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強風の影響で落ち枝・折損枝が多数! 片付け・片付け! 活動記録(2018.9.9) [活動報告]

なな山緑地の会の皆さん

 活動記録 No. 348 (2018/9/9) を作成しました。 (M崎さん)

 9月に入り朝晩の暑さは和らいできたが、夏バテのためか参加者が少ない感じだったが、最終的に20名になった。西の山では台風の強風により、沢山の落ち枝が散乱していた。中には径10cm弱の物も有り、人に当たれば危ないので、むしろ風で落ちてくれてありがたい、と思った。今年沢山のスイカを提供してくれた3株の根を掘り上げたら、3株ともに立派な根を張っていたので納得し、恵みに感謝した。

 二十四節気の一つである白露(9/8) は「このころから秋の気配が感じられ始める」と言われていますが、暑さに喘いでいた先週と変わって、急に秋が来てしまった感じです。食欲の秋とも言いますので、旨い物を食べて夏バテ気味な体を早く回復しましょう。

次の活動日は9月23日(日) です。
 ではまた、なな山でお会いしましょう。

活動概要:
飛び地の草刈り、西の山と歩道沿いの落ち枝の処理と清掃、スイカの収穫、標本展の打合せ等
参加者:
20人(男性11人、女性9人)
連絡事項:
1. 昨日に三方の森ふれんどまつりに協力してくれた方ご苦労様でした。
2. 道沿いの電柱でボヤが発生した報告-東電の責任。
3. 飛び地の草刈り。
4. 台風21号の影響による落ち枝、折損枝の処理。
5. スイカは全部収穫。
6. カボチャを収穫 1/4 に切り分け持ち帰る。
7. 標本プロジェクト-標本展の打合せ。
感想:
9月になり暑さも幾分和らいできた感じがするが、何時もより喉の渇きが早く感じられた。
強風の影響でバス通り沿いの歩道や西の山にかなり太い落ち枝が散乱して、直撃を食らったら危ない、とヘルメットに手が自然に伸びた。
スイカの根は3本とも立派で、沢山のスイカを提供してくれたが、試食出来るのも今日で終わりになった。
標本展の各項目の内容が決まったので、スケジュールに従い準備する。


住宅地内飛び地刈払い.JPG
住宅地内飛び地刈払い

刈払い後の飛び地.JPG
刈払い後の飛び地

今年最後のスイカ.JPG
今年最後のスイカ

沢山のスイカを生んだ3本の根.JPG
沢山のスイカを生んだ3本の根

切り分けられたスイカ.JPG
切り分けられたスイカ

標本展打合せ.JPG
標本展打合せ

バス通り歩道清掃.JPG
バス通り歩道清掃

歩道雑草取り.JPG
歩道雑草取り

落ち枝の処理.JPG
落ち枝の処理

落ち枝の処理2.JPG
落ち枝の処理

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シノダケ・ヒンメリ40 様々な多面体:その7 「変形立方体」の話 [シノダケ・ヒンメリ]

多面体が続きますが、今回は、下の図の立体模型がテーマです。
「変形立方体」という名称になっていました。

変形立方体.jpg
変形立方体

正方形6枚、正三角形32枚、でできた多面体です。前回の「立方8面体」より更に三角形の数が増えています。

ウキペディアでは、「正六面体の面をねじり、間に三角形を入れたような立体である。」とありました。

部材点数は、60本と少し増えます。

ウキペディア変形立方体.jpg
ウキペディア変形立方体

下の図のようになりました。
この形も面に正方形が6つ含まれているので、安定しません。

シノダケ・ヒンメリ変形立方体.jpg
シノダケ・ヒンメリ変形立方体

今回は、少し工夫して、筋違いをいれてみました。
正方形の面から球体の中心に向かって同じ寸法の部材を入れました。
更に、そうして出来る内側の6つの頂点を繋ぎました。

こんな形になりました。

筋違い入り変形立方体.jpg
筋違い入り変形立方体

≪レシピ≫は、
外側の「変形立方体」は、5cmで60本。
6面の突起も同寸で、5cmで24本。
更に内側の正8面体は、3cmで、12本となりました。

≪作り方≫は、
1、変形立方体を正方形一つを残して、ほぼ完成に近いところまで作ります。
2、6つの正方形に4本の筋違いを一つずつ作ります。
3、5つ作ったところで、正8面体の5つの頂点を結びます。
4、それをベースにして正8面体を完成させます。
5、6つ目の正方形の筋違いを内側から外側に向かって作ります。
6、最後の正方形を仕上げて完成です。
今回のレシピでは、内側の編み上げに随分苦労しました。
それだけに完成すると格別です。

参考までに「変形立方体」の展開図を示しておきます。

変形立方体の展開図.jpg
変形立方体の展開図

「多面体の模型」のホームページ
http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~math/toybox/polyhedron_soral/newpage3.html

  N山さん

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なな山緑地の会 2018年9月活動予定(追加) [活動予定]

暫定の9月の活動予定に追加しました。
遅くなりましたが、確認してください。

予告ですが、10月14日(日)定例活動日に「多摩の雑木林を歩く 秋編」(多摩グリーンボランティア森木会主催)をなな山緑地で開催します。参加者を公募し、相田ほかが案内します。「たな広報」9月5日号に募集案内が出ています。

9月1日(土)
和田緑地定例活動 9:00~15:00
9月8日(土)
三方の森ふれんどまつり 11:00~14:00
・近隣の夏祭り
・出店……シノダケ・ヒンメリなど木工工作
9月9日(日)
なな山緑地の定例活動 9:00~15:00
・東の山・草刈
・アズマネザサ間引き
・中の山間伐、落枝・倒木片付け
9月16日(日)
和田緑地定例活動 9:00~12:00
9月23日(日)
なな山緑地の定例活動 9:00~15:00
・東の山アズマネザサ間引き・草刈
・中の山間伐
・広場・西の谷草刈

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さすが子ども! 工作のコツ、飲み込みが速い! 三方の森ふれんどまつり報告 [連携イベント]

一心不乱にシノダケの穴に針金を通す子ども。三角形を作りながら組み合わせていく。「できた~!」。シノダケ・ヒンメリ6面体が完成。「この小さいのを入れるとカッコイイね」と声をかけると「作りたい!」。一度目は試行錯誤で平面を作りながら立体に仕上げていたが、二度目は覚えたばかりの作り方で次々と進む。小さいヒンメリを中に入れると、笑顔がこぼれる。

三方の森コミュニティ会館で開催の「第1回三方の森ふれんどまつり」に当会も協力。「木工細工」をテーマに、ブンブン独楽、めかい、シノダケ・ヒンメリの3つを製作するコーナーを担当。一部屋にテーブル3つをコの字にレイアウトし、イスに座りながら工作する。近所の百草団地や東寺方児童館の子どもたちが主役。迎えるのは、夏祭り活動はじめてという中高年齢者が多い。準備に関わる人の数は半端なく多く盛り上がっている。

手品などの各種イベントで子どもたちは大忙し。製作をいったん中止してイベントに参加し、戻って続きを再開と慌ただしい子どももいたが、工作の面白さが伝わったかも。準備した材料が足りなくなる不安も出てくるほどだった。
A木(賢)さん、I田さん、I井さん、K田さん、T木さん、M岡さん、M崎さん、Y元さん、お疲れさまでした。(S子記)

なな山の案内表示_350.jpg
なな山の案内表示

めかい、ヒンメリは吊るして展示.JPG
めかい、ヒンメリは吊るして展示

メカイ、ヒンメリコーナー.JPG
メカイ、ヒンメリコーナー

ブンブン独楽コーナー.JPG
ブンブン独楽コーナー

コマの回し方の指導.JPG
コマの回し方の指導

ヒンメリの製作指導2.JPG
ヒンメリの製作指導

ヒンメリ製作指導_350.jpg
ヒンメリ製作指導

ヒンメリの完成を喜ぶ - コピー.JPG
ヒンメリの完成を喜ぶ

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なな山緑地の会 2018年9月活動予定 [活動予定]

皆さん

9月の活動予定です。

猛暑に豪雨、台風に地震、と稀にみる夏そして秋です。
なな山も秋を迎え、活動しやすい季節になりました。
里山を散策しながら秋を探してみましょう。

7日時点で分かっている予定を掲載します。
あとで追加がありますので、チェックしてください。

9月8日(土)
三方の森ふれんどまつり 11:00~14:00
・近隣の夏祭り
・出店……シノダケ・ヒンメリなど木工工作
9月9日(日)
なな山緑地の定例活動 9:00~15:00
・西の山・西の谷散策の道草刈
・自然観察しながら、落枝・倒木片付け
9月23日(日)
なな山緑地の定例活動 9:00~15:00
・植物観察
・散策・作業通路草刈
・広場・西の谷草刈

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ミョウガのはなし  -アトリエN- [アトリエN]

 釈迦の弟子のひとり、周梨槃特(シュリハンドク)は、物忘れがひどく、お経が覚えられないだけでなく、自分の名前さえすぐ忘れてしまうので、自分の名を書いた木の札を首から下げているほどであった。ところが彼は、その札をぶら下げていることまで忘れてしまうのである。しかしそんな彼が、ついには煩悩まで忘れてしまったために、他の高弟に先駆けて悟りを拓いたという。凡人の私には信じられない話である。私などは自分の肉親の顔を忘れても、煩悩を忘れることはない。それだけは自信をもって言うことができる。
 周梨槃特が首から下げていた木の札を「名荷」といい、人々は彼の墓から生えてきた植物を「茗荷」と呼んだ。
 茗荷を食べると物忘れをするというのは、この周梨槃特の言い伝えから来ているようだが、落語「茗荷宿屋」では、大金を持ったお客に茗荷を食べさせて、財布を忘れさせようと奮闘する宿屋の主人が登場する。件のお客は茗荷を食べすぎて、宿代を払うのを忘れて行ってしまった・というオチである。
 ミョウガはショウガ科ショウガ属の植物で、香りの強いほうを兄の香「せのか」、弱いほうを妹の香「めのか」と呼んだのが、いつしか「ショウガ」「ミョウガ」になってしまったという、もう一つの説があるが、むしろこちらのほうが真実に近いのかもしれない。
 ミョウガを食べると物忘れをするというのはあくまで俗説で、実際にはそんなことはない。むしろ集中力を高め、眠気を覚まし、ストレスや神経疲労・夏バテ解消・エアコン負けなどに効果があるという。
 赤っぽい芽のような形のミョウガは、花蕾である。我々が食べるのは、ミョウガの花なのだ。
 ショウガが世界中で利用されているのに対し、ミョウガは中国・朝鮮・日本などで食べられているに過ぎないが、その独特の香りが敬遠されているのに加え、栽培が難しいことも影響しているようだ。
 さて、猛暑が続いている。
 今夜の食事には、ソーメンでも茹でることにしようか。薬味にはミョウガを刻んで、つかの間暑さを忘れることとしよう。
  N田さん

ミョウガ.jpg
ミョウガ。提供:「写真素材足成」http://www.ashinari.com

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カナムグラ(雄株) -植物標本- [なな山緑地の植物標本]

植物標本は、植物がその時その場所に生えていたことの証であり、地域の自然環境の歴史的変化を知る唯一の手がかりとなっています。なな山緑地の会では、2016年より緑地内の植物調査を兼ねて牧野標本館へ寄贈するべく植物標本を作っています。
制作:なな山緑地の会 植物標本プロジェクト
同定協力:内野秀重さん

このコーナーでは、2016~2017年制作した標本を随時紹介していきます。原本をご覧になりたい方は、N原さんに声をかけてください。

PC220020_カナムグラ(雄株).jpg
カナムグラ(雄株)アサ科
採集日:
2017年 9月24日
生育環境:
アズマネザサを刈り取った跡地、谷
ノート:
つる性植物と一緒に生育
整理番号:
No. 32

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シノダケ・ヒンメリ39 様々な多面体:その6 「立方8面体」の話 [シノダケ・ヒンメリ]

今回は、下の図の立体模型がテーマです。
「立方8面体」という名称になっていました。
正方形6枚、正三角形8枚、でできた多面体です。

立体模型・立方8面体.jpg
立体模型・立方8面体

正方形で観ると、「正6面体」が辺を共有する6面体だとすると、「立方8面体」は頂点を共有する6面体ともいえます。
部材点数は、24本と作るのは簡単です。
下の図のようになりました。

立方8面体.jpg
立方8面体

ですが、正方形が含まれることから安定しません。
今回は、少し工夫して、筋違いをいれ、安定させて、正方形の面に突起を付けてみました。

こんな形になりました。
6つの正方形から4角錐を立てたのですから、6角星です。(いわゆる、十字星でもあります。ややっこしいですかね、)

6角星.jpg
6角星

ここで終わっても好いのですが、更に各頂点を結びました。お分かり頂けると思いますが、「正8面体」の中に収まることとなります。

頂点を結び正8面体に収める.jpg
頂点を結び正8面体に収める

今回の≪レシピ≫は、
中の「立方8面体」は、3cmで24本。
6面の突起は、6cmで24本。
外側の正8面体は、11.6cmで、12本となりました。

これまで正8面体の中に正六面体に突起を付けた6角星をいくつか作ってきたのですが、少し趣の違うものになったと言えるでしょうか(?)。

参考までに「立方8面体」の展開図を示しておきます。

立方8面体の展開図.jpg
立方8面体の展開図

「多面体の模型」のホームページ
http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~math/toybox/polyhedron_soral/newpage3.html

  N山さん

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