とみなさん頷いていた。
山の中から外の世界を仰ぎ、「この先がバス通りだ。いつも通っている」「こんな近くに山があったんだ」と声が上がる。1時間半の植物観察が終わり、広場に戻って解散。急な登り降りに疲れた様子も見えたが、ゆっくり歩くハイキングに満足の様子だった。
解散後、シノダケ・ヒンメリの実作講習があった。小さい子どもがいる家族5人と3人の大人がチャレンジ。六面体のなかに松ぼっくりが入る新作の飾り小物づくりだ。シノダケ・ヒンメリの世界がまたひとつ広がった。
あいさつ
集合写真
西の山へ出発
西の山で咲き終わったヤマユリなどの説明
急斜面を登って中の山へ
中の山で植生の違いを解説
ほかのグループと遭遇
植物図鑑で名前を確認
キチジョウソウの花を探す
ヤブレガサの葉を観察
あちこちでキノコに遭遇
シノダケ・ヒンメリ課外講習
完成した六面体の飾り小物