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東の谷のシノダケ林から その5 5月末のシノダケ林の様子と弦類のはなし [よもやま話]

東の谷のシノダケ林の整備は、昨年の12月頃から北の広場から始まって南のバス通りまで、約半年をかけて進めてきました。今年は、昨年の整備エリアを囲むように、中の山の境や東の山のふもとなどの手入れから始まりましたが、最後は、南端のバス通りの真近にまで到達しました。かなり広い範囲に人が入れるようなシノダケ林になりました。

写真は、南の入り口付近の様子です。
これまでは樹木の根元までたどり着くのが難しかった区域ですが、根元が見えるようになりました。
今年はこれで一段落かな、と考えています。

南の入り口からバス通り側を観た景色.jpg
南の入り口からバス通り側を観た景色

というのも、写真のように、今年のアズマネザサが顔を出し始めました。
人が、間伐や手入れで人が足を踏み入れることでシノダケの子を踏み荒らさないようにするためです。

作業路では新しい今年のアズマネザサ(笹竹の子).jpg
作業路では新しい今年のアズマネザサ(笹竹の子)

最近まで間伐を続けている区域では、まだ笹竹の子が出て来ていませんが、節から新しい枝葉が顔を出し始めています。

季節の移り変わりは早いようです。

南側から北側を観た景色.jpg
南側から北側を観た景色

今回は、東の谷の手入れの中でも我々を一番苦しめた弦類の紹介をしておくことにします。
現在のところ見分け方を勉強中なので、正確さに欠けますが、多分、オニドコロ。
山のどこにも生えていますが、シノダケは絡まって葉を拡げるのに最適のようです。

オニドコロ.jpg
オニドコロ

こちらは、多分、ヒメドコロ。
間伐した区域でどんどん大きくなっています。

ヒメドコロ.jpg
ヒメドコロ

こちらは間違いなく、最強の難敵、クズ。
こちらも、もうすでにシノダケに巻きついて上がっていました。
大きくなっていない今のうちに少し取り除いておいた方が良いかも知れません。

クズ.jpg
クズ

アケビには、五つ葉のアケビもあるそうですが、こちらはミツバアケビ。
実は食べると甘く美味しいそうですが、私はなな山でまだ実を観たことはありません。
シノダケ林の整備が一段落したら、味わえる日を迎えることがあるでしょうか。

ミツバアケビ.jpg
ミツバアケビ

ほぼ半年間。随分と好い汗をかくことが出来ました。いつもまにか、弦類にも興味を持つことが出来ました。また半年後の格闘する日まで、しばらく休戦となります。
・・間伐が、元の木阿弥にならないで欲しいけれど、無理ですよね~ぇ。
   N山さん

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