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雨降りの前にバス通り歩道の草刈り、のり面の刈り払い! - 活動記録(2021.6.27) [活動報告]

なな山緑地の会の皆さん

活動記録 No. 411 (2021/6/27) を作成しました。(M崎さん)

多摩市の新規感染者数の増加を週平均で見ると、先週から増加傾向にあり、デルター変異種による感染拡大が心配されます。

カシナガトラップでナラ枯れの原因であるキクイムシが捕獲されていると報告がありました。トラップの設置場所によりばらつきがあるようですが、多い所と少ない所でどの位の数が捕獲されているか調査することになりました。興味深い話です。

次の活動日は 2021年7月11日(日) です。青学のボランティア学生が我々の活動に参加する予定です。
ではまた、なな山でお会いしましょう。

活動概要:
バス通り歩道の刈払い・刈り草の運搬、広場・法面の刈払い・刈り草を畑に敷く等
参加者:
13人(男性9人、女性4人)
連絡事項:
1. 今日は雨が予想されるので午前中の活動にし、草刈りが主な作業。
2. 雨が予想されたので昨日の内にじゃが芋を収穫。
3. 5月1日の三方の森ふれんどのなな山自然観察会に対し感謝され、秋に再度実施の希望が出た。
4. 運営会議で、なな山の活動報告に、ヘルメット無しで刈払機を使っている写真が有り、安全の指摘が出された。
5. ナラ枯れ、カシナガトラップの経過観察報告。
感想:
雨が心配され、参加者が13名と少なかったが、何とか昼まで雨が降らずに作業が続けられた。
刈払機に対する安全上の意識が、最近少し緩んで来た様に見えるので、お互いに周囲の状況を確認しながら作業を進めて欲しいと、提言があった。
ナラ枯れ・カシナガトラップの観察で南斜面と奥のトラップに多くのカシナガキクイムシが捕らえられているので、サンプル的にムシの数を数える事になった。

カヤを刈る1.JPG
カヤを刈る

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カヤを刈る

フェンスの草取り.JPG
フェンスの草取り

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道路脇歩道の刈払い

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道路脇の清掃

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刈り草の片付け

畑の草取り.JPG
畑の草取り

収穫したジャガイモ.JPG
収穫したジャガイモ

アメリカオニアザミ.JPG
アメリカオニアザミ

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トウネズミモチ(花)

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なな山緑地の会 2021年7月の活動予定 [活動予定]

なな山緑地の会のみなさん

A田さんから2021年7月の予定が届きました。

7月、梅雨が明ければ酷暑を迎えるのでしょうか。
そのうえ、コロナ感染の動きも気になります。
体調に気をつけて活動しましょう。

7月 6日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・シノダケ細工、小枝木工
・植物観察
7月11日(日)
なな山緑地の会 定例活動 9:00~15:00
・植物観察・ナラ枯れ対策経過観察
・中の山・草刈り片付け
青山学院大学ボランティア活動
7月13日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・シノダケ細工、ヒンメリ・メカイ
・小枝木工
7月17日(土)
南鶴牧小学校なな山観察 10:00~12:30
・夏のなな山観察
7月20日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・シノダケ細工
・小枝木工
7月25日(日)
なな山緑地の会 定例活動 9:00~15:00
・植物観察・ナラ枯れ対策観察
・東の谷草刈り
・散策路草刈り
7月27日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・シノダケ細工、ヒンメリ・メカイ
・小枝木工

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初夏のなな山

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美しい里山、なな山緑地を皆の力で、守り、育てていこう。 - なな山だより [なな山だより]

ごあいさつ
百草団地に隣接する緑地を管理する「なな山緑地の会」も多くのみなさまに支えられて満一年を迎えました。
この一年を通じ環境問題にかかわる者として責任感、又、満足感をもって楽しく活動してまいりました。
今回、会報を発行するにあたり一言ご挨拶申し上げます。
いま、地球規模で進んでいる環境破壊問題に多くの人々が憂いておりますが、一方でまた多くの人々がボランティアを中心にこれを守ろうと活動しておられます。私たち「なな山緑地の会」もこうした問題に真摯に取り組んでおります。これからも、この美しい里山、なな山緑地を守り育てる事を通じて、環境を守る一助になればと思っております。
最後に、この紙面をお借りして、緑地を寄付していただいた住崎様、緑地を残すにあたり尽力していただいた「和田百草園住宅自治会」のみなさま、会の設立前からアドバイスを頂き、また刈払機などを快く貸していただいた「倉沢里山を愛する会」のみなさま、私たちの活動に賛同して、寄付を頂いた企業の方々、会の設立に当り、ご協力頂いた、多摩市の公園緑地課、環境会議のみなさま、森木会のみなさまに心より御礼申し上げるとともに、今後一層のご指導、ご支援をお願いし、ご挨拶とさせていただきます。
   なな山緑地の会会長 髙木直樹
   「なな山だより」創刊号(2005年9月)より

朝のミーティング風景.png
朝のミーティング風景

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初夏の林床を彩る、ネジバナ、ムラサキニガナ、ヤブハギ [よもやま話]

連日25度以上の気温と80%超の湿度が続く林床は、梅雨入り前とは大きく様相を異にしているはず。
時期外れの感も否めないが、まだ10日ほど前はネジバナやムラサキニガナ、ヤブハギが濃さを増した緑に映えていた。

オカトラノオ_IMG_2807_210613.jpg
オカトラノオ

カラスビシャク_IMG_2810_210613.jpg
カラスビシャク。バックも緑なので奇妙な形が分かりづらいですね

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シロミノマンリョウ

ニワゼキショウ_IMG_2796_210613.jpg
ニワゼキショウ

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ネジバナ

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ムラサキシキブ

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ヤブレガサ

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コクラン。「虫に食べられたのか、開花したのは2つほど」と悔しがるI井さん

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ヒヨドリバナ(蕾)

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ムラサキニガナ

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ヤブハギ

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『江戸名所図会』で見る関戸・一ノ宮、そしてなな山 [ナラ枯れ]

ナラ枯れに直面しているなな山の未来を想像する旅は、一気に江戸時代へ。多摩市の農家さんの「尾根は松、谷は杉」からヒントを得て、コナラが多いなな山はその昔マツ林だったのでは? と思いが馳せる。この格言は「中はヒノキ」と続くが、江戸時代は農業奨励のため雑木林づくりが勧められていたから、山の中腹は落葉樹とも考えられる。

『江戸名所図会』の「小山田旧関 関戸惣図」には関戸と一ノ宮が描かれ、少し離れてなな山と思われる林が見える。

小山田旧関 関戸惣図_021.jpg
『江戸名所図会』小山田旧関 関戸惣図。国立国会図書館デジタルコレクション。
クリックすれば拡大する。

小山田旧関 関戸惣図_022.jpg
絵に描かれていた文字を書き写した。「なな山」は私が付け足した。

「この絵は、関戸と分倍河原の間の多摩川の上空から、南の多摩丘陵の方面を眺めている。画面手前を横切る道は、都道41号の川崎街道にあたる。右端に「一宮」とあるのは一ノ宮村で、小野神社の鳥居が小さく見える。…… 川崎街道と多摩丘陵の間を流れる「大栗川」の橋を渡り、曲折する道を画面奥に進むと、「関戸」と記された村がある。…… その関戸村から右に尾根をたどると、山頂に「天守台」とある。桜ヶ丘一丁目の金比羅宮を鎮座している場所だ。」(「『江戸名所図会』でたずねる多摩」重信秀年著 けやき出版 p.106)

この絵で見る限りマツが多い。なな山は、中央やや右上のマツ林あたり。葛飾北斎の絵にマツが多いのも頷ける。

グーグル アースで角度を合わせてみると、富士山が現れ、右奥にある「秩父」は見えにくい。

大栗川・関戸周辺_GoogleMaps_2_800.png
グーグル アース。手前が聖蹟桜ヶ丘駅周辺、左中央が桜ヶ丘一丁目周辺。中央右の帝京大の赤茶色のビルの手前がなな山。

ちなみに、関戸の天守台は松が生い茂る山頂にある。

関戸天守台_2.jpg
関戸天守台

「社殿は参拝者が上っていく石段の上、峻険な山の頂の巨松の根元にある。眺望は抜群で、多摩川が左から右に流れ、府中宿をはじめ、武蔵野を一望に収める。」(「『江戸名所図会』でたずねる多摩」重信秀年著 けやき出版 p.110)

この天守台からの眺望は素晴らしい。関戸が交通の要所だったことに納得。

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手つかずの雑木林で境界石探しが活動のスタートだった! - 全活動記録をデータ化 [活動報告]

なな山緑地の会のみなさん

会創設時のなな山の様子がわかる写真が欲しい、とA田さんとK田さんに連絡したら、A田さんからみかん箱いっぱいの写真と文書が、K田さんからCD-ROMとUSBが渡されました。雑木林の雰囲気を表す写真数枚のつもりでしたが、膨大な量の資料に唖然。これから少しずつ整理していこうと思います。

まず第一弾として、活動開始時からの活動記録すべてをデータ化しました。これには、不足分のデータをM崎さんとK田さんから提供いただきました。

平成15年(2003年)12月14日の創刊号では、活動場所として「七山雑木林」とあり、創設したばかりの初々しさが溢れています。最初の作業は、境界石を探し出して活動エリアを確定すること。活動開始の意欲が伝わってきます。

この活動記録は、会員歴が長い人には懐かしく感じられるでしょう。また、短い人にはこれまでの苦労に思いを馳せることができ、今後なすべき方向や作業を検討する資料として役立つはずです。是非ご覧ください。

データはプライバシー保護のため、会員専用のサイトに置きました。
「活動記録」を開くと、活動記録の一覧が表示されます。記録は年ごとにまとめられています。読みたい年ファイルをダブルクリックすれば表示できるはずです。表示されない場合は、年ファイルをダウンロードしてご覧ください。

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創刊号

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カラー化第1号(2004年4月22日 グリーンボランティア講習特別号)

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環境悪化を招くテイクアウトゴミのポイ捨て! [よもやま話]

西の谷奥、道路と人家ののり面で草刈りしていた。背丈の高い草に隠れてビニール袋が出てきた。ゴミ袋だ。市指定のゴミ袋ではない。お菓子の袋や飲み物容器は見かけるが、20リットルほどのゴミ袋がそのまま落ちているのは珍しい。ポイ捨てか? 風で飛んできたのかも。

中を見ると、テイクアウトの弁当容器が多い。コロナ禍でテイクアウトが増えたのだろう。単身用マンションのゴミ置き場もテイクアウト容器のゴミが増えたという。

ゴミが溜まっている急斜面は、さらにゴミを呼び込みやすい。捨てても構わないと見えてしまうのだろう。道路脇の斜面や草地のゴミは見つけたら拾っているが、草を刈って見た目を良くするのが一番。きれいな場所にポイ捨てするのは忍びがたいはず。

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放置ゴミ

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不法投棄看板。2メートル弱の間隔で同じ看板が2つ立っている

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なな山緑地の6月15日、コクランが一輪咲いた! [木工クラブ]

なな山緑地のみなさん

相田です
コクランの花が一輪咲きました。
他のコクランもつぼみをたくさんつけていますが、花開く前に虫か病気か、皆首をたれ始めています。

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コクランの花

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コクランの群落

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センリョウのつぼみ

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整備の進んだシノダケ林。東の山バス通り近く

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オオバジャノヒゲ

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カシナガトラップにかかったカシナガ(10匹が水に浮いている)

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カシナガトラップにかかったカシナガ(数が数えられそう。水中に沈むものを含め約80匹)

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植物のデータベース検討会

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植物のデータベース検討会

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コクランの花。こんな写真が撮れていました。

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予定した作業が効率よく午前中で完了! 疲れた! - 活動記録(2021.6.13) [活動報告]

なな山緑地の会の皆さん

活動記録 No. 410 (2021/6/13) を作成しました。(M崎さん)

多摩市の新規感染者数の増加を週平均で見ると、先々週 (5/31~6/6) の 1.3人/日 から、先週 (6/7~6/13) は 2.7人/日 と倍増しいてます。感染力の強い変異種のためかも知れません。高齢者のワクチン接種が進んでいますが、気を緩めることなく感染防止を続けましょう。 

次の活動日は 2021年6月27日(日) です。
ではまた、なな山でお会いしましょう

活動概要:
バス通り沿いの刈払い・刈草の整理、シイタケ・ナメコ榾木の本伏せ、収穫野菜の分配等
参加者:
20人(男性12人、女性8人)
連絡事項:
1. 午前中の活動のみとする。湿度が高く蒸し暑いので、こまめな水分補給を。
2. バス通り側歩道沿いの草刈り(午前中で終わる範囲)。
3. 西側奥の信号機周りの草刈り。
4. シイタケ・ナメコ榾木の本伏せ。
5. ダイコン・エシャレット・ニラの収穫、梅の実は90%落ちてしまった。
6. ナラ枯れの経過観察の説明等。
感想:
6月の中半だが、今年は未だ梅雨入りの宣言が無いまま30℃を越える日々を迎えた。
今日は蒸し暑かったけれど、皆んな頑張って予定した作業を全て完了、半日でも効率の良い活動日となった。
シイタケの本伏せは中の谷よりも西の谷の方で成績が良い事が分かり、今年は西の谷の日陰に本伏せの場所を整備し、本伏せをした。
ナメコの榾木は、これまでと同じ中の谷の古い榾木の一部を取り除き、新しいホダ木を本伏せした。

ホダ木立てづくり.JPG
ホダ木立てづくり

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シイタケの本伏せ・西の谷

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ナメコの本伏せ・中の谷

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バス通り歩道の刈払い

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歩道の雑草取り

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刈払い後歩道の清掃

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のり面の刈払い

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のり面の刈払い

ダイコンの収穫.JPG
ダイコンの収穫

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ヒメヒオウギズイセン

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オカトラノオ

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桜ヶ丘第一保育園 なな山遊び - なな山だより《イベント・活動紹介》 [なな山だより]

桜ケ丘第一保育園 なな山で遊ぶ(1)
1月22日(金)10時前、春を思わせる暖かい日差しの中、桜ケ丘第一保育園の年長さん24人と先生3人がなな山にやって来た。広場に着いて「こんにちは!」、さっそく西の山へ。落葉の斜面でソリ滑り。恐る恐るソリに乗る。乗せる役の先生が「後ろに乗って、足を伸ばして前に掛ける」と乗る位置を修正。「それ!」と手を放すと勢いよく滑り出し見事下まで完走。子供たちはビックリ。滑りのコツを覚えた猛者たちが落葉のプールに突入する。その度にあちこちから「ヤッター!」の歓声と拍手。落葉まみれも気にせず起き上がる。「給食の時間に間に合わなくなる!」と先生の声。あっという間に1時間が過ぎる。最後になな山を一回りして冬の里山を探索し、山神さまにご挨拶。また来てね。
その頃、もう一組の子供たちが西の山で落葉シャワーを浴びていた。近所の百草台保育園の子供たち17人と先生。ソリ滑りがうらやましそう!今度は連絡してきてね。待っています。

桜ケ丘第一保育園 なな山で遊ぶ(2)
2月26日(金)9時30分、桜ケ丘第一保育園の年長さん24人と先生4人がなな山にやって来た。前回の1月は落葉滑りだったが今回は工作となな山探索がテーマ。探索が始まるとすぐに広場でストップ。「ドングリの殻が割れて赤いよ」と声をかけるとみんな屈んでドングリ探し。次に落葉だまりの前で「入っていいよ」と勧めるとふかふかの落葉に半身埋もれて踊っている。落葉を両手で抱え込んで友達に落葉のシャワー。みんな落葉まみれだ。思いっきり落葉のプールで遊んだ後探索開始、モミジイチゴの白い花を見てアズマネザサのトンネルをくぐる。ホダ木のシイタケ探しやカタツムリの幼虫に触れたり。最後は山の斜面を駆け回る。あっという間に時間が過ぎ、ブンブン独楽作りはお土産に。落葉のお土産みんなの洋服に付いていなかった?
   S子
   「なな山だより」52号(2021年5月)より

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斜面のソリ滑り

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赤いドングリ探し

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落葉のプールで遊ぶ子どもたち

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