東の谷のシノダケ林から・よもやま話 [よもやま話]
最近、何人かの方から「東の山がキレイになっているね」という話を頂きました。
数年前から進めて来たシノダケ林の整備がやっと目に見える形になってきたようです。
そんなことから、東の山(ここでは、東の谷)のシノダケ林の整備について話をさせて頂くことにします。
中の山との境、右手が東の谷のシノダケ林
なな山のシノダケ林は、これまで多摩めかいの会のヒネ材の原料として刈り取られるほか、ドント焼の材料としても使われていました。
そんな中で、ドント焼の材料を採る際にどうしても総刈りの状態になり、東の谷の一部が広場状になってしまいました。
総刈りすると、また生えてくるには時間が掛ることが分かってきました。
総刈りして5年経った場所のシノダケの様子
一方、めかい用のヒネづくりの材料は、一年ものを使うことが好いとされているのですが、シノダケのヤブ状態に阻まれて中に入って取ることが難しい、そんな状況になっていました。
そんなことから、最初は、園路を増やすことにしました。
そこで分かったことですが、シノダケのヤブでは、弦類が繁茂しており、落枝に落ち葉が重なるなどして、頭を大きく曲げたシノダケが多いのです。そのために枯れたまま立っていたり、若い竹が途中で成長できなくなったりということが起こっていました。
枯れたシノダケで先の見えないヤブ状態のシノダケ林
そんなことから、シノダケ林を間伐して整備する方法を模索し始めました。
それが一昨年くらいからの取り組みでしたが、今年は、中の山との間の道の東の谷側の斜面の間伐に時間を掛けました。
きっと、それが目に見えた形となったのでしょう。
こうして出来上がったのが下の写真の様なシノダケ林の作り出す景色です。林床に光が入っているのが分かります。
シノダケ林の間伐後の姿
今では、これまで永い間手付かずのままだった東の谷のバス通りに近い一番南の区域にも手が入るところまで来ました。
手前が間伐後、奥は手つかずのシノダケ林
こんなふうにシノダケが健やかに育つ環境づくりをしばらくの間続けて行こうと考えているところです。
次回は、間伐の様子を詳しく話したいと思います。
N山さん
数年前から進めて来たシノダケ林の整備がやっと目に見える形になってきたようです。
そんなことから、東の山(ここでは、東の谷)のシノダケ林の整備について話をさせて頂くことにします。
中の山との境、右手が東の谷のシノダケ林
なな山のシノダケ林は、これまで多摩めかいの会のヒネ材の原料として刈り取られるほか、ドント焼の材料としても使われていました。
そんな中で、ドント焼の材料を採る際にどうしても総刈りの状態になり、東の谷の一部が広場状になってしまいました。
総刈りすると、また生えてくるには時間が掛ることが分かってきました。
総刈りして5年経った場所のシノダケの様子
一方、めかい用のヒネづくりの材料は、一年ものを使うことが好いとされているのですが、シノダケのヤブ状態に阻まれて中に入って取ることが難しい、そんな状況になっていました。
そんなことから、最初は、園路を増やすことにしました。
そこで分かったことですが、シノダケのヤブでは、弦類が繁茂しており、落枝に落ち葉が重なるなどして、頭を大きく曲げたシノダケが多いのです。そのために枯れたまま立っていたり、若い竹が途中で成長できなくなったりということが起こっていました。
枯れたシノダケで先の見えないヤブ状態のシノダケ林
そんなことから、シノダケ林を間伐して整備する方法を模索し始めました。
それが一昨年くらいからの取り組みでしたが、今年は、中の山との間の道の東の谷側の斜面の間伐に時間を掛けました。
きっと、それが目に見えた形となったのでしょう。
こうして出来上がったのが下の写真の様なシノダケ林の作り出す景色です。林床に光が入っているのが分かります。
シノダケ林の間伐後の姿
今では、これまで永い間手付かずのままだった東の谷のバス通りに近い一番南の区域にも手が入るところまで来ました。
手前が間伐後、奥は手つかずのシノダケ林
こんなふうにシノダケが健やかに育つ環境づくりをしばらくの間続けて行こうと考えているところです。
次回は、間伐の様子を詳しく話したいと思います。
N山さん